春遠からじ

1月から3月というのは、よく言われるとおり、時間のたつのが早く感じますね。

立春も過ぎると、とたんに日が長くなり、どことなく春めいてきて、おそるおそる

体の節々が伸びを始めたと思っていたら…

「バキッ」 土曜日の朝、フトンの中で背伸びして、起き上がろうとして…  

なに?やっちまったなあ~

腰をいためてしまった。以前やったときに比べたら、軽症のものの、前かがみで

そろりそろり歩く姿は、いやはや情けない。長い長い進化の歴史のなかで、

人間は二足歩行を掴み取ったのだろうけど、こういう時のために、あるいは、

気が向いた時には、四足歩行もまたあり、みたいであってもいいんじゃないか。

だって、二足歩行ゆえに、腰やら、頚椎やらを痛めてしまうらしいし、

なにより、人間だけが年がら年中発情期というのも、二足歩行によって、

女性の乳房が丸見えになったからだ、ということを聞いたことがある。

我が家の愛犬チコちゃんの軽快な動きや、本能むき出しの力強い生き方をを見ていると、

果たしてどちらが動物的に優れているのかわからなくなる。

もちろん、チコちゃんのほうが数段立派だろう。


どうしても出かけなければならない用事が出来て、ダンナと次女エリさんと末っ子みーこを

伴って、午後からは大分へ。用事を済ませたあと、前から行きたかったお店へ向かった。

気分はウキウキなんだけど、なんせ腰が痛い。まあ、これくらいのほうがテンションあがり

すぎなくてちょうどいいかも。

かわいいドアを開けると、奥のカウンターに座ってランチ中のご婦人発見。

見た瞬間、胸はドキッ!腰はズキッ!

以前うちのお店にもよくお見えくださったとってもかわいい女性の方だ。間違いない。

と確信したものの、お邪魔になってはいけないと思い、お店の中を見て廻って

帰り間際に思い切って声をかけた。やっぱり、そうだった。

やっぱりかわいかった。落ち着いた物腰と女性らしい装いはあの頃と同じだった。

お店もとってもかわいくて、今度体調のいい時にゆっくり行ってみたい。


長い過酷な冬は、耐えて耐えて、準備して、春になって一斉に力を解き放ち、

また生きていく歴史を刻むために必要な季節。

繰り返し繰り返し行う営みは、それが普遍的であっていいものだけの特権。

私はこの冬の間、何に耐え、何を準備したのだろう。春になってどんな歴史を刻むため?

これで変わらなくていい、これでずっといい、と思えるものをまだ持っていない私は

まだまだ変わり続けなくてはならないのだろう。普遍的なもの。これが一番難しい。

たまに四足歩行してみよう、なんて言ってる私には、それはとうてい難しい。
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by morinotomosibi07 | 2009-02-10 14:14 | 自分のこと  

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