南極料理人

「ごはんにしよう。」~映画「南極料理人」のレシピ~  という本を読んだ。
映画の話はチラホラでてくるが、要するに映画の中で隊員の人たちが食べた
料理のレシピ本だ。
映画「かもめ食堂」のフードスタイリングもされた方の手による本。
表紙には、氷上で遊ぶ隊員のたちの様子の上にオーバーラップして
デ~ンと「おにぎり」の写真がある。「かもめ食堂」でも「おにぎり」がでてきた。
この映画はまだ観ていないが、氷に閉ざされた世界の中で、数少ない楽しみのひとつは
食べることなんだろう。
いろんなものを食べたいと思うだろうが、そこはやっぱ、「おにぎり」だろう。
裏表紙には「豚汁」の写真。あ~それもいい。
身も心も凍る極寒の中での作業を終えて、ペコペコのお腹で食堂に入ったとき
おにぎりと豚汁があったら、言うことないでしょ。
遠く離れた日本が無性に恋しくなったりする。
「おにぎり」は日本人のソウルフードなのかもしれない。

そして、「究極の晩ごはん」と命名されたある日のメニューとは…
レンコンの金平、いかのうにあえ、春菊とたけのこの酢みそ和え、ミニトマトときゅうりの
マリネ、刺身、天ぷら、角煮、ぶりの照り焼き、あさりの味噌汁

豪華といえば豪華な献立だが、けっこう普段食べているものばかりだ。
これらを料理人「西村」さんが、食に対して、無頓着になっている隊員たちのために
大皿ではなく小鉢に一品づつ、きれいに盛りつける。
テーブルに所狭しと並んだ料理は、白一色の外の世界から戻ってきた隊員たちの目には
どれほど鮮やかだっただろう。私はそういうことを連想しながら、このページの料理を
眺めていた。なんとも美しい色だ。その香りにもきっと疲れを忘れて、
食欲をそそれらたことだろう。
食べることや作ることをおろそかにしてはいけないな、とあらためて思った。
食べてくれる人がいる、作ってくれる人がいる。なんて幸せなことだろう。
感謝。感謝。
それから、食材を作ってくれている農家の人や獲ってきてくれる漁師さんたちにも。
感謝。感謝。

それから、それから。
料理人の西村さん。「南極料理人」とPCで打ったら、最初「難局料理人」と出ました。
まさにそういう感じだったのでしょうね。ご苦労様です。
隊員の皆様。どんなお仕事されてるのかほんとのとこよく知らないのですが、大変なことだけは
わかります。どうもご苦労さまです。
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by morinotomosibi07 | 2009-08-28 17:00 | 世の中のこと  

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