女はつらいよ

先週は久しぶりに、私が師と仰ぐ方がお見えくださって、

ほんとに久しぶりにランチに行った。

ずっと専業主婦だった私が、もう何年前?8年前くらいかな。

初めてパートに出た時に、そこでバリバリ働くキャリアウーマンの方。

その仕事ぶりと人柄にめちゃくちゃ惹かれ、その方もいたく私を

かわいがってくださって、以来お付き合いさせていただいている。

仕事がつらい時、つらいって言わなくても、「あのね、ここでのことは

あの大通り出たら忘れて、すーっと家に帰るのよ」って、さりげなく

言ってくれた。「あなた、おもしろいわ。それでいいわ。」って大きな声で

笑ってくれて、(あっ、笑う所、いっしょだ)って、同じ価値観に安心した。

仕事でミスッたら、「ちょっと待ったー。おねえさん、しっかりしてね」

と、さりげなく仕事の厳しさを教えてくれた。

ちょっとづつ、外の世界が見えてきて、働くことの喜びや女性の大変さも

味わうことができて、私にとって踏み出せなかった一歩が、ほんとに

大きな一歩として踏み出せたのは、この方のおかげだった。

もうひとり、師と仰ぐ方は、中学の時の英語の先生。

子どもさんがいらっしゃらなかったせいか、やっぱり私をいたくかわいがって

下さって、おうちにも呼んでくださってケーキを焼いてくれたり

私の家にも用事もないのに、よく見えて、母が「また、なんかやらかしたのか」

とハラハラしてた。いつも、ひざ上のピタっとしたスカート履いていて、

英語の発音がばっちりで、その口元をウットリ眺めた。

ワルの男子にも、けっしてひるまなかった。

私がボーっとしてると「どうした?恋でもした?」って、聞いてくれて、

「ちがう。フラレタ‥ 」って、廊下で泣いた。

その先生がやっぱり8年位前に「私、燃え尽きちゃって、教師やめたのよ」って、

お電話くれた。だから、私が先生をとても尊敬していたこと、いつも先生の

ようになりたいと思ってがんばってきたことを手紙に書いて送ったら、

「あなたの手紙で元気がでました。ボランティアで英語の講師をはじめました。

ケーキも焼いて持って行きました」って返事が来た。

女性が、特に家庭を持った女性が働くということは、とても大変なことで、

大きな犠牲や代償を払わなければならないけれど、

自立した女性の姿は美しく、輝いていると、わが師を思い起こしながら、

二人のように、優しくて、おおらかで、知性のある女性に

私も少しづつ近付きたいと思うのです。

今日も今日とて、私の顔を見れば「飯は?」って聞くだんなに、

「それしか言えないのか」と悲しくなるけれど、

わが師なら黙ってめちゃくちゃウマイご飯つくるんだろうなと思って、

このようなことを考えた次第です。


小春さんも素敵なキャリアウーマンです。そのかたわら、とっても素敵な

作品を作られています。私へのプレゼントに私の好きな色合いでポーチを

作ってくれました。

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by morinotomosibi07 | 2007-06-26 14:43 | 自分のこと  

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