青春の日々

図書館で借りてきた本のなかに好きな料理家のひとり、飛田和緒さんの本がある。

「フーディストTV」でたまにお見かけするが、素朴な家庭料理をセンスよく紹介されている。

いつぞやはお子さんが生まれていっしょにTVに出られていたので驚いた。

そのお子さんが生まれてから一歳くらいまでの間のご家庭での料理を紹介されている

本なのだが、いやはやお子さんのかわいいこと。そして栄養と愛情をいっぱい受けて

丸々と元気だこと。離乳食を難しいことと考えず、大人の食事をつくるついでにサッと

作るという料理は、まさに栄養たっぷり、愛情たっぷり。海の近くのおうちのせいか、

お魚が大好きとか。栄養素ががギュっとつまった、凝縮されたようなその小さな体は

それだけでもう人間としての基本が出来上がっているような感じだ。

うちの子供は末っ子みーことケイさんを除けば、ほぼみな魚が苦手。かくいう私も

キライではないが、あまり食べたいと思わないので、わが家は魚料理がほとんどない。

経済的に余裕があったときは、新鮮な刺身が時々登場してはいたが。

今からでも間に合うか。とっくに離乳した子供たちだけど、人間の基本的な部分、

健康な精神と体をつくるために、おいしい魚料理をもっと勉強しようかな。

それから、飛田さんは聞くところによると、20才までバレリーナとして舞台に立たれていた

らしい。そんな華やかさを感じないので、ちょっと驚いた。だって、私だったら、自慢しまくり~

で、料理の合間に180度開脚を披露したり、アラベスクのポーズをとったり、クルクルと

わけもなく回ってみせたりするだろう。何をかくそう、私も高校生の頃、某歌劇団に憧れ

バレエ教室の門を友人とたたいた。友人はもともと体が柔らかく、上達も早かったけれど、

私は切なくなるほど柔軟性のかけらもなく、来る日も来る日もストレッチの日々。

発表会では、もちろん出番などあるはずもなく、小さい踊り子さんたちのメイクと着付けの

お手伝いに奔走した、あの青春の日々…。歌劇団への入団の夢はあっけなく終わりを

告げ、次に目指したのは、歌手デビュー。友達と二人でデュエットを組み、放課後校舎の

テラスで歌いまくった。練習曲は「好きよ、キャプテン」(双子の歌手が歌ってた。名前が

でてこない) なぜか、私たちを応援してくれる人たちが何人か現れ、厳しい駄目だしやら

アドバイスをくれたりなんかした。何ヶ月も練習した。

そのかいあって、「行けるんじゃない?」と応援団が言ってくれて、「じゃそろそろ応募しようか」

と「スター誕生」というオーディション番組への応募準備に入ったある日の朝、その番組で

歌う二人組みが。私たちと同じ年頃。雰囲気も似てるじゃないか。

そう。これが後のご存知「ピンクレディー」のミーちゃんとケイちゃんだ。

「や、や、やられた~」 「先を越された~」 

こうして、私たちの新たな夢もむなしく消え去り、その後は母に叱られながら、来る日も

来る日もピンクレディーのマネをしたあの青春の日々。

話が大幅にそれたようだが、これもまだ間に合うか。デビューはできなくとも、

時々、ほんとに時々洋子先生のダンス教室にも行けるし、体も柔らかいことに越したことは

ないので、風呂上りにストレッチでも再開するかな。
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by morinotomosibi07 | 2008-08-29 14:25 | 自分のこと  

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