2008年 05月 28日 ( 1 )

 

連帯感

「椎名林檎のCD貸して~」と三女ユリ氏にお願いして

久々に車の中で聞いてみた。お店やってた頃は、BGMにゆる~い感じの曲を

かけてたので、それはそれで癒されたんだけど、「身も心も健全ですよ~」

的なことに若干違和感を感じる私は、「椎名林檎」のちょっと病的で危険で

もの悲しくて、戦闘的な音楽に惹かれた。あの頃は現実と自分の精神状態の

あまりのギャップに、苦し紛れに聞いては、私は私でいいんだって思いながら

ほんとはわけのわからない「椎名林檎」の世界に浸っていた。

整理がつかないチリヂリの心は、ますますチリヂリになるけれど、

(泣いてみたりなんかしてみよう)と妙に素直になれる安心感が

胸いっぱいにひろがって、「私の脳のなかに麻薬物質がとめどなくとめどなく

排出されゆき~」っていう歌詞にあるとおり、不思議な不思議な林檎ワールドに

どこまでも共感した。

(今聞くとどうかな?)と思って、聞きたくなったのだけれど、

(あれっ?)って感じでズンと響かない。もはやあの頃の連帯感は消えうせ

テンポの速い曲のドラムのリズムがやけにうれしかったりして、

はしゃいでしまう。ちょっと苦手な「身も心も健全」ってやつが

私をおおってしまっているのか、それとも、健全でないことをむしろ

開き直っているのか、どちらにせよ私には連帯感をなくしてしまったことの

方が悲しかったりする。

でも、そのCDの最後の方におまけのように入ってた「イエローモンキー」

をこれまた久々に聞いたとき、かなり病的で危険なあのボーカルの

吉井さんの顔が浮かび、なつかしいとともに、おっかなびっくりだったけど

私好きだったなあ、って思い出した。

三女ユリ氏もどっちも大好きらしく、よなよな部屋で聞いてるけれど、

まさしくユリ氏には「健全」は不似合いで、そんなユリ氏に限りなく

連帯感を覚える。ほんとは身はいたって健康で、心も少々マイナス思考な

だけの健全なまっすぐなハートをちゃんと持っていたりするんだけど、

なんか痛々しかったりするのは、仲間にしようとたくらむ私の思い過ごし

なんだろうか。

職場の事務所に色つきの画用紙がいっぱい並べてあるのを発見して

はしゃいでたら、カウンセラーの人に「子供みたいですね」って言われた。

会議中も(画用紙と色鉛筆を部屋いっぱいにならべてみたらどうなるか)

という妄想が頭を離れず、うわのそら。

そういえば、ユリ氏が姉から譲り受けたという化粧パレットを最近みせてもらった

ときも、そのたくさんの色に驚いて、夢中でながめた。

という話もカウンセラーの人に言ったら、「子供の心があるんですね」

って言われた。そうそう、今の私はなんでも自分でできたりするなんて

思ったりせず、ちょっと寄り道して怖い思いをして、気がついたら

こんな歳になってましたっていうくらいの気持ちで、

家族や友人や職場の仲間の力を借りて、生きていかなくちゃと

思う。きっと新しい連帯感が私を守ってくれるから。
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by morinotomosibi07 | 2008-05-28 13:55 | 自分のこと