カテゴリ:自分のこと( 96 )

 

地球に優しく

本日2回目の投稿なり。

テクテクと職場まで徒歩で通勤するようになって、もう何日かな。

職場の若い人から最初の頃は

「車どうかしたんですか?」なんて聞かれたりしたけれど、

最近は「わー今日も歩きですか?」と感心される。そう、これがやたらと感心される。

若い女の子からは、「わーほんとに歩いてきてるんですかあ?すご~い!」

なんて、黄色い声援があがる。

シルバーセンターのおじさまは、いつも「おっ!がんばりよんなあ。エライ!」と

声をかけてくれる。おじさま方は暑い中、草刈りや庭木の剪定など、黙々と奮闘されてて

そんな方から「エライ!」なんて言われると、恐縮するけど、めっちゃうれしい。

子供たちは「ダイエットやろ。無理と思うけどなあ」とか

「なんで歩くの?」と聞かれたから、「それはね、エコよ、エコ!車は使わないの!

地球に優しいでしょ」と言うと、「ほー!地球に優しく、自分に厳しく!」と素晴らしい標語

みたいな答えが返ってきた。

昨日スーパーで会った友達から、「あなたの家の前通ったら車があったから、

家寄ったんやけど、おらんかったん?」と聞かれた。

「いやあ、最近歩いて通勤しよんけん。地球に優しく、自分に厳しくよ!」

と言ったら、「えらいや~ん!」  「でも…」と言って、私のおなかを軽くつまんで

「もうちょっと自分に厳しくせんと~」と言われた。まっ確かにね。まだまだ甘いわな。

でもうれしいことが…。

朝方、たまらぬ暑さに布団を蹴飛ばして、むき出しの足をダンナの方に投げ出したら

その足をどかそうとしたダンナが「あれっ?なんか足が引き締まってきたか?」

と言った。

あまりのうれしさに何回も「ほんとに?ほんとに?」と聞いた。

うちのダンナはお世辞は言わないので、たぶんちっとばかしは効果が出始めたのかも。

こうしてみんなに褒めてもらえるので、当分は地球に優しく出来そうだ。
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by morinotomosibi07 | 2009-08-06 20:44 | 自分のこと  

体のお手入れ

うそかほんとか梅雨は明けたらしいけど、相変わらずジメジメですね。

そんななか、先週末は仕事で海へ二泊三日のキャンプに行ってきた。

泊まったのはビーチハウス。冷房、テレビ、布団完備ときてるから、

本来のキャンプとは言い難いけど、総勢60名あまりの食事づくりはそりゃ大変だった。

急こしらえの野外キッチンで、料理スッタフ四人で三日間せっせせっせとご飯つくった。

目の前は見渡す限りの大海原。吹き寄せる風も意外とひんやりしていて、

思ったより快適、快適。手が空けば、子供たちと釣りをしたり、宝探しゲームをしたり、

すいか割りをしたりと、まさに夏休み~

最初の不安もどこかに吹っ飛んで、意外や意外、楽しいわっ

ある子供が「なんかキャンプみたいやなあ~」と言ったら、

「キャンプやろが!!」と何人もの子供たちや大人から一斉につっこまれていた。

それくらい、日常を離れての生活は楽しいものだ。

ふと、(人間って、こうして火と水と食料があれば、生きていけるやん)と思った。

車もパソコンもなあんもいらんし!(まっ現実に戻るとそうもいかないけどね)


しかし、やはり、疲れた…帰ってきた日は、ささっと家の用事を済ませると

もう立ち上がる気力もなく、早々に寝てしまった。

そして、昨日まで疲れがとれず、(こんな時はアレだ!)と

リンパマッサージに行ってきた。溜まりに溜まったリンパ液が行き場を失って

コリコリに固まっているらしい。背中、肩、首と、先生の手でゆっくりとほぐされていく。

ボコボコしたリンパの塊が動くのが自分でもよくわかる。まさにイタ気持ちいい。

最近は毎日ストレッチと筋トレ、それに徒歩で通勤しているので、リンパの流れも

前よりは良くなっている、と思っていたが、長年の運動不足と、加齢による肉体の衰えは

並や大抵では取り戻せない。ダイエットというよりは、リンパの流れを良くし、

無駄なものを排して、引き締まった健康な体と疲れにくい体を少しずつ取り戻していこう。

先生はマッサージしながら、いろんなお話をしてくれる。

「歩くときは腕をグルグルまわすといいのよ。リンパの流れがよくなるから。」とか、

「お風呂に入って体を洗っているときに、泡のついたまま、首、鎖骨、耳の裏、

腋の下、足の付け根なんかをよーくさすってあげてね」とか。

特に腋の下が大事らしい。触ってみて、ここがタプタプしていたら、流れが悪くなっているらしい。

どおりで、わたしゃあ、タプタプだわ。

ここを先生はよおくマッサージしてくれるのだが、これが私には、そうイタ気持ちいい。

リンパが溜まってない人はくすぐったくてたまらないらしい。この前一緒に行った職場の

若い人は、「くすぐったいですぅ」って言ってたもの。

「歳を取ると、何をしてもなかなか体重は落ちないのよね。それはリンパのせいなのよ。

リンパっていうのは大事よ。変なダイエットをするよりは体をよーくさすってあげること。

自分でしたり、たまにこういうところでマッサージしてもらうのもいいのよ。とにかく

リンパの流れをよくしてあげること!」 らしいです。

なるほど、私も若い頃に比べると思ったほど体重落ちねえ~

ちょっと怪しいけど、暇なときは体をさすって、流れをよくしてあげなくっちゃ。

歳を取ると、いろいろ大変だ。
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by morinotomosibi07 | 2009-08-06 16:07 | 自分のこと  

呼吸法

誰の陰謀か知らないが、今年は子供たちの夏休みが長い。

さすがのミーコも「なんかピンとこんわあ~」だとさ。

しかしながら、ミーコは合唱のコンクール、レイは吹奏楽のコンクールを

月末に控え、今朝は二人ともいつもどおりの登校。

普段と変わらぬ日常だが、なんとなく、焦る…

そう、子供たちはそれぞれに計画もあり、忙しそうなのだが、

やはりそこはそれ、こっちとしても何かしら盛り上げてやらないと。

なんせ、夏休みなんだから…と思うと、焦る。

海だ~山田~あっちがうか、山だ~!と毎年の事ながら、子供たちの

期待は膨らむのに対して、こっちはお財布と体力が気になり、戦々恐々。

だったりしたのだが、今年は今のところ、肉体改造に励んでいるせいか、

体力は少々のことなら大丈夫そうだ。

毎日、ウォーキングを15分間を4回、ストレッチと筋トレを45分。フラフープを10分。

今のところ、体重は2キロ減だが、それ以上に体が軽く、疲れにくくなった気がする。

これに加え、呼吸法を取り入れることにした。

腹式呼吸が大事だということは以前から知ってはいるけど、なかなか普段意識しようと

思っても難しい。せいぜい、ストレッチをするときに大きく息をするくらいだ。

どちらかというと、普段は浅い呼吸、しかも何かに集中しようとするときは息を

止めがちだ。冗談のようだが「あっ息しなくちゃ」と思ったりする。

だから、なるべく深く息をしようと心がけてはいるが、すればするほど、

胸のあたりがつかえて、「呼吸、呼吸、深く、深く」と焦れば焦るほど、かえって苦しくなる。

それが昨日見つけた本、「深い呼吸で気持ちいい体をつくる」

これを読んであらためて呼吸の大切さを実感した。

しかも、この本のモデルさんの美しさといったら、あなた。

若さとか顔かたちとかじゃなく、その健康そうな体。

無駄を取り除き、酸素を隅々まで取り入れた、引き締まったかつ柔軟なそのボディは

まさにため息ものだ。

「よし、これだ!」とミーハーな私がとびつかないわけがないっしょ。

このなかの「呼吸体操」というのは、別に難しいわけではない。ストレッチみたいなものだ。

そしてこのときは呼吸は深くできるのだが、やはり普段日常生活のなかで深い呼吸をする

というのは、難しい。意識してがんばろう!とは思うのだが。

そこで、この本にも書いてるとおり、初心者は自分がリラックスしているときに意識して

始めるのがいい、というので、ためしにお風呂でやってみた。

私の場合、あつ~いお風呂に入るときが一番リラックスするので、このときに

今までのように「腹式呼吸!深く、深く!」と無理やり意識しないで、

気持ちを楽にして、自然に深く呼吸するようにしてみた。

すると、だんだんに胸のあたりのつかえがとれて、やわらかく深い呼吸ができた。

「ん?これか!」てな感じだ。いつも深く息をすると、みぞおちのあたりが硬くなって

苦しくなるのだが、これがバリバリっと破れたような感じがして、それからは

呼吸が楽になった。キッチンに立っているとき、パソコンに向かって

いるときなどは、つい集中して息が浅くなったり、止めたりしてしまうが、

手を休めて、深い呼吸をするように心がけると、実際それができるようになった。

すると、気持ちがリフレッシュするし、なにより疲れ方やストレスの感じ方が

軽くなった気がする。

そして、思い描くは、あのモデルさんの美しいボディだ。

さあ、これで暑い夏を元気いっぱい乗り切ろう!
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by morinotomosibi07 | 2009-07-18 11:02 | 自分のこと  

テクテク♪

いやあ、いい汗かいたぞ~

いつも車で出勤するのだが、今朝は思い立って、徒歩で出かけた。

20分弱で行き着くので、たいした距離ではないが、なんせ坂が多いのでキツイ。

しかも、帰り道は、雨は降り出すわ、強風にあおられるわで、大変な目に会った。

家にいるダンナに電話して、状況を伝えた。

「ただいま家に向かっておりますが、雨風強く、大変なことになっております。

おっと、ご覧下さい。今傘が風にあおられ、ひっくり返りました。家まで持ちこたえるかどうか、

非常に厳しい状況です。以上現場からお伝えいたしました。」

まるで台風の実況中継のようだ。

「お~お~こんな日に歩いてねえ~しかしお前も悪運強いなあ」とダンナ。

「はあ?これって、悪運強いって言うのか?」

いつも車でブオォ~ンと通り過ぎるだけの道のあちこちにいろんな物を発見した。

まず、「手作りドラ焼きアイス~豆乳とおから入り」の張り紙を見つけ、そのお店に入った。

たまに自販機でジュースを買ったりするけど、お店のなかに入ったのは初めてだ。

そこでアイスをおみやげに買って、またテクテク。

今度は無人の野菜販売コーナー。ここもいつも車で通りすぎるだけだ。

そこでミニトマトととうもろこしをゲット。

そして、前から気になっていた、近所のネコちゃんともゆっくりご対面。

真っ黒でほわほわの毛をした、それはそれはかわいいネコちゃんだ。

いつもは、それこそ、チラっと見かけるくらいで、マジマジと見たのは初めて。

目は金色のまん丸で、首からしたがほわほわの毛並みでほっそりした、

そう、魔女の宅急便に出てくるジジちゃんにそっくり。

こうして、悪天候にもかかわらず、歩いて帰る道すがら、いろんなものにめぐり会えて

やっぱり、これって悪運強いのかも。

しばらく続けてみようと思う。
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by morinotomosibi07 | 2009-07-15 14:03 | 自分のこと  

リンパ・マッサージ

どこへ行っても、挨拶のように繰り返されるこの言葉。

「いやあ、暑いですね~」 「もう梅雨は明けたんですかね~」

早くも夏バテ気味なもので、ここのところ、岩盤浴に通っている。

昨日も昼休みを利用して職場の仲間と出かけた。

そしてそこで、リンパ・マッサ^ージとやらを初体験。

とにかく気持ちいいのはいいんだけど、「ここ、痛いでしょ?」と首のつけねやら肩やら

わきの下やらを押されると激痛が走る。「い、い、痛いっす」 

思わず、「やめろ~」と言いたくなる。

「わーここまでなるまでに早めにお見えになるとよっかたですね。そんなに強く押してないんですけどね」

確かに、ソフトな感じのマッサージなんだけど、ものすごっ痛いんだ、これが。

「まっ手遅れって感じですけど、根気強く続けましょうね。必ずよくなりますよ」

って、励ましの言葉をいただいた。「はいっ!がんばりますっ!」

「わーここもすごいことになってますよ。背中。このゴリゴリわかります?」

(だから、やめろって!)と思いながら、「は、は、はい…痛いですぅ」

「ですね。でも大丈夫。こうやって少しづつ、ねっほら、なくしていけば…ねっ」と

先生は優しげな言葉のなかに時々力が入ったしゃべり方になる。

これって、先生の心の中では(いい獲物みっけ~)みたいな感じになってるはずだ。

時間がなかったので、今回はお試しコースの短い時間だったけど、

終わったあとに背中やら、首のあたりがスッキリ見えた。

先生は(どうだ!)といわんばっかりの笑顔で

「リンパっていうのはほんとに大事なんですよ」

なるほどね~

しばらく続けてみようと思う。

そして、昨日は三女ユリ氏やダンナに「ん?ちょっと痩せたか?」なんて

言われたりした。ルン!
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by morinotomosibi07 | 2009-07-14 14:29 | 自分のこと  

めざすは、ファン・シネ

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

来週末からは、恐怖の…あの恐怖の夏休み~

学生さんはいいやねえ。色々計画もおありでしょう。

わたしゃあ、仕事でも家でも朝昼晩の食事づくりが続くのだ~

毎年そうだけど、ご飯つくりながら、「これって今何ご飯なんだよ~」って

思いながら、作ってるわけでして。

たまに心の中で「みんな、いいかあ!一食ぐらい抜いたって、死にゃあしないんだぞ!」と

ブツブツ言ってるわけでして。相変わらず不謹慎ですんません。
 

さてさて、私めの近況はといいますと…

あれは10日ほど前だったか、ダンナの仕事にくっついて行った時のこと。

仕事が終わるまで、二時間ほど時間をつぶさなくてはならず、ちょうど近くに

ショッピングモールがあったので、まずはそこへ行って、ブラブラ。

しかし、目的もなくブラブラするのは、この歳になると、いろんな意味でキツイ。

オシャレなカフェがあったので、(そうだ。読書だ。ゆっくり本が読めるぞ)と

思ったが、(いや待てよ。エアコンが入ってたら、まずいな。)と断念。

なんせ、エアコンが苦手なもんで。

そこで、外に出たら、目の前に、なんと、「~温泉」と書いた看板が。

(これだ~!!)ってんで、ルンルンで走っていった。

350円で入れて、中には電気風呂、ジャグジー、ジェットバス、塩サウナまである。

これぞ、極楽っていうやつじゃないかあ~

ゆったり、湯船につかりながら、あたりをみわたすと、時間的にすいていて

お歳を召した方が数人。みんな気持ちよさげだこと。

そこで、気がついた。やや太った方、かなり太った方、やせた方と色々なんだけど、

みな一様に体型が同じ。そう、みなさん、重力に逆らわない自然体でいらっしゃる。

見事に何もかも下へ下へと垂れ下がっている。もうなすがままだ。

おなかの上にもう一枚おなかがある。お尻の下にももうひとつお尻が。

後ろから見ると、上半身は四角く、その下にわりとほっそりした足。

しかし、あくまでもガニ股。単純な体つきだ。凹凸なんかあったもんじゃない。

とそこで、またまた気付いた。いや気付きたくはなかったのだが、気付いてしまったのだ。

(これって、どこかで見たことがある)

と自分のおなかに目をやると…

(こ、こ、これ~?)

そう、私も、この私も、昔はそこそこのスタイルだったこの私も

同じ体型!!う、う、うそやろ~

そういえば、家でお風呂に入るとき、いつもチラっと鏡で見る自分の後ろ姿と

に、に、似ている~

これはヤバイっすよ。

なわけで、一念発起して、その日の夜からストレッチと筋トレを始めた。

おまけに、知人に進められて、フラフープも。

このフラフープが結構楽しい。今またブームらしい。

一人じゃ続きそうにないので、三女ユリ氏をどうにか引っ張り込んで、

二人仲良く、好きな音楽かけながら、毎晩やっとりますぅ。

暴飲暴食も慎みつつ、いまのところ、体重は2キロ減となっとりますぅ。

一年計画で、肉体改造に取り組もうと頑張ってる次第です。

(お~お~いつまで続くんだかなあ)と思われた方のために、

一年後、水着姿を披露することをもって、(友近か!)決意表明にかえたいと思います。

がんばるぞ~
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by morinotomosibi07 | 2009-07-12 14:09 | 自分のこと  

前に向かって

そろそろ梅雨入りだろうか。今年もあちこちに紫陽花の花が元気に咲き始めた。

やっぱ雨はあんまり好きじゃないけど、紫陽花の花は素晴らしく好きだ。

「今年もよろしくね」といったところか。

当たり前のことだけど、季節は、立ち止まることもしないで、同じ事の繰り返しでも、

それは確実に新しい時を刻みながら、前へ前へと進んでいく。

そうして見事な花を咲かせようとがんばるこの季節の紫陽花に

今年はいつにも増して、まぶしい神々しさを感じるのは、

自分のあまりにも後ろ向きな姿のせいだ。

と、ある出来事で、「前を向いて歩かなくちゃ」と気づかされた。それをジャマしているのは

前を向いて歩く事のできない言い訳を、過去の方から引っ張り出しては、

誰かのせいにしようとしている自分の後ろ向きの姿だということも。

つまらないプライドや自己保身に囚われて、自分が立ち止まってしまっていることや

後ろを向いていることが、どれだけの人を巻き込み、傷つけていることかと後悔する。

そんな後悔でさえ、自己弁護や自己満足。クソの役にもたたぬもの。

傷つきながらそこから必死で立ち直ろうとする子供の姿やなにげない言葉から

このクソの役にもたたないオバサンは、ようやく前を向いて歩くことの意味を

教えられた。その意味がようやく分かり出したところだ。

今まで何を思って、「前向きに前向きに」なんて言葉を誰に向かって吐いていたのだろう。

後ろ向きの姿で、なんとかここまで歩いてきたけれど、これからは子供たちに

手をひかれながら、前に向かって歩いていこうと思う。

どうかひとつよろしくお願いします。
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by morinotomosibi07 | 2009-06-05 11:54 | 自分のこと  

ネイティブ

常々、ああなりたい、こうなりたい、と思うことは山ほどある。

それはあくまでも、はかない望みだったり、憧れだったりするわけで、

実現するための努力や研究はしようとは思えど、していない。

「常々思う」ってことは、なにもしていない結果、ただ頭の中で思い描くと

いうことに他ならない。その常々思う中に、「英語がしゃべれるようになりたい!」

というのがある。最初にそう思ったのが、中学1年生のときだから、はや?年。

ものすっごい前だ。英語の女の先生にとてもかわいがっていただいて、

おかげで、英語が好きになった。成績にはあまり反映されなかったけれど。

休日にはおうちにも呼んでくださって、ケーキなんぞ焼いてもてなしてくださった。

「おお、君が噂のウエコちゃんか。ささ、こっちへ来ていっしょにテレビを見よう」と

先生のダンナさまに言われ、いっしょに芸能人の運動会かなんかのテレビを見た。

「ほー!にしきのあきらはやっぱりダントツに足が速いねえ~」とはしゃぐダンナさまを

見て、(なんだ、普通のおじさんだ)と、緊張がとれたのを覚えている。

先生はいつもピチっとしたひざ上のタイトスカートを履いていて、

その白い細い足と、素晴らしく発音のいい口元を、授業中、かわるがわる眺めた。

(私も大人になったら、あんなスカートを履こう)だとか

(あんなふうに英語がしゃべりたい)とか思ったもんだ。

遠足で奈良に行ったとき、外国人の一団が私の所にやってきて、なにやら英語で

ベラベラ話し出したことがあった。私は困って、大声で「せんせえ~!!来て~」と叫んだ。

先生は「どうしたのウエコちゃん」とこぼれんばかりの笑顔で言った。

先生はスラスラと外国人の方々と会話し、そしてまたこぼれんばかりの笑顔で

「あなたのその帽子がとってもかわいいって、そう言ってるのよ」と言った。

まあね。そういうことね。たしかに。たしかに、自慢じゃないが、あの時かぶってた白い帽子は

かわいかった。そしてよく似合ってた。あの当時アイドルがよくかぶっていた、

キャスケットというのか、あの白い帽子だ。まあ、あれはあの年代の女の子なら

誰がかぶっても、かわいかったにちがいないのだが。なんでも一番にマネしたがる

たんなるミーハーな奴がこの私だったってことだけで。

大人になって神戸にいた頃は、外国人が多い土地柄か、

よく道を訪ねられたりしたもんだから、やはり英語がしゃべれたらなあ、と切実に思った。

今は、やはりここでも外国の方が多く住んでおられるので、英語が話せると

なにかしらの人助けになりはしないかと思ったりする。

なもんで、図書館で英語の本を借りてきた。そのなかにおもしろい本があった。

「英語音」という本。こうすれば聞き取れる、話せるようになるネイティブ英語のコツが

書いてある。例えば、「fax」はファックスでは通じない。「フエーックス」

「bag」はバッグではなく、「ベエーッグ」 「animal」は「エニモゥ」

「casual」はカジュアルではなく「ケージュオゥ」 「bank」は「ベーンク」

「hot dog」はハッダッ 「doctor」はダクター。

と、こんなふうに今まで母音を日本語で発音していたところを

ネイティブらしく発音すると、あ~ら不思議、英語っぽいわ。

aはエ、oはア、uはア。とこのみっつを覚えれば英語音になるというわけだ。

試しに発音してみてください。それも大きな声で。伸ばすところは極端に長く、

切るところは極端に短く。すると、おやおや、英語っぽいでしょ。

日ごろから英語が得意だと豪語するダンナに出題してみたとことろ、

これが案の定、日本語の発音になっていて、私がことごとくこの本に書かれている

とおりに、修正してやった。最初は自信満々だったダンナが最後の方は

「なんか俺頭混乱してきた」と頭を抱え出した。

「でも、これでわかった。俺がネイティブな英語を聞き取れないわけが。」

といって、「どれどれ」と興味深げに本を読み始めた。

ただ「俺の英語はイギリス仕込みだからな。これはいわゆる米語だ、米語」という

訳のわからない言い訳をくやしまぎれに言ったりもしていた。

「tomato」をトメイトォというふうに発音したり、「radio」をレイディオと発音するのは

学校で習った。しかし、その他の単語の圧倒的多数は、日本語の発音でしか

教えてくれなかったのだ。文法や単語だけ一生懸命覚えて英語が話せないのが

日本人といわれるゆえんは、こういうところにもあるのだと思った。

意気消沈するダンナに比べ、私はこの本のおかげで、なんだか変な自信がついて

こういう線から責めてみるのもおもしろいなと思った。
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by morinotomosibi07 | 2009-05-13 15:05 | 自分のこと  

海を見ていた午後

5日には仕事でもって、海へ出かけた。そう、子供たちと潮干狩り~

宝物探しのようで楽しかった。小さめの貝だけど、結構獲れて、「よし、みんなの朝ご飯だな」と

約束したとおり、昨日の朝は、貝汁とバター炒めを振舞った。

午後からは思い思いに散策。澄み切った空と、穏やかなブルーの海を眺めながら、

潮風に吹かれていると、いつしか記憶はあの海へと…

神戸の海は、その海岸線に沿って、電車が走り、車窓から眺める風景はリゾート地というより

どこか危険でミステリアスで挑発的な感じがした。西へ西へと走るほどに、そこはどんどん

大人なゾーンへと向かうようで、まだ見知らぬ大人な彼氏を思い描いては、空っぽな胸が

その時だけは熱くなる、そんなハイティーンな私が窓におでこをくっつけて、眺めたあの

魅惑的な神戸の海。おしゃれなお店やホテルやマンションが大人への道しるべに思えた。

その後、ほんとに大人な彼氏とデートを重ね、一緒に迎えた朝の海は、穏やかで、

願い事は海の神様が叶えてくれたんだと信じたほんの子供の私を、大人な彼は

この先どうなるのやらと不安な気持ちで見つめていた。

ほんとに子供だったよね、と今もダンナと二人で話す。


潮干狩りを終えて、ヘトヘトになって、早々にフトンにもぐりこんだら、ダンナが

「ハイ・ファイ・セット」のアルバムを聞いていて、それをBGMにしながら、ウトウトしていた。

すると、またもやあの海の風景が浮かんできて、まるでタイム・スリップ。

ボーカルの女性の大人っぽい澄んだ声が、あの風景に重なり合う。

ダンナは何を考えているのかはわからないけれど、「久々に聞くといいよな」と言った。

ユーミンのカバーの「海を見ていた午後」は、横浜の海らしいが、神戸もよく似ている。

♪ソーダ水の中を貨物船が通る♪  透明さと儚さだけが想いでになる分、残酷な恋が、

まだ経験したことのない大人な恋をイメージさせる名曲だった。あの頃よく聴いた歌。

「卒業写真」のワン・フレーズ、♪あの頃の生きかたをあなたは忘れないで、あなたは私の

青春そのもの♪  あの頃は違う生きかたがあるとは思わなかったけれど、今はふとダンナの

背中に投げかけたくなる言葉。そんな思いで聴いた。

「もっとハイ・ファイ・セットの曲聴きたいね」とダンナが言った。もちろん私も大きく頷いた。
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by morinotomosibi07 | 2009-05-07 14:36 | 自分のこと  

彼女の名はファン・シネ

現在女が5人いる我が家を、「華やいでますね~」くらいのいい感じで表現されたいと

常々思うのだが、ご存知のとおり、まったくもって、賑やかというか、うるさいという表現が

ピッタリだ。そして何かというと、一箇所に集まりだす。

とくに夕飯作りは、狭いキッチンにみな集合するものだから、三女ユリ氏いわく

「人口密度たかっ」

居場所がない、などというヤワな野郎ではない、わが亭主もさすがにこの時には

入りこむスキがない。

つづいては、お風呂にわれ先に入ろうとして、脱衣所兼洗面所に女子数名が殺到し

ここも「人口密度たかっ」 もちろんダンナが入り込めるはずもなく、今朝になって

「オレ昨日風呂入ったっけ?」

私も負けじと女子の中に入り込み、服を脱ぎ始めたら、三女ユリ氏が目をまん丸にして

「おかあさん、そっそっそれなに?」と見つめるところとは?

「えっ?もしかしてこのお腹のこと?」  「どうしたん?なにがあったん?」

まさか妊娠したとでも思ったか?それほど…出てる…わなあ。

「誰がこんなに大きな鏡をつけよう、って言い出したんだ!!」と今になって愕然とするほど、

うちの洗面所の鏡はデカイ。それに見事に映しだされたわが姿態を隅々まで

確認する勇気はないが、「ごめんなさいよ」とそそくさと風呂場に向かう途中にチラっと

横目で見た。お腹や胸などのA面だけでなく、お尻は当然ながら背中や肩などのB面も

もはや厚ぼったく、そして垂れ下がっている。人には逆らえど、引力には逆らえない悲しいお年頃だ。

怠惰な日々のツケが廻ってきて、こうして打ちのめされたとき、決まって私が取り出す本。

「おかあさん、また出してきたな」と風呂上りの次女エリさんに言われた。

「ファン・シネ」という韓国の女優さんが書いた「スタイル」という本だ。

とてもチャーミングで素敵な女性で、そのスタイルや美貌も驚きなら、私と同い年というのも

驚きなのだ。彼女の魅力的な写真とともに、彼女がそのスタイルと健康を維持するために

行っているというストレッチやダンベル体操が紹介されている。そして、それを15年以上続けてきたという

努力と自信が、より一層彼女の美しさや聡明さを物語っている。

この本を私はバイブルのように後生大事に持っていて、「もういい加減やばいよなあ」と

思ったとき、引っ張り出してくるのだ。

それを見つけたダンナが「おい、そこのその本。その人ってお前と同じ歳なんだって?」

と聞いてきた。「そうよ~すごいでしょ。その人。きれいでしょ~」と言うと

「そういう人は金があるからできるんだって、ユリ氏が言ってるぞ」と言うので、

「じゃなにか?金持ちはみんなキレイなのか?痩せてるのか?私はやっぱり努力だと思うよ」

と言ってやった。そりゃ、お金をかけていろんなことを試みている人はいると思う。

確かにこの女優さんもきっと大金持ちに違いない。でも、会ったこともない人だけど、

その人柄や前向きな生きかたやひたむきな努力が本を通じて、充分感じられ、

特別に恵まれた環境だったというだけで済まされないものがあると思った。

さあて、私も本気でストレッチやろうかなっ  

だれか私のダンベル知らんかあ~
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by morinotomosibi07 | 2009-05-01 11:42 | 自分のこと