決断のとき

朝から張り切って外まわりをそうじしたら、頭がガンガンしてきて

また寝たり起きたり。その間、家中が黄色いペンキで塗られる夢を見た。

なんか足音が近付いてきて、うそっ!犯人か?目を開けようとしたけど

口が半開きになってパクパクしてる。いい香りもしてきた。

なんか覚えがある香りだぞ。夢か現実かワケがわからなくなってたら、

次女エリさんが「Sさん来てるよ」

「この香りはやっぱりそうか」 でもしばらく起き上がれないでいると

案の定、だんなといつものように、ベランダでタバコ吸いながら、

歓談してるみたいだ。だんなは息子のようにかわいがってるけど、私だって、

息子だったらいいなっていつも思ってるんだから。ご飯どうしてるとか、

結婚はまだかとか、気になってることあるんだから。

いいんだ、いいんだ、どうせ私の入るスキはないんだ。と思って

また、寝たり起きたりしていると、末っ子ミーコから電話。

「迎えに来て」「いやあ、ちょっと具合悪くてさあ‥」と言って説明してたら

電話がきれたもんだから、仕方ない、迎えに行くか。

と、二階にあがって、「あら、Sさん。こんにちわ」

あいかわらずのイケメンぶりにちょっと元気出てきた。

ミーコとお友達二人も乗せて帰ってきたら、さっそく3人で水着に

着替えて、水遊びを始めた。それを見たSさんは、「シャッターチャンス!」

と言って、外へ飛び出し、「オレにかけるなよー」と大騒ぎ。

時々ズキーンと頭の芯が痛いけど、完璧な夏にこれ以上めげるわけにも

いかず、大声で「こらー」って言ってみた。

夜ほんとの息子を迎えに行く途中、ピンクのジャージを着て

走ってる素敵なおばさまを見かけ、感動した。

日も沈んだはずなのに、扇山の山肌の若葉の黄緑色がまだ鮮やかに

照らされているようにくっきりと見えて、また感動した。

人の力を借りずに、自分自身で輝くってことは、相当な努力が

いるんだと思ったら、今日私は何をしたんだろうと、むなしくなった。

せめて、夕飯はしっかりつくろうと、三女のリクエストに答え、

「焼きおにぎりのあんかけ」にした。

おにぎりのなかに、鶏のそぼろをいれて、焼き色をつけ、

なめことねぎのはいったあんをかける。あと塩サケや大根のサラダや厚焼き卵や

なすの即席漬け。みんな「おいしい~」って言ってくれて、ちょっと充実感。

Sさんにも食べてもらいたかったと思った。

だんなと二人してならんでいるのを見ていたら、ふとだんなの若い頃を

思い出し、あのスタート地点からわたしたち今どのあたりを走っているんだろうかって

考えた。昔は終わりのないゴールに思えたけれど、今は先のないゴール地点に

ひたすら近付いているのかなって思えて、もういっそ立ち止まろうかと

重い足をひきずっているように思える。

でも、立ち止まるわけにもいかないので、じゃあ、もう一回、終わりのない

ゴールに向かって、スタート切ろうかな、ってベランダでタバコ吸ってるだんなを

見て思った。その時がもうすぐそこにやってきている気がする。


夏はキャンドルもお休みかな。Sさんは、favのお香を買っていかれました。
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by morinotomosibi07 | 2007-06-29 23:26 | ダンナのこと  

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