き・も・の

毎週の図書館通いも恒例になり、目についた本は手当たり次第借りてくる。

ふと目にとまった本、「平成着物図鑑」 「ふだん着物の楽しみ方」 「豆千代の着物モダン」

改めて、着物の素晴らしさに目を奪われた。いやほんと素晴らしい。

着物や帯のそれぞれの美しさもさることながら、その組み合わせのおもしろさや奥深さは

言葉ではいいあらわせない。新しいツボ発見!て感じだ。

また、帯揚げ、帯締め、帯留め、半襟、足袋、草履、バッグなどの小物の愛らしさといったら、

眺めているだけで、もう心がドキドキする。

洋服を見て、ここまでドキドキしたことなど今まであっただろうか。

少しまえから、着物っていいなあとは思っていた。

成人式に振袖を着たのと、妹と弟の結婚式に留袖を着たのと、祖父のお葬式に喪服を着たのと

子供の入学式に色無地を着たのと、数えるほどしか、着物を着たことがないけれど、

歳を重ねるごとになんとなく着物のことが気になりだしたのだ。

少し前に母に頼んで、着られそうな着物を実家から送ってもらった。

銘仙や色無地やポリエステルのや木綿や縮緬の羽織やらが送られてきたのだけれど、

どれもこれも裄がや丈が短くて、私には着られそうになかったのだけれど、

ピンクの色無地だけは、私の娘時代に母がこしらえてくれたものだったらしく、

サイズがピッタリだった。

「え~ピンク?」と思っていたけれど、帯によっては粋に着られそうだと、本を見ながら思った。

すると、何が何でも着物が着たくなって、体がウズウズ。

なんでも、リサイクルショップやインターネットで安く手に入るらしいので、似合いそうな帯を

探してみようと思う。母の帯を譲ってもらうことも考えようと思う。

私の記憶では、母も祖母も昔は普通に着物を着ていた。その上に真っ白な割烹着をはおって。

母などは、妊娠中に着物を着ていた記憶がある。なるほど、着物だと、お腹周りの調節が

楽にできるから、妊婦にはもってこいだ。

この歳になると、かしこまった時やちょっとおしゃれしたい時に、変に安っぽい服を着るよりは

着物を着たりなんかすると、なんてかっこいいんだろうと思う。ふだんにもさりげなく着物を着られたら

どんなに素敵で粋なおばさんだろう。それで小唄か三味線なんぞ嗜んだりしたら、完璧だ。

と、着物ライフの妄想はどんどんふくらみ、近頃は本を眺めては、ドキドキする日々を

送っている。

群ようこさんの「着物が欲しい!」という本もおもしろかった。

ただ、群さんの着物へののめりこみとつぎ込んだお金のことを考えると、着物の世界の

怖い一面を見た気がして、素人の貧乏人が簡単に入れる世界ではないのかと、ちょっと

気がひけたけれど。

でも、洋服がなかった時代には、普通に着てたんだから、怖れることはないし、

なにより、着物の持つ独特の文化に触れるのは、刺激的で、魅力的で、創造的だ。

とりあえず、自分で着物が着れるように、練習して、いつかサラっと着物をはおって

テレテレと街を歩いてみたい。

「またひとつしたいことが増えたんですか?」とダンナに言われそうだ。
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by morinotomosibi07 | 2009-03-31 21:17 | 自分のこと  

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