2008年 09月 03日 ( 1 )

 

ヒジキごはん

このところ、夕飯は洋風が続いたので、今日はぜひとも和食で、という三女ユリ氏の

要望もあって、仕事帰りにユリ氏と買い物へ。

とはいうものの、今日は昼休みも取れなくてヘトヘトだったので、料理をするモチベーション

やや低めななか、(魚が食べたい)という気持ちだけを支えに食材を物色。

(わっアジの開き売り切れか…) (わっアジずしが199円!) (わっ刺身の盛り合わせが

大幅値下げ) (わっ…) とワクワク感を取り戻しながら、魚のコーナーを行ったり来たり。

(刺身を使って海鮮丼にするか。食べれない人はどうする?)と考えながら、しばらく

刺身とにらめっこ。ユリ氏がなにか言ったような気がしたが、よく聞こえない。というより

聞いてない。なかなか考えが決まらないので、気分転換に野菜コーナーへ。

(ああ、いっそ今日は豆乳なべでもしようか。いやいくらなんでも鍋は早いか)頭の中が

ますます混乱。

ユリ氏がなんか言ったような気がした。(簡単なのでいい…)みたいな。

(なんかいまいちイメージわかない。でもいい加減ってのもなんか許せん)

と魚コーナーへとってかえすと、途中でヒジキが目に入った。

「ヒジキご飯や。なっこれが食べたかったんや」とユリ氏に言うと、「妥協せんでよかったな」

と安堵の表情を浮かべる腹ペコのユリ氏。

ヒジキの黒と上にのっける卵のそぼろの黄色の鮮やかコントラストが頭に浮かぶと

あとはなんでもいいやと思えて、冷奴用のとうふとダンナに鯛の刺身を少し買って帰った。

きゅうりとトマトのサラダに大きめのジャガイモの味噌汁、モロヘイヤのお浸しを作って

完成。ヒジキご飯を大きめのボールにドーンと入れてテーブルに置くと、予想どおり

それだけでご馳走。「わーおいしそう」とガツガツ食べ始める家族を見て、(これにして

良かった)と思った。家族って不思議。食べたいものがいつのまにか一緒になるんだ。

今日の夕飯の話題は言わずと知れた「福田首相辞任問題」。 この分野になると俄然

ヘゲモニーを握るダンナの独断場となり、口角泡を飛ばしつつ、その合間に

「ヒジキご飯うまいな~」といつにもまして上機嫌のダンナを見ながら、(やっぱこの人の

言葉に嘘はない)とちょっとうれしくなった。

景気の話になったので、私が「スーパーでは主婦は相当頭悩ませてるよ。みんなスッと買わな

いもん。私もそう。」と言うと、ユリ氏が「そうで。おかあさん、ずーっと刺身眺めてて私が

同じこと三回言っても聞こえてないんやもん」

あっ、あのときやっぱり何か言ってたんだな。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-03 22:14 | 世の中のこと