「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:ダンナのこと( 13 )

 

I blieve

今日は朝からダンナの用事であちこちかけづりまわり、ちょっと早いランチに

potさんへ。ダンナはオムライス、私はもちろん、「おじいちゃんのお惣菜ごはん」

野菜やヒジキや豆などがたっぷりのヘルシーかつ日本の伝統にのっとった、まさにおじいちゃんの

お惣菜ごはんだ。きゅうりの上にちょこんと乗った、ピンクのレンコンに乙女のように

心ときめいたのだ。そして、やっぱりピンクのシャツがお似合いのマスターにも。

計画していたことが頓挫し、信頼していた人にも裏切られ、茫然自失気味のダンナは、

何を言っても心ここにあらずでいつになく寡黙。そんぐらいがちょうどいいのだが。

そんなダンナのカサカサの心に、マスターのオムライスやいくつになっても若々しい

ママさんの姿が、ひとときのオアシスのように沁みいってくれればいいなあ、と

思った。それからみわさん、お願い事快く引き受けてくださってありがとう!

「元気な時にまた来ます」と慌しくお店を後にした。

そして、今度はうちの近くに25日にオープンする「花民」さんへお祝いを届けに。

「いよいよになってから、することがい~っぱいで」と、ママさん。

私も何かお手伝いできればいいのだが、今日はなんせ、夕方からうちで飲み会。

その相手とは、なんと末っ子ミーコの担任の先生だ。

家庭訪問のとき、たまたま家にいたダンナが先生と話すうちに、意気投合してしまい、

話が盛り上がる、盛り上がる。大幅に時間をオーバーして、先生は

「また来ます」と大慌てで次のおうちへ。

先週だったか、ミーコが「先生に呼ばれてね、来週あたり行っていいかなって、

聞かれたよ」と言うので、「うちはいつでもいいよって言っといて」と私が言った。

するとダンナが「酒は日本酒でいいかな。西の関ならあるけどな。なにがいいか

聞いといてくれ。まさかあの顔でワインとか言わんやろ。でもワインでもいいぞ。

いやあの顔は焼酎って感じか。まっいいや、ミーコそう言っといてくれ」と言った。

それを聞いたミーコは困った顔をして、「私、そんなに覚えられん。おかあさん、

連絡帳に書いてよ」

「バカタレ!!そんなこと書けるか!う~ん、お酒は何がいいですか?

それだけ言えばいいから。」と私が言うと、ミーコは安心したようだ。

言われた事は何でもさっとするミーコは、次の日学校へ行って、

さっそく先生に聞いたところ、「酒ならなんでもいい」ということだった。

そして、先生の都合は金曜日がいいということだったので、今日になった。

さっき、先生から電話があって、(ミーコに何かあったのか)と心配になったが

先生は「いやあ、おかあさん、ミーコちゃんが怪我したとかそんなんじゃないので

ご安心を。ただ今日は絶対来るのか?とミーコちゃんが言うので、念のため

お電話したまでで。今日は6時半ごろ伺います。」

いやはや、おもしろい先生だ。ていうか、いまどきこんな先生がいるなんて。

私がお世話になった中学の英語の先生はよくうちに見えてくださって、

母と世間話やらしていたが、そんな余裕のある先生が今は少ないように思える。

今日はきっと、ダンナと二人して、おおいに盛り上がる事だろう。

私もこの機会にミーコの個人的なことじゃなく、今の学校教育の話とか、イジメとか

不登校とか、先生のお考えを聞いてみようと思う。その話を友達にしたら、

笑いころげて、「おもしろそうやから、私もちょっと顔だすわあ」と言っていた。

でも、明日は運動会なので、そこんとこどうぞお忘れなく。お互いお酒は控えめに

いたしましょうね、先生。

人のいやな面を思いっきり見てしまったダンナだけれど、こうやって、善意のかたまりみたい

な人がまわりに大勢いるじゃないか。今日は、朝からそんな人たちに会えて、

ちょっと救われた気がした。

人を信じることは、大切なことだ。いつかアナタの力を必要とする人が現れるから、

その時まで、その気持ちを大切にしよう。人を信じよう。たとえ、裏切られても。

アナタが必要だ、と言われるその時まで、辛抱強く待つのだ。誠意は必ず伝わるから。

今の私がダンナに言ってあげられることは情けないけど、それだけかな。

だって、私もアナタのことを信じて待ったんだもの。
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by morinotomosibi07 | 2009-05-22 14:31 | ダンナのこと  

目指すはターシャの庭か

去るは三月。だったっけ?慌しく過ぎ去りし日々を振り返ると、

別れがたくさんあって、いやあ、泣いた泣いた。一日中涙が止まらない日もあって、

気付いた。泣くのって、疲れる。ていうか、体力いる。

赤ちゃんが泣くのって、相当なエネルギーなんだろうな。泣いた後、コテっと

寝るもんなあ。そういえば私もやたら眠たかったなあ。春眠ていうには

まだ寒いし、するとあれは泣き疲れか。

赤ちゃんならかわいいけど、私が泣きつかれて寝ていても、ハタからみれば

(おうおう、またふて寝かよ)ぐらいにしか見えないのだろう。いいけどね。


次女エリさんと三女ユリ氏が無事旅行先から帰ってきた。たくさんのお土産と

お土産話を持って。

その間、我が家は4人家族だったわけで、ダンナがやたら寂しがっていた。

「とうとううちも4人か…」と何回つぶやいたことか。

「それって普通ですけど。むしろまだ子供がいるってことは幸せってことなんじゃないの?」

と私が言うと、「でも、なんか寂しいんだよな」

かつては、8人で暮らしていた我が家も一人減り、二人減りして、あと何年かすれば

ほんとに二人だけになってしまう。私はそれはそれで、ほっとして、今まで出来なかったことを

あれやこれやしてみよう、と思えるのだけど、ダンナは違うようだ。

一見、多趣味のような彼は、実は超仕事人間で、休みの日も片時も机を離れない。

ふと手を休めた時に、子供たちがリビングでワイワイキャーキャーやっているのを

眺めるのが、いい気分転換になるらしい。それでもって、「ねえ、ねえ、お父さん…」

なあんて娘に言われた日にゃあ、どこまでもテンションあがって舞い上がり、

オヤジギャグぶちかましいの、下ネタいいまくりいので、見ていて、ちょっと引く。イタイ。

それでも最近は、娘にばっかかまってもらえないと認識するにいたったのか、

なにか打ち込めるものはないのかと模索中。

木工やカメラもなかなかの腕前だと私は思うんだけど、彼曰く、それは息抜きではなく、

仕事のようなのだと。必要に迫られて、棚を作ったり、子供の写真をとりまくったり。

そんな用向きがなくなると、自分がほんとに好きでやっていたんじゃないということに

気づいたらしい。

で、模索中の彼は、この頃、ガーデニングに精を出し始めた。これももともと、

必要に迫られて始めたものだけど、私がやりっぱなしにしがちな植物を彼がかわいがり

始めたことがきっかけのようだ。プランターでショボンとなっていたハーブを

地面に植え替えたりして、見事に蘇らせた。

今では、狭いスペースながら、いろんなハーブがぎっしり茂った自慢の

お父さんのハーブコーナーだ。これに気をよくしたダンナは、もうちょっと手を広げて

家の裏側にもハーブコーナーや野菜まで植え始めた。

何事も計画だてて、最後まで責任を持って事に挑む彼は

「オレちゃんとやれるかな…」とまたもや仕事モードに入ってはいるけど、

ガーデニングに関しては、私の方がちょっと先輩なので、

「大丈夫、大丈夫」と言うと、「そうだな」と嬉しそうだ。

私もこの頃は、少し気持ちの切り替えがうまくなってきたので、

いっしょにガーデニングに精を出すことにしよう。

土いじりはやっぱり超楽しい~
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by morinotomosibi07 | 2009-03-30 14:12 | ダンナのこと  

幽体離脱

今日は私は仕事が休みだけど、ダンナは仕事、エリさんバイト、レイは部活、ミーコは

友達とピクニックやらで、お弁当4つこしらえた。

昨夜遅く、といってもたぶん日付は変わっていた頃、近所のノラネコちゃんたちがケンカなのか

愛を語り合っているのか、それはそれはやかましいこと。あまりのうるささに起き上がって

様子を見に行こうかと思案してたら、いつのまにか体がふわっと宙に浮いた感じになって

気付けば外に。「こんな時間にうっせえんだよ~」って叫ぶとものすごい数のネコちゃんたちが

出てきて、「にゃんなんだよ~てめえこそ、うるせんだよ~にゃあみんな!!」と逆ギレされて、

「はい、すんません」と私はスゴスゴと引き下がり、気付けばフトンで眠ってた。幽体離脱ってや

つですか?

それで思い出した。むか~し、一人暮らしをしてた頃、たまに仕事帰りの彼氏(今のダンナ

だけどね)が訪ねてくることがあった。ある日、(今日は遅いし、もう来ないよな)と思い、

寝ることにした。夢うつつの中、足音が聞こえてきた。(もしかして、来た?こんな時間に?)

と思いながら、起き上がろうとするけど、体も動かないし、目も開かない。

必死で起き上がったけど、目は薄くしか開かない。なんとか玄関に行くと、そこに彼氏が立って

いて、「おう」と言って私にカバンを渡そうとした。私はそれを受け取ろうとして手を伸ばしたけど、

届かない。彼氏がカバンを差し出したまま、だんだん後ろに下がっていく。私は一生懸

命手を伸ばそうとする。すると、今まで開いていなかった目がパチッと開いて、気付くと私は、

玄関で手を差し出したまま、力なく立っていた。

(夢か…) (でも私何やってんだろう) (誰も見てなくてよかった)と自分の姿がおかしく

なったけど、フトンに戻ると猛烈に寂しさがこみ上げてきて、その寂しさを振り払うように

何度も何度も寝返りをしたあの夜。あの頃携帯電話があったら、このいきさつを話して

「会いたいな」と電話してたかなって思ったけど、この私の性格じゃ、寂しくなったとも

会いたくなったとも口が裂けても言えなかったか、と思い直した。

あれから二十数年たって、会えないことの寂しさより、一緒にいても分かり合えないことの

方がずっと寂しいってことがわかった。そして最近は、わかりあえなくても、許しあうことが

大事だとわかった。全部ダンナに教えてもらったことだけど。

そんなわけで、優雅な休日の朝とは程遠い、寝不足なうえに、大急ぎでお弁当こしらえ

さらに、ミーコの友達がすでにやってきたりで、にぎやかな一日の始まりとなった。

今日は午後からイケメンのお兄さんが、とある用事でやってくることになっている。

その件についてはまた後日。

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牛肉とピーマンの甘辛煮、玉子焼き、ツナ入りポテサラ、カニかまとキュウリのレタス巻き
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by morinotomosibi07 | 2008-09-13 10:08 | ダンナのこと  

秋の夜長

昨日は仕事が休みだったので、昼間エリさんと「かもめ食堂」のDVDを見た。

一度見たことがあったので、「これを見るとおにぎりが食べたくなるからね」と

エリに言うと「なんで?」 「まっいいから、いいから。おにぎり食べながら見ようぜ」

昨夜の残り物のナスのファルシを詰めたおにぎりと、梅干のおにぎり、甘い玉子焼きに

弁当の残りのポテトサラダを盛り合わせて、おにぎり定食のできあがり。

テーブルに運ぶと、「わっ早っ」 「早いのだけは得意ですから」

やっぱいいですね。なんかこう、しみじみしてて。もたいまさこさんはいつもしみじみしてる

けど、片桐はいりさんのあの強烈な存在感さえしみじみと感じるくらい、

上手く言えないけれどなんかこう、しみじみしてて。

しみじみ、しみじみ、って繰り返し言ってると、途中から(しじみじ?えっ?しじみみ?)

って訳がわからなくなるのは私だけでしょうか?

もともと大好きな小林聡美さんはさすがですね。独特の透明感とでも言うんでしょうか。

演じようとしていない力の抜け具合がとっても良くて、ほんとにあの「かもめ食堂」に

行ったら、彼女が料理を作ってそうで。コーヒーを淹れるときやサケを焼く時のあの

丁寧かつさりげない手さばきは、忙しい合間を縫ってようやくコーヒーを飲むときや

ご飯にありつく前のガツガツした気持ちを優しくなだめてくれてるようだ。

それにフィンランド語なのか、彼女が自然にとても上手な発音で話すのを聞いて、

(女優さんってすごいな。小林聡美はやっぱいいな。さすが三谷幸喜の奥さんだけあるな)

と思ってしまった。「いつか絶対フィンランド行こうな!」とエリさんと誓った。

夜は、絶対ダンナと見ると決めてた「明日の記憶」を見た。映画と言えば、「寅さん」か

「戦争もの」しか見ないダンナを説得するのが大変だったけど、「樋口可南子」と聞いて

見る気になったようだ。渡辺謙さん演じる仕事一筋の会社員が49歳にして、アルツハイマーに

なってしまうという重いテーマだ。謙さんに現れる病気の初期症状に、私達も(それ、あるある)

猛烈な仕事人間ぶりに、ダンナが「かつてのオレみたいだ」と深く溜め息ついたり、

謙さんが病気のせいなのか、自分を責めたり、奥さんを責めたりするところは、

(私達もそうやってケンカする)と共感するところだらけ。

ただ、どこまでも優しく謙さんをいたわり、寄り添おうとする奥さんのようになれるかどうかは

わからないけれど。重いテーマのわりに、ジメっとしたところがないのは、これまた

樋口可南子さんの美しさと聡明さがそうさせてるのと、挿入歌がかっこいいロックだったり

したからかもしれないな。私だって、男だったらあんな奥さんに介護されてみたい。

見終わって呆然とするダンナに「感想は?」と聞くと、ハッと我に帰って、「うん、いろいろある。

いろいろあるな」と言ったきり黙ってしまった。「私はね、こう思うのよ。バリバリ働いてた

時の謙さんより、病気になった謙さんの方が人間らしくていいな。そりゃあ、病気は悲しいし

元気な方がいいけど。元気な時の人生が第一の人生なら、奥さんと2人で向き合って暮らす

のが第二の人生ってことかな。ちょっとでも病気の進行を遅らせたり、もしかしていい薬も

見つかるかもしれんやんか。2人で明日に向かって力強く仲良く暮らしていけたらいいね」と自

分に言い聞かせるように言った。ダンナも「うん。うん。」と頷いた。映画のなかのセリフをマネし

て、「私がいるじゃない」って言おうとしたけど、恥ずかしくて言えなかった。

でも映画を見ながら、いつになくダンナのことが愛しくなって、心の中ではつぶやいてみた。

「私がいるじゃない」
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by morinotomosibi07 | 2008-09-10 15:53 | ダンナのこと  

焼きリンゴでよろしいかしら

本日は晴天なり、といきたいところだけど、パッとしない天気のなか、

ダンナが仕事がOFFになったので、とくれば、ドライブに行ってきた。

ちょっと雲行きも怪しくなり出した頃、私とダンナの雲行きもなんか怪しげ。

会話がかみ合わず、一触即発。あーせっかくの休みがなんてこった。

(も~頭くる~)とカッカッきたかと思えば、(いや待てよ。ここはひとつしおらしく

優しげな言葉でも…)と思い直した、かと思えば(いやいや、そんなの長続せん)

と急転直下、かと思えば(やっぱ女の方が忍耐強いってとこを見せてやるか。ママを

見習って)  わ~めんどくせ~

結局(しばらく様子をみるとしよう)と帰ってから、溜まっていた家計簿をつけながら

ダンナの方をチラホラ。最近あまり本を読まなくなったダンナが、おっと珍しく本を

手に取ったぞ。(それおもしろそうやから私がアンタに借りてきたやつで。おっおもしろい

みたいやな)  「さあ、梨食べようか」 (いつもなら私に剥いてくれって言うはずが

おっ自分で剥いてるぞ) 「お前も食うか?」 (もちろんやわ) 黙って受け取った。

もともと気分転換のうまいダンナは、たまに大きな溜め息をついたりしてるけど

いたって普通。でも頭の中は色々とああでもない、こうでもないと考えてるにちがいない。

私は気分転換が下手なので、気持ちはモヤモヤしてるけど、楽天家というか能天気なもんで

頭の中は他の事考えてる。こういう違いをお互いがまだ認め合っていないのか。

「それはね、こうこうこうだから、こう思った」 「いやそれは違う。なぜこうこうこう思わない

んだ」 「いや、だから私は要するにね…」 ひとつの出来事を巡って起こった口論は

話せば話すほど、深みに入り、距離が遠くなり、収集不可能。そして、夜始まった口論が

延々朝まで続いたってことが何回あったことか。

最近はお互い諦めたのか、大人になったのかわからないけど、いつのまにか

普通に会話してることが逆に怖いときもある。

これならどうだろう。お互いのいやな所をとにかく理由なしで挙げていく。理由なしってとこが

みそだ。理由を言うと、やれ「それは勘違いだ」やれ「相手のことを考えろ」だのになる。

お互いいやでも深い絆で結ばれてるってことは先刻承知。だから、「こことこことここを

治してください」 これでいいんじゃないかい。

今日道すがら、ダンナが「リンゴの焼いたやつあるやろ。あれが食いてえなあ」

「ああ、ホイップクリームかなんかのっけて、シナモンをふったりするやつ?はちみつも

かかってる?」 「そうそう、それそれ」と、まだ雲行きの怪しくない時に話してたら

ちょうど道の駅で形は悪いけど減農薬のリンゴを見つけた。

今晩さっそくそれで作ってやるかな。ベイク・ド・アッップルとやらを。

あ~めんどくせ~

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by morinotomosibi07 | 2008-09-06 16:04 | ダンナのこと  

じつは昨日は…

大きな湖のほとりの古いホテルで、ささやかだけど手作りの

パーティーのような結婚式をあげて、昨日ではや25年。

銀婚式とやらを迎えました。

娘たちは「なんかせんの~?」とか言ってたけど

お金もひまもないし、おまけに私はまた体調をくずしており、

結局次女と三女がガトーショコラを焼いてくれたのをみんなで

食べながら昔話。ダンナが「まあ色々大変やったけどおまえたち

産んでよかったよ」と言うと、物事を深く考えるのが苦手な三女が

「えっ、お父さんが産んだん?」

「バカ!おれは種をまいたんや。これが結構たいへんでなあ。

どういうふうに大変かと言うとやなあ…」

だれか、このエロおやじを止めてくれ~

これがあの今でいうところのイケメンの25年後のなれのはてか。

次女は「今夜はゆっくり25年を振り返ってくださいね~」と

ウキウキしながら飲み会に出かけ、小学生は寝る準備をし、

受験を控えた三女は、実態を伴わないように思えなくもない様子の

わりに、やたら「受験生は大変や。勉強、勉強」と騒がしい。

久しぶりにダンナとリビングでくつろいでいたら、やっと長男の帰宅。

その長男曰く、牛乳好きの自分にとって牛の体調はすぐさま自分の

テンションに影響するらしい。毎年牛乳の脂肪分が高くなるのが

11月から12月らしく、自分もそのあたりが一番調子がいい。

よってこの頃の自分のテンションの低さは牛の体調がいまひとつ悪いから

だ、というのだが、いかに。

私には、センターが終わりちょっと気持ちがゆるんでいるとしか思えないの

だが、いかに。ダンナは私にむかって

「おい、明日みどり牛乳に電話して、牛にがんばるように言っとけよ」

いやいや、長男に気合入れた方がいいんやないかい。

銀婚式だというのに、もうちっとましな話題はないのか。

マラソンでいえば、ちょうど25年は折り返し地点か。

ここまでを振り返ると、一緒に走ってきたつもりが、ダンナは

いつのまにか私のコーチになり、「オレのように走れ」と

沿道で指示しながら走ってて、私はその期待に応えようと必死で走ってた。

それが折り返し地点のちょっと手前で、いっしょに走るってそんなんじゃない

って気付いて、立ち止まった。

試行錯誤のうえに、たどりついた結論は、とても簡単なこと。

相手の苦しみを考えてあげること。人がミスをするとすぐカーッとなって

追求するダンナ。私はそれがいやでたまらない。でも、それはダンナが

責任感が強くて、全部自分がその責任を取ろうとするから。でも、

ほんとのほんとはその責任から逃れたくて仕方がない。いつもその

ギャップに苦しんでいるのが本当の姿だと思うと、すぐカーッとなって

わめくことも許してあげられるし、自分も一緒に責任がとれる人間に

成長すればいいと自分自身の問題にも目がむけられる。

私は大雑把な性格で年がら年中ミスだらけ。そして能天気なので

あまり落ち込まない。っていうか、すぐそれがどうした!と開き直る。

ダンナはこれがいやでたまらないらしい。でも、この人はこの人なりに

不器用だけど一生懸命やっている。細かいことが苦手なら

自分が代わってすればいい。相手に期待しない。

あんまり細かく考えなくてもどうにかなるんだ、

失敗したらその時一緒に考えればいいと思えるようになってきた。

すると今までカーッとなってたことも笑って見過ごせるようになった

と言います。

25年かかって、ようやくこういう境地にたった私達ですが

これならこの折り返し地点からもう一回一緒に走っていけるね、と

これからもよろしくお願いします、と真面目な話もしながら、

昨日は眠りにつきました。
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by morinotomosibi07 | 2008-02-01 13:13 | ダンナのこと  

最後にビックリ

朝夕、めっきり涼しくなったのは、言うまでもないけど、

日中はけっこう暑いやね、とふと見上げた空には、

もう入道雲は姿を消し、筆でサァーっと書いたような雲が

幾筋も浮かんでいる。別府湾の朝日もイラッとくるような

まぶしさではなく、おだやかなオレンジ色で、それを映し出す

海の色も鮮やかだけど、優しい色合い。

「うあー、見て、ケイさん」と言いそうになったけど、

私らそんなことに心奪われてる場合じゃないことは、

「うん?ああ」とケイさんの気のない返事で気付かされる前に気付いたもんね。


早朝に季節感のない格好で仕事してたら、女子高生に「なんでそんな格好で

いられるん?マジ寒いんですけど」って言われ、季節を云々するわりに

感受性を失っている自分が情けなくなる。若いって、いとおしい。

知り合いのA子ちゃんのブログで見つけた詩。

*****************

「自分の感受性くらい 茨木のりこ」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

**********************
今頃、この言葉が胸にしみる自分が情けない。

私の半分くらいの人生の途中で、まっすぐに先を見つめ

もがき苦しむA子ちゃんが、いとおしい。

最近偶然TVで見た、Super fly が歌う、マニフェスト。

「そうよ私は夢みたのよ。闇を照らす希望の歌を。それが私の使命ならば、

お願い、力を貸してちょうだい」 とってもきれいな女の子の張り裂けんばかりの

R&Bな歌声がいとおしかった。

若いってことを老婆心で語る前に、得たものからだんだんと何かを失っていくの

ならまだしも、何も得ないまま確実に色んなものを失いながら年老いていく

自分を恥じて、夢を追う若いひとたちに、せめてこれを託したいと言えるものを

見つけないと、この先、生きていく意味がない。

最悪のコンディションをごまかすかのように、派手なキャミソール着て

娘に「かわいいやん」と言われ、有頂天になってる私に、何がみつけられる

のか考えると絶望的になるし、だんなにそう言ってみても

たぶん、やっぱり絶望的に首を振るばかりだってことはわかってる。

でも、私が唯一尊敬する、だんなのあとを一生懸命ついていきながら

何かを見つけようと思う、今日このごろなのです。

最後結局、のろけですね。
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by morinotomosibi07 | 2007-09-10 14:04 | ダンナのこと  

こんな時間に

人を愛する気持ちって、自然にわいてくるもんだと思ってた。

理由は優しいからとか頼れるからとかタイプだからとか。

じゃ、それだけかって言われれば、いや理由はわからないけど

自然と好きだなあって思えるんだから好きなんだって。

だけど、それじゃあ自然とキライになりませんか?

理由は優しくなくなったからとか頼りにならないからとかやっぱタイプじゃ

なかったからとか言うけど、なんとなく心が離れていきませんか?

だから、人を愛するっていうのは、愛そうと努力することだと最近、

ていうか、今思いました。その人のどんなところも好きになろうと

努力することだと。全てを受け入れて許して愛しぬこうと努力し続けることだと。

また人から愛されることも努力することだと。

どうして愛してくれないのと願うだけじゃなく、どうして私の気持ちを

わかってくれないのと泣いてみせるだけじゃなく、愛されるよう、努力する

ことだと。私は私を愛し続けてくれた人を愛そうと努力せずに、

愛されようと努力もせずに、今まで何をしてきたのだろうと、

今思っています。自然と好きになって、だんだん、受け入れられなくなって

許せなくなって、愛せなくなって。でも、それは愛そうと努力しなかったことと

愛されようと努力しなかったから。そういうふうにお互いを信じあっていつまでも

いつまでも一緒に生きていけるといういことを教えてくれた人に感謝します。

今から、それを伝えようと思います。
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by morinotomosibi07 | 2007-09-06 03:04 | ダンナのこと  

決断のとき

朝から張り切って外まわりをそうじしたら、頭がガンガンしてきて

また寝たり起きたり。その間、家中が黄色いペンキで塗られる夢を見た。

なんか足音が近付いてきて、うそっ!犯人か?目を開けようとしたけど

口が半開きになってパクパクしてる。いい香りもしてきた。

なんか覚えがある香りだぞ。夢か現実かワケがわからなくなってたら、

次女エリさんが「Sさん来てるよ」

「この香りはやっぱりそうか」 でもしばらく起き上がれないでいると

案の定、だんなといつものように、ベランダでタバコ吸いながら、

歓談してるみたいだ。だんなは息子のようにかわいがってるけど、私だって、

息子だったらいいなっていつも思ってるんだから。ご飯どうしてるとか、

結婚はまだかとか、気になってることあるんだから。

いいんだ、いいんだ、どうせ私の入るスキはないんだ。と思って

また、寝たり起きたりしていると、末っ子ミーコから電話。

「迎えに来て」「いやあ、ちょっと具合悪くてさあ‥」と言って説明してたら

電話がきれたもんだから、仕方ない、迎えに行くか。

と、二階にあがって、「あら、Sさん。こんにちわ」

あいかわらずのイケメンぶりにちょっと元気出てきた。

ミーコとお友達二人も乗せて帰ってきたら、さっそく3人で水着に

着替えて、水遊びを始めた。それを見たSさんは、「シャッターチャンス!」

と言って、外へ飛び出し、「オレにかけるなよー」と大騒ぎ。

時々ズキーンと頭の芯が痛いけど、完璧な夏にこれ以上めげるわけにも

いかず、大声で「こらー」って言ってみた。

夜ほんとの息子を迎えに行く途中、ピンクのジャージを着て

走ってる素敵なおばさまを見かけ、感動した。

日も沈んだはずなのに、扇山の山肌の若葉の黄緑色がまだ鮮やかに

照らされているようにくっきりと見えて、また感動した。

人の力を借りずに、自分自身で輝くってことは、相当な努力が

いるんだと思ったら、今日私は何をしたんだろうと、むなしくなった。

せめて、夕飯はしっかりつくろうと、三女のリクエストに答え、

「焼きおにぎりのあんかけ」にした。

おにぎりのなかに、鶏のそぼろをいれて、焼き色をつけ、

なめことねぎのはいったあんをかける。あと塩サケや大根のサラダや厚焼き卵や

なすの即席漬け。みんな「おいしい~」って言ってくれて、ちょっと充実感。

Sさんにも食べてもらいたかったと思った。

だんなと二人してならんでいるのを見ていたら、ふとだんなの若い頃を

思い出し、あのスタート地点からわたしたち今どのあたりを走っているんだろうかって

考えた。昔は終わりのないゴールに思えたけれど、今は先のないゴール地点に

ひたすら近付いているのかなって思えて、もういっそ立ち止まろうかと

重い足をひきずっているように思える。

でも、立ち止まるわけにもいかないので、じゃあ、もう一回、終わりのない

ゴールに向かって、スタート切ろうかな、ってベランダでタバコ吸ってるだんなを

見て思った。その時がもうすぐそこにやってきている気がする。


夏はキャンドルもお休みかな。Sさんは、favのお香を買っていかれました。
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by morinotomosibi07 | 2007-06-29 23:26 | ダンナのこと  

もちつもたれつ

今朝は昨日とまたまた打って変わって、どよ~んと曇って、

おまけに、ここいらはまるで嵐。

わが家はいつもと変わりない朝の風景だけど。

子供たちを送り出した後、だんなと二人して朝食。

いつもとほぼ変わりないメニュー。「またこれかよ」って、きっと言う。

わたし「できたよ。(テンションめちゃくちゃ低い)」

だんな「おーおー。すまんかったなあ。悪かったのう。すまん、すまん。

待ってたんだな。」

なに?やけに低姿勢。それになに?その猫なで声。気持ちわるっ!

だんな「はいはい。いまあげますよー。はあーい、どうぞ~」

って、ごはん作ったのワ・タ・シ。あげますよーってなんなの?

と思って振り返ったら、金魚にエサやってる。

朝から、アンビリ-バボーだわ。なんで、金魚にそげえやさしいんかえ。

金魚があんたのごはん作ってくれるんかい?

金魚があんたのパンツ洗ってくれるんかい?金魚が‥金魚が‥

なんか涙でてきたわ。

金魚に対する10分の1でいいから、たまには、やさしい言葉のひとつも

この美しくも健気な妻にかけられんもんかのう。

まあね。まあ、私もね、ワンチャンには、「はあい。ごはんですよー。

あらー、おいしいの、よかったねえ。もうちょっとあげようかねえ」

なんて、気持ち悪い声だしてるか。

ドローということで、我慢するかな。


ペットの匂い消しに、ルームスプレーはいかがでしょうか。

お花の香りのエステバンや、独特な優雅な香りのジョデシスが、このところ

人気です。同じシリーズのキャンドルも売れ行き好調です。

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by morinotomosibi07 | 2007-05-18 10:28 | ダンナのこと