2009年 05月 01日 ( 1 )

 

彼女の名はファン・シネ

現在女が5人いる我が家を、「華やいでますね~」くらいのいい感じで表現されたいと

常々思うのだが、ご存知のとおり、まったくもって、賑やかというか、うるさいという表現が

ピッタリだ。そして何かというと、一箇所に集まりだす。

とくに夕飯作りは、狭いキッチンにみな集合するものだから、三女ユリ氏いわく

「人口密度たかっ」

居場所がない、などというヤワな野郎ではない、わが亭主もさすがにこの時には

入りこむスキがない。

つづいては、お風呂にわれ先に入ろうとして、脱衣所兼洗面所に女子数名が殺到し

ここも「人口密度たかっ」 もちろんダンナが入り込めるはずもなく、今朝になって

「オレ昨日風呂入ったっけ?」

私も負けじと女子の中に入り込み、服を脱ぎ始めたら、三女ユリ氏が目をまん丸にして

「おかあさん、そっそっそれなに?」と見つめるところとは?

「えっ?もしかしてこのお腹のこと?」  「どうしたん?なにがあったん?」

まさか妊娠したとでも思ったか?それほど…出てる…わなあ。

「誰がこんなに大きな鏡をつけよう、って言い出したんだ!!」と今になって愕然とするほど、

うちの洗面所の鏡はデカイ。それに見事に映しだされたわが姿態を隅々まで

確認する勇気はないが、「ごめんなさいよ」とそそくさと風呂場に向かう途中にチラっと

横目で見た。お腹や胸などのA面だけでなく、お尻は当然ながら背中や肩などのB面も

もはや厚ぼったく、そして垂れ下がっている。人には逆らえど、引力には逆らえない悲しいお年頃だ。

怠惰な日々のツケが廻ってきて、こうして打ちのめされたとき、決まって私が取り出す本。

「おかあさん、また出してきたな」と風呂上りの次女エリさんに言われた。

「ファン・シネ」という韓国の女優さんが書いた「スタイル」という本だ。

とてもチャーミングで素敵な女性で、そのスタイルや美貌も驚きなら、私と同い年というのも

驚きなのだ。彼女の魅力的な写真とともに、彼女がそのスタイルと健康を維持するために

行っているというストレッチやダンベル体操が紹介されている。そして、それを15年以上続けてきたという

努力と自信が、より一層彼女の美しさや聡明さを物語っている。

この本を私はバイブルのように後生大事に持っていて、「もういい加減やばいよなあ」と

思ったとき、引っ張り出してくるのだ。

それを見つけたダンナが「おい、そこのその本。その人ってお前と同じ歳なんだって?」

と聞いてきた。「そうよ~すごいでしょ。その人。きれいでしょ~」と言うと

「そういう人は金があるからできるんだって、ユリ氏が言ってるぞ」と言うので、

「じゃなにか?金持ちはみんなキレイなのか?痩せてるのか?私はやっぱり努力だと思うよ」

と言ってやった。そりゃ、お金をかけていろんなことを試みている人はいると思う。

確かにこの女優さんもきっと大金持ちに違いない。でも、会ったこともない人だけど、

その人柄や前向きな生きかたやひたむきな努力が本を通じて、充分感じられ、

特別に恵まれた環境だったというだけで済まされないものがあると思った。

さあて、私も本気でストレッチやろうかなっ  

だれか私のダンベル知らんかあ~
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by morinotomosibi07 | 2009-05-01 11:42 | 自分のこと