2007年 09月 16日 ( 1 )

 

うれしいような、さみしいような…

金曜日もSALEにたくさんの方が見えてくださいました。

高級アロマキャンドルもあとふたつになりました。

商品を並べていたかわいいアイアンの足のついたテーブルは

とおく京都までお嫁入り。売れなかったら、ひそかに我が物にしようと

企んでいた次女エリさんは、涙目でお見送りとなりました。

夕方近くには、大学の卒業式を終えたA子ちゃんがご両親とご来店。

元気いっぱいの彼女にオレンジ色の華やかな振袖がとっても

似合ってた。「別府ともお別れかあ…」とつぶやくのを聞いた時、

セレモニーだけの卒業式じゃなく、いろんなものから卒業していく彼女が

いつもよりうーんと大人に見えて、うれしいけれど淋しい、これは親心

なんだと気付いて、都会に旅立つ彼女が無償に心配になった。

でも、いつかまた、いつものように、なつかしそうな瞳でここから別府湾を

眺める彼女に会えると信じて、旅立ちをお祝いしようと思った。

そして、もうひとり、ひそかに卒業を迎えた人。冬のころ、ボロボロの羽を

休めるように、ここに来るようになって、いまようやく大空にとびたとうと

思えるようになりましたっていう、手紙を残して、てんやわんやのお店から

帰って行った人。人を信じることを恐れて、自分の殻に閉じこもっているように

思えたその人の心を自分の心をえぐりだすように、いろんな話をした。

最初のころは、笑っていても淋しそうな瞳に、その小さな肩を抱き締めたい

思いばかりがわいてきたけれど、会うたびに笑顔がやわらかくなっていって

硬い殻がすこしづつ壊れていくように見えた。

長い間、会えないときは、いま闘っているんだろうなって信じて

私もがんばった。悩んで、苦しんだ末、ようやく羽の傷も癒えて、

ぶっきらぼうな表現で自分を一番愛してくれた人と、

もう一度ストーリーをつくります、と飛び立っていった。

心にポッカリ穴が開いたようで、ちょっと淋しくなったけど、

今度は、きっとその人といっしょに来てくれることを信じて楽しみに待つことにしよう。

ふたりとも卒業おめでとう!!それから、遅くなったけど、長女が大きな壁に

ぶつかった時に、手をさしのべてくれてありがとう。あの子の本当の卒業式は

まだまだで、いまもいろんな人に迷惑をかけながら、壁にぶつかっているようだけど、

あの時、親のもとからの卒業の時を見守ってくれて。

あの子にもふたりのように、晴れやかに大空に飛び立っていける日が必ず来ることを

信じて、その卒業の日を待つことにします。

ほんとにどうも、ありがとう!!


もともとリビングだったところをお店にしていたので、だんだんと商品が少なくなって

いくにつれ、もとのリビングに戻っていくようで、うれしいようで、淋しいような

今日このごろです。来週も木曜日と金曜日SALEをします。

おうちに遊びに来るような感じで、お時間があればいらしてください。
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by morinotomosibi07 | 2007-09-16 20:28 | もりとものこと