チューリップを聞くと

やたらめったら、悲しかった3月。

長男ケイさんが旅立った日の夜、テレビをボーっと見ていたら

「チューリップ」の再結成記念ライブをやってた。

いや~久々聞くけど、やっぱいいよなあ。

男、女関係なく、友達は多かった高校時代。だけど、

恋の方はからっきし。失恋ばっかの青春時代。

傷付いたハートに染みたねえ、チューリップの歌は。

とか考えてたら、ふと私がどんな想いでチューリップを聞いてたか

母は知ってただろうか、って思った。友達と遊び回ってばかりいたけど

悲しい歌や切ない歌に自分の心移して、どうにもならないことがこの世の中には

あるんだって、欲しくても手に入れられないものがあるんだって、

それでもあきらめられないことがあるんだって、自分に言い聞かせて

だから毎日この歌聞いてるんだってって、母は思いもよらなかっただろうな。

じゃ、私は母のこと、どれだけわかってただろうか。いつも口やかましい、

泣き言は通じない頑なな母が時折見せる寂しそうな背中に

胸がザワザワしたことはあるけど、「なにかあったの?」と聞くのが

怖くて、知らん顔して通りすぎた。

自分のことで精一杯だったあの頃、この世の中で一番不幸なのは私で

それは母のせいでもあるんじゃないかと、恨みがましいことばかり

考えてたあの頃。

だけど、それでいいんだ、いいんだよ、って今の私があの頃の私に

母のかわりに言ってあげたい。そうやって自分で自分の人生切り開いて

いくんだよ、って。私は私で自分の人生歩いてきたし、これからも

歩いていくんだよって、母からの言葉としてあの頃の私に言ってあげたい。

そして、今自分の子供たちにも同じこと言ってあげたい。

自分のことに一生懸命でいいんだよ。夢に向かってどんどん

歩いていきなさい。自分の力を信じて、努力を忘れないで、

そしていつもだれかが見守り、支えてくれていることに感謝しながら。

このまま時間が止まればいいのにって時々思ってしまったりする

私のことなんか、なあんもとりあってくれなくてもいいから。

てなことがチューリップを聞きながら、頭のなかをかけめぐったのでした。


とりあってくれなくてもいい、とか言ってる矢先、三女ユリ氏が

昨日につづき、「おかあさん、ジム行こう」と誘ってくれたので

またもや行くことになりました。では、このへんで。
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by morinotomosibi07 | 2008-04-04 14:00 | 自分のこと  

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