伝統ってやつは
2009年 04月 21日
依然として着物に対する憧れや興味が増大するなか、図書館に行っちゃあ、その筋の本を物色。
色のことや染めについてのコーナーにあった「着物と日本の色」という本がおもしろかった。
年代物の着物の美しさもさることながら、古来の色の呼び名が興味深い。
ひとくちに「青」といっても、色々ある。馴染み深いのが藍色で、なんとなくわかるのが、瑠璃色、
浅葱色。花浅葱とか、はなだ色なんかがあるけど、聞いただけでは果たしてどんな色かわかりゃしない。
これが英語で言うと、不思議なことにピンとくる。
花浅葱とはセルリアン・ブルー。はなだ色はサファイア・ブルーときた。
ちなみに藍色はマリン・ブルーで、瑠璃色はコバルト・ブルー、浅葱色はブルー・ターコイズだ。
他にも、新橋色はシアン・ブルー、紅掛空色はサルビア・ブルー、かめのぞきは、ホライゾン・ブルー
なんてのがある。いやあ、うまいこと言ったもんだ。
「赤」のなかにも素晴らしいネーミングの色たちがある。韓紅花(からくれない)=ローズ・レッド、
蘇芳色(すおういろ)=ラズベリー・レッド。
日本語だと難しくてわかりづらい色も、英語だと「あーあーそんな感じの色ね」とわかる気がするのも
変なもんだが、日本の伝統的な色の名もなかなかどうして、素敵じゃないか。
そんな色別に着物が紹介されていて、ページをめくるたびにドキドキする。
色の世界も摩訶不思議で奥が深いやね。いい本に出会ったなと思った。
伝統文化つながりかどうか、そっち系に勢いづいてしまった私は、「歌舞伎にアクセス」という本も
読んでみたりなんかした。これがわかりやすかったし、おもしろかった。
その話はまた後ほどということで、とりあえず、今猛烈に歌舞伎が見て見たい。
できれば着物なんぞ着て。だれか私を歌舞伎に連れていってくれ~
色のことや染めについてのコーナーにあった「着物と日本の色」という本がおもしろかった。
年代物の着物の美しさもさることながら、古来の色の呼び名が興味深い。
ひとくちに「青」といっても、色々ある。馴染み深いのが藍色で、なんとなくわかるのが、瑠璃色、
浅葱色。花浅葱とか、はなだ色なんかがあるけど、聞いただけでは果たしてどんな色かわかりゃしない。
これが英語で言うと、不思議なことにピンとくる。
花浅葱とはセルリアン・ブルー。はなだ色はサファイア・ブルーときた。
ちなみに藍色はマリン・ブルーで、瑠璃色はコバルト・ブルー、浅葱色はブルー・ターコイズだ。
他にも、新橋色はシアン・ブルー、紅掛空色はサルビア・ブルー、かめのぞきは、ホライゾン・ブルー
なんてのがある。いやあ、うまいこと言ったもんだ。
「赤」のなかにも素晴らしいネーミングの色たちがある。韓紅花(からくれない)=ローズ・レッド、
蘇芳色(すおういろ)=ラズベリー・レッド。
日本語だと難しくてわかりづらい色も、英語だと「あーあーそんな感じの色ね」とわかる気がするのも
変なもんだが、日本の伝統的な色の名もなかなかどうして、素敵じゃないか。
そんな色別に着物が紹介されていて、ページをめくるたびにドキドキする。
色の世界も摩訶不思議で奥が深いやね。いい本に出会ったなと思った。
伝統文化つながりかどうか、そっち系に勢いづいてしまった私は、「歌舞伎にアクセス」という本も
読んでみたりなんかした。これがわかりやすかったし、おもしろかった。
その話はまた後ほどということで、とりあえず、今猛烈に歌舞伎が見て見たい。
できれば着物なんぞ着て。だれか私を歌舞伎に連れていってくれ~
by morinotomosibi07 | 2009-04-21 14:37 | 世の中のこと