2007年 09月 10日 ( 1 )

 

最後にビックリ

朝夕、めっきり涼しくなったのは、言うまでもないけど、

日中はけっこう暑いやね、とふと見上げた空には、

もう入道雲は姿を消し、筆でサァーっと書いたような雲が

幾筋も浮かんでいる。別府湾の朝日もイラッとくるような

まぶしさではなく、おだやかなオレンジ色で、それを映し出す

海の色も鮮やかだけど、優しい色合い。

「うあー、見て、ケイさん」と言いそうになったけど、

私らそんなことに心奪われてる場合じゃないことは、

「うん?ああ」とケイさんの気のない返事で気付かされる前に気付いたもんね。


早朝に季節感のない格好で仕事してたら、女子高生に「なんでそんな格好で

いられるん?マジ寒いんですけど」って言われ、季節を云々するわりに

感受性を失っている自分が情けなくなる。若いって、いとおしい。

知り合いのA子ちゃんのブログで見つけた詩。

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「自分の感受性くらい 茨木のりこ」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

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今頃、この言葉が胸にしみる自分が情けない。

私の半分くらいの人生の途中で、まっすぐに先を見つめ

もがき苦しむA子ちゃんが、いとおしい。

最近偶然TVで見た、Super fly が歌う、マニフェスト。

「そうよ私は夢みたのよ。闇を照らす希望の歌を。それが私の使命ならば、

お願い、力を貸してちょうだい」 とってもきれいな女の子の張り裂けんばかりの

R&Bな歌声がいとおしかった。

若いってことを老婆心で語る前に、得たものからだんだんと何かを失っていくの

ならまだしも、何も得ないまま確実に色んなものを失いながら年老いていく

自分を恥じて、夢を追う若いひとたちに、せめてこれを託したいと言えるものを

見つけないと、この先、生きていく意味がない。

最悪のコンディションをごまかすかのように、派手なキャミソール着て

娘に「かわいいやん」と言われ、有頂天になってる私に、何がみつけられる

のか考えると絶望的になるし、だんなにそう言ってみても

たぶん、やっぱり絶望的に首を振るばかりだってことはわかってる。

でも、私が唯一尊敬する、だんなのあとを一生懸命ついていきながら

何かを見つけようと思う、今日このごろなのです。

最後結局、のろけですね。
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by morinotomosibi07 | 2007-09-10 14:04 | ダンナのこと