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カテゴリ:次女エリのこと( 11 )

 

エリさんの成人式

我が家の次女エリさんも今年成人式を迎え、大人の仲間入り。

お酒解禁!と言いたいところだが、ある理由により、封印は解かれず。

封印てことは、お酒に関して過去に何かあったのか?って疑問には、

(遺伝)ということだけしか、言えないのだが、かわって

わたくしめがやらかしたことを聞いていただければ、(ああ、そういうこと)と納得

いただけるのではないか。

そう、あれはまだ十代のころのあるお正月。友達のヨウコの家に遊びに行ったときのこと。

年末にこっぴどいふられかたをした私は失意のどん底で、ヨウコ相手に新年から延々と

泣き言。それを聞きつけた隣の部屋で宴会中のヨウコのお兄ちゃんとその友達。

「ウエコちゃん。(当時の私のあだ名)こんな時は飲むに限るぞ。さあ、飲め、飲め」

「お兄ちゃん、私達まだ未成年!!」とヨウコが止めるのも聞かず、「じゃあ、一杯だけ…」

「そうだ、そうだ。ウエコちゃん、その調子。元気出せ。なっ男なんてこれから

いくらでも見つかるからな。さっさっもう一杯」

一杯が二杯、二杯が三杯になり、ヨウコが「わたし知~らない」とサジを投げ、

私は「ね、お兄ちゃん、ひどいでしょ。私くやしいいやら、悲しいやら。」と今度は

お兄ちゃんに延々と泣き言。それがそのうち、号泣にかわり、お兄ちゃんは

「やばい。ウエコ泣き上戸や」 そして私はグッタリして倒れこんだ。

それを聞きつけたヨウコのお母さんが下の部屋から上がってきて、

「ちょっと~ウエコちゃんに何したの~えっどうした?ウエコちゃん気持ち悪いって?

ちょっと待ってよ。だれか~バケツかなんか持ってきて~」

「おばちゃん、ごめんなさい。でも私つらくてね、もう死にたい…」

「何言ってるの!そんなことぐらいで。ヨウコなんてね、ヨウコなんて、

お父さんいないのよ。それでもこんなに元気でしょ。だから、しっかりしなさい」

私の上に馬乗りになって、おばちゃんが必死で叫んでいた。

ヨウコは部屋の隅で、私をしろ~い目で睨みつけながら、

「そんなことは関係ない!!」

「ねっウエコちゃん、しっかりしてちょうだい。あのね、これからねおばちゃんたち

お年始の挨拶にいかなくちゃいけないから、悪いんだけど帰ってくれる?」

「はい、わかりました」と言って立ち上がったら、世界がグルグル回ってた。

それでもなんとか家にはたどりついた。途中一回近所のおうちの生垣に

頭から突っ込んだ。頭を引っこ抜いて、家の方を見たら、母が家の前に立っていて

訝しげにこちらを見ていた。家には、ヨウコのお母さんが「ウエコちゃんね、ちょっと具合が

悪くなって…」と連絡を入れてくれていたらしいので、心配して立っていたらしい。

「あんた、大丈夫?ん?なんか酒くさい?」

「そ、そ、そんなことないって」 と幸いにして、親戚の人がたくさんきてお酒を飲んでいる

横を通り抜けて、二階にあがった。「あ~あ~ろくに挨拶もしなくてねえ、すみませんねえ」

と母が親戚の人に謝っていた。

それ以来、私はお酒を飲むと必ず悲しくなり、いつも号泣してしまうのだった。

だから、お酒を封印していた時代があった。それが解かれたのは、長男ケイさんの

少年野球の忘年会。それまでは、お酒を勧められても「私飲めないので…」と

断り続けていた。でも、そうたびたび断るのも悪いと思い、「じゃ一杯だけ」と

口にしたら最後、一杯が二杯、二杯が三杯になり、気づけばカラオケで

大好きな椎名林檎を熱唱していた。そして、(あれ?私笑ってる…)

その後はピンクレディやらキャンディーズやら山本リンダやら歌いまくりの踊りまくり。

どうやら、泣き上戸は卒業したらしいと思った。

今や自他ともに認める単なる陽気な酒飲みだ。

きっと幸せなんだと思う。酒を飲んでクダをまかなくても、私のグチを延々聞いてくれる

人がいつも傍にいるからだと思う。

話が長くなったけど、そういった系の遺伝がどうやらエリさんにあるらしく、ちょっと

心配だけど、いつか治ると思うので、エリさんの封印もいつかは解かれるはず。

それ以外は、エリさんはもう立派に大人で、頭が下がる思いだ。

成人式の日には、私のお古の振袖を「きゃあ、これステキやわあ」と言って、着てくれた。

普段から流行にあまり左右されないエリさんは、普段のおかっぱヘアーに

コサージュをつけただけの髪だったけど、それがどこか不思議な雰囲気の

エリさんらしくてステキだった。とってもステキだった。

そして、普通ならテンション上がりっぱなしになるはずなのに、普段どおりの冷静な

エリさんがやっぱりステキだなと思った。

親としてはなにもしてやれなかったのに、仕事の合間にアタフタとエリさんをあちこちに

送迎する私に「おかあさん、ほんとありがとうね」と言ってくれた。

今のままでも充分ステキだけど、もっともっと自分を磨いて、ステキな女性に

なってほしい。そして、いつか一緒に飲みに行こう!
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by morinotomosibi07 | 2009-01-22 16:05 | 次女エリのこと  

エリさんのご帰還

ポルトガルからのお客様のアナと入れ替わるように、我が家の次女エリさんが

おとといの月曜日無事日本に帰ってきた。その日は大阪に泊まって、翌朝一番の新幹線で

帰るからと、久々に聞く電話の向こうのエリさんの声に(ほんとにフィジーまで行ってきたんだ)

とようやく実感やらがわいてきた。とりあえず「どうやった?」と聞くと、「いやあ、良かった。

みんな親切でいい人ばっかやった」  それが聞けただけで充分だったけど、聞きたいことが

山ほどあって、次々と質問する私に「ここネットカフェやから、あんまり話せんのや」とエリ。

ビデオ店での火災のことが頭をよぎって、再び不安になった。「火事だけには気をつけて。

できれば眠らんように!!」とだけ言った。帰ってからエリさんに聞いたら、ネットカフェを

探してウロウロしていたら、案内するふりをして近付いてきた人に、危うくどこかに連れ込まれ

そうになったとか。ほーら、言わんこっちゃない。「フィジーの生活があんまりのんびりしてて、

いい人たちばっかりやったから、日本人もいい人ばっかりやと思ったんや」とのこと。

あまりに悲しく情けない話。日本の方が恐ろしいなんて。

わずか一週間ほどの滞在でも、エリさんのカルチャーショックは相当なもので、話を聞いている

私たちも目からウロコ的な思いをした。私たちは毎日なんのために生きてるの?人生楽しんで

るかい?ぐらいのことを考えさせられた。

フィジーには、フィジー人とインド人が暮らしていて、当然文化や生活習慣は全く違うらしい。

エリさんは今回フィジー人のお宅にステイさせていただいた。そこのおうちのお父さんは

もっか、日本語を勉強中だそうで、時々日本語が飛び出すらしい。夕飯を待っていると

「エリさああん、おまたせいたしました」と呼びにきてくれたり、食事中にいきなり

「わたしのなまえはジョンです」と自己紹介したり。(えっそれ最初に聞いたやん。単に

日本語がしゃべってみたいだけ?)と思ったという。

それから、教会に行ってお祈りしたあと、「エリはだれにお祈りしたの?」と聞かれ、

クリスチャンじゃないから神様でもないし、他に宗教もないし、と思って答えに窮していると

「そんなときは、平和に祈りなさい。どんな宗教の神様も戦争をしてはいけないと説いている。

だから、平和の神様にどうか戦争が起こりませんようにと祈りなさい」と教えられたらしい。

それから、フィジーには、「ケレケレ」という「全てのものはみんなで分け合おう」という考え方

があるらしい。だから、道を歩いていても「寄っていってお茶飲んでいきよ」とあちこちから

声がかかったり、「何を食べてるの?」と聞いたら、「食べよ」と言ってスッと半分くれたりだとか。

全くの他人だとしても。まして異国から来たエリに対しても。

自家用車やタクシーにも通りがかりの見知らぬ人が「ちょっと乗せてもらうよ」みたいな

感じでどんどん乗りこんでくるらしい。

家から一歩出ると、いろんな人が「どこから来たの?いつまでいるの?」と次々と声を

かけてくれ、「一週間だけいる」と答えると、「短かっ!!」と残念がったり、「どこへ行くの?」

と聞くので「学校」と答えると、「がんばって勉強するんだよ」と励ましてくれたりだとか。

これって、もしかして日本の昔昔の姿かなと思った。

暖かいおもてなしと人柄と美しい自然に触れて帰ってきたエリさんは、今日から大学の

後期の授業に出かけた。ますます英語の勉強にも力がはいるだろうし、何より、国や言葉を

超えて人の優しさに出会えたことは、自分の成長にきっとつながるはず。今までも充分

心優しいエリさんだけど、もっともっと人の心がわかる人になってくれるだろうと、

期待を寄せて、今回大きなチャレンジをしたエリさんを眺めた。

(あのエリがねえ)とまだなんとなくピンとはこないんだけど。
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by morinotomosibi07 | 2008-10-09 14:35 | 次女エリのこと  

英語なんか怖くない

「私明日出発なのに、こんなもの買ってきてしまった…帰るまでヨロシク」とエリさんに渡された

ミニ薔薇やらガーベラやらの鉢植えの花。「なんでまたいきなり。花なんか興味なかった

やろ」と言うと、「なぜか買ってしまったんやもん」  

向こうに着いたらとりあえず「無事着いた」とだけ連絡するように、とあれほど言ったのに、

なんの音沙汰もなし。もうとっくに着いてるはず。「携帯が使えないので、パソコンからメール

だけでもするから」と言ってたから、メールの着信音がなるたびに、祈るような思いで携帯を

開く。メールがこんなに待ち遠しいのは生まれて初めてだ。

花に水をあげながら、だんだん不安が募るばかりで、ダンナに言うと「電話してみりゃいいやん」

(そう言えば現地事務所の電話番号書いた紙あったな)と思って見てみると、あった、あった。

(日本人スタッフがいるので、日本語で大丈夫)と書いてある。

「でも、もし英語やったらどうしよう…」とダンナに言うと、「だから、英語勉強しなさいって

常日ごろオレが言ってるだろう」 (そんなこと今言うな!)と思いながら、番号を押す。

(話中か…) なぜかほっとする。もう一度かけてみるがやはり話中。不安が蘇る。

もう一度かけてみる。変わった呼び出し音がして、その後に「ハロー」

(え、え、英語やん。) 「ハロー」と言ってみた。そのとたん、ベラベラーっと英語で何か

言ってきた。「えーっと、あのー」 「……ask me」  (ん?今アスク ミーって言ったな。そうや

あんたに尋ねたいんや。エリさんの行方を)と心の中で言った。

ダンナがニヤニヤ笑ってる。いつも私が電話で応対に困ってると、ああ言えとかこう言えとか

言うくせに。そこで、思い切って言ってやった。「私日本人ですけど」

まだ英語で何か言ってる。「あのー日本語わかる方に代わってください」

「オー、ニホンゴネ」 (おお、通じたか) 「はい、お電話代わりました。私ツツミと申しますがどち

らさまでしょうか」 なつかしい日本語に涙が出そうになった。

事情を話すと、「少々お待ちください」と言って、電話の向こうで英語で何やら言っている。

そして「はい間違いなく昨日エリさまは到着されて、本日はオリエンテーションも終わり

ただいまは、学校の方で授業を受けられてるということです。大変ご心配をおかけしました」

なんて流暢な日本語。って日本人だけど。

まだニヤニヤしてるダンナに「着いてるって」と言うと、「お前本気で英語勉強しろよ。

恥ずかしいぞ」 (何が恥ずかしいか)と思ったけど、ちょっとした会話ぐらいできれば

こしたことはないかなと思う。子供が小さい頃、公園に行って遊ばせながら、何を思ったか

この時間を利用して英語の勉強しようと決めて、たしかTOEICの単語のテキスト買ってきて

ウォークマンで聞いたりしたなあ。時々口にだして「アバンダン」とか「アブドメン」とか

言って、周りの人から変な目で見られた。あの時ちゃんと勉強しとけばよかった。

来月は四女レイの部活の先生からの依頼で、ポルトガルの方を一泊お泊めすることに

なっている。エリさんの学校からも留学生のホームステイを依頼されている。

否が応でも英語が飛び交うことになるので、少しは勉強しておこう。

とりあえず、エリさんが無事に到着してよかった。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-30 14:58 | 次女エリのこと  

異国のエリさん

今日は朝からソワソワ。その訳は…

次女エリさんが今日異国へ旅立った。今頃は機上の人か。行き先は「フィジー」

語学留学を斡旋する会社のモニターのお仕事らしい。従って渡航費用や滞在費は無料なんだ

けども、なぜに「フィジー」なのか今もってわからない。だって年中真夏の赤道直下の国。

いわば楽園といえるところかもしれないけど、エリさんには似合わない。

少し前から渡航準備をしながら、自分でも[私ほんとに行くの?」と言っていた。

荷造りの一番最後に「あっ水着」と言って、白と黒の水玉の水着をトランクに入れてたけど、

その模様もフィジーの海にどうかと思うけど。

そう張り切るわけでもなく、いつもどおり小さな声で「いってきます」と言って、旅立って

行ったけど、まずは無事にフィジーに到着するのかどうか。

1週間ほどのホームステイだというけど、考えすぎるといろんなこと想像して「エリ~カムバーッ

ク!!」」と叫びそうになるので、(可愛い子には旅をさせよ)の精神で、待つことにしよう。

おみやげたくさん持って帰っておくれ。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-28 15:05 | 次女エリのこと  

ライバル

月曜は次女エリさんの英語教室の日。まあ、一週間の早いこと。そう思いませんか?

生徒さんを待つ間、料理する私を覗き込みながら「製作中もね」とパチリと撮ってくれた。

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土曜の夜、小さい頃のビデオを見ながら、一番変わったなあ、と思ったのはエリさんだ。

4、5歳頃のエリさんは、とにかく、いつもカメラの前に陣取って、その丸い顔を

ファインダーにくっつけてはご満悦の表情で登場。そのスキを縫うように、私は必死でケイさん

の姿を収めようとカメラを回す。「もー、エリちゃん、やめなさい。あら~ケイ君かっこいいねえ」

それにもめげず、「ピィース!」と満面の笑みで再び登場。元気いっぱいのエリが

そこにいた。一緒に見ながら笑うエリさんを横目で見ながら、(丸い顔は変わってないな)

と思ったけど、(いつからこんなに思慮深くなったのだろう) 負けずきらいのエリは、

ケイさんとのジャンケンでアイコのくせに、勝ったフリするのが上手だった。

いつもケイさんを負かしては、「エリちゃんやめてよ~」と泣くケイさんに、勝ち誇った笑顔を

振りまいていた。負けずぎらいも変わってないけど、女であることと、体が丈夫じゃないこと

のハンデで、自ら野球をすることは叶わなかったけれど、野球に打ち込むケイさんをいつからか

ダレよりも応援するようになった。憧れと羨望のまなざしで眩しそうに弟を眺めていた。

幼稚園に上がった頃のビデオには、ちょっと恥ずかしそうに友達の後ろに隠れる姿が

写ってて、(おや?)と思ったけど、弱々しい弟を自分なりに一生懸命守ってきたのかなと

思った。今はお互い勉強ととバイトに明け暮れる日々のなか、お互いの存在がいい刺激に

なってるのかな。やっぱり2人は永遠のライバルかなと思った。

出来上がった料理は、ピーマンとナスのファルシとオレンジのサラダとカボチャのスープです。

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by morinotomosibi07 | 2008-09-09 10:58 | 次女エリのこと  

エリさんはWITCH

さて、つづいて次女エリさんの近況はというと…

子どもたちがすっかり夏休みモードのなか、エリさんはまだ大学の講義中。

試験もあり、毎日ほぼ徹夜で勉学に励んでいる。

その疲れや暑さのせいで、この前炎天下でアルバイト中、軽い熱中症にかかり

ぶっ倒れたらしい。一方英語の家庭教師の方は生徒さんから教え方が上手い!

と褒められ、しかも生徒さんの成績もみんな良かったようで、こちらの方も

ますます熱が入り、毎日フル回転で活躍中。

先日、花火大会に出かけるため、自分で浴衣を着て、髪をセットして、入念に

メイクをし、「おかあさ~ん!!」とリビングにやってきた。

珍しく慌てた様子に(なんかハプニングか?)と心配したら、

「聞いて!あまりのかわいさに自分でビックリした!」

(その感性にこっちがビックリやわ。)と思ったものの

「オーオーかわいいやないか~い!」と乾杯してあげたくなった。

その後花火大会で三女ユリ氏の友達から、「ま、ま、魔女!!」と

言われたらしく、1オクターブ高い声で「魔女ってどういうことよ!!」と

憤慨していた。私は(ナイスつっこみ!!)と心の中で拍手した。

なにはともあれ、あの身も心も病弱だったエリさんがよくぞこんなに

たくましくなったもんだとつくづく思う。

忙しい合間を縫って、「なんか手伝おうか?」と言ってくれて、夕方並んで

キッチンにたっていると、ふと目に入るエリさんの真っ白なうなじが

いかにも頼りなげに見えるけど、キリっと前を向いて精一杯自分を支えている

ようにも見えて、(よかった、よかった)と私も少し肩の力が抜ける。

長女を産んでから5年後に授かったエリさんは、妊娠直後何度か危ない時が

あって、「だめな時もあるかもしれません」とお医者さんに宣告された。

思えば、子どもは一人だけと決めてた私に産む覚悟ができていなかったのも

しれない。それでも何とか産まれてきてくれたエリさんは、最初からがんばり屋さん

だったのかな。その後4人も子どもが授かったのは、エリさんが産まれてきてくれた

からだろう。

「親分」と親しみを込めて妹たちから呼ばれるエリさんは、ほんとに頼りになる

お姉さんで、能天気な母親のこともあきれながらも楽しそうに笑ってくれる。

だからこの際、妹たちもしっかりしてきたようなので、ここらで「親分」から「魔女」に

キャラ変えしてもいいと思うんだけど。

どうか無理せず、これからもがんばってね。そうそう、キツイ時は魔法使ってもいいんじゃないの?
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by morinotomosibi07 | 2008-07-30 00:30 | 次女エリのこと  

HAPPY BIRTHDAY

今朝起きたら、テーブルの上に大きなバラの花束。

あー、ついに、王子様が迎えに来たのね!って……そんなわけがない。

次女エリさんが誕生日プレゼントにと、バイト先の方からいただいたのだそう。

ここのところ、エリさん、いろんな人から誕生日を祝っていただいている様子。

そして、まだこれからもその予定が入ってるよう。

それって、単にみんな集まって騒ぎたいだけか?って、嫉妬心丸出しで横目で

にらんでしまう母親って、珍しいですか?

しかし、祝ってもらえるということは、みんなに愛されているということで、

てことは、「おかあさん、よくぞ産んでくれました」って、きっとみんな

さぞかし私に感謝してるってことだろうから、いやそうに違いないから、

私も祝ってもらう権利があるんだ。だから、私もバラを抱えて、「ありがとうー」

って言っていいんでな。

だって、エリさん産むのは大変だった。流産するかもしれないと言われ、

落ち込んだ日々。妹のお産を見て、自分が長女を産んだ時とはえらい違うと

恥ずかしくなり、呼吸法を勉強した日々。

一生懸命産んだのに、あまりの迫力ある赤ちゃんぶりに、母が

「あんたが産んだん?」と後ずさりし、顔を見るたび、「わっこわっ」とつぶやく

のを聞いた日々。(無理もない。なんせ髪の毛がすでに肩まで届いていたし、首はないし、

まるで、石仏のようだった。本人の了解がとれれば、写真をUPしてお見せしたい)

幼稚園までは元気いっぱいの迫力ある子だったのに、その後はちょっと

身も心も病弱で、倒れそうにヨロヨロと歩いていた。

幼稚園までにエネルギーの大半を使ってしまったと思われる。

でも、大学に入ってから、再び元気を取り戻し、幼稚園のころのように、

外でめいっぱい活動的に動いている。

「私ね、最近特技みつけた」と得意そうに言うので、みんなで「なになに?」と聞くと

「あのね、ねこっかぶり!!」 ( なんですか?それ) ご飯がノドにつまりそうになった。

「私、ねこっかぶり超うまいんで!」 さらにつまりそうになった。

いやいや、それは、自分の感情をうまくコントロールできるようになったって

ことでしょ。ねこっかぶりする人を嫌ってたあなたは、ほんとはそういうふうに

できる人をうらやましく思ってたはず。自分がニコニコしたり、優しくしたりすることで

回りの人がいい気持ちになるのなら、思いっきりねこっかぶりすればいい。

誕生日をたくさんの人に祝ってもらえるほど、愛される人になったあなたは、

いつもニコニコしている優しい人に、だんだんなってるんじゃないのかな。

一人でいる時は、落ち込んだり悩んだり、泣いたりするけど、

だれかが一緒にいてくれると、ニコニコしていられたり優しくなれたりするのは、

一緒にいてくれるその人のおかげじゃないのかな。

今日もいろんなところで、ニコニコして、特技のねこっかぶり披露して下さい。

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by morinotomosibi07 | 2007-07-06 10:03 | 次女エリのこと  

花咲く乙女

今週は、晴天がつづくそうで、五月晴れですか。気持ちのいいこと。

次女エリさんの大学はGWもなんのその、ずっと休みなし。

ひとり張り切って登校しておりました。

思えば、中学、高校と不登校気味。「私の青春って?」と自問自答の日々。

それが、いまは、ものすごいファッションに身を包み、トーストをかじりながら、

「お昼食べるのって、4時ごろなの」といいながら、おにぎりをふたつ、みっつ

作って、かばんにおしこみ、笑顔で「行ってきまあす!!」

帰るなり、「ちょっと、聞いて~」と身振り手振りで、学校の話題。

そしてパソコンに向かい、英語の課題を延々と。

これが、あのエリさんかと、一同、しばし見とれる。

個性が強くて、まわりとうまくあわせられず、かといって、自分も出し切れず、

悶々とした日々。そこから、必死で抜け出し、いま世界中から集まった、

個性的な学生さんに囲まれ、思いっ切り、自分をアピール。

ものすごいファッションもそこでは、先生から、「ワンダフル!」と絶賛され、

世界中の学生さんからも「あなた、おしゃれさんね。」と褒められ、

本人、うれしい反面、ネタ切れ状態に悩む日々。

英語もちょっとづつ、上達するのでしょう。たまに、日本語がカタコトみたいに

なってます。

一方、かわいい助っ人のサリーちゃん。ちょっとした挫折を味わい、

ただいま、リハビリ中。

真面目すぎて、一途すぎて、息が抜けない彼女は、

いまようやく、イケメンの彼氏もでき、我が家の超ネアカな四女の

言動にお腹の底から笑い、やっと自信をとりもどしつつある。

「なにもできなくて、申し訳ない」と」いいながら、

お店番のほかに、わが家の膨大な洗濯と夕飯作りをこなしてくれている。

その真面目さと神経のこまやかさは、わが家にとって、ほんとに必要です。


あなたたちの笑い声を聞くと、いまは一番ほっとする。

個性があることは魅力的なこと。

その個性は、みんなのなかにいてこそ、輝くもの。ひとりぼっちじゃ、

単なる変わり者。だから、時にぶつかりあったり、孤立したりすることを

恐れず、なにより、まわりの人を信じて、精一杯自分をアピールしてほしい。

若い二人の乙女に、心から、エールを送ります。

きれいな花を咲かせて、幸せをつかむんだぞ!

そして、人を幸せにするんだぞ!!


花の香りもかぐわしいキャンドル、テール・ドックの新シリーズが

入荷しました。人気商品で在庫の確保が難しく、やっと入荷したキャンドルも

一つは売れてしまい、いま、「アイリス」の香りのキャンドルが残っております。

お早めにどうぞ!!

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by morinotomosibi07 | 2007-05-09 12:08 | 次女エリのこと  

カテゴリー

不安や期待をいっぱい抱え、新しい世界に一歩踏み出された方、

送り出された方、どのようにお過ごしですか。

わが家は次女の店長えりが、おそるおそる一歩踏み出しました。

最初の登校日の朝、緊張のピークのえりさんに

このおろかな母は、えらそうに持ち物の点検。

「あんたさあ、ぞうきん2枚とか、いらんよね」

「エッまさか!いらんやろ」

「じゃ、なにかい?そうじとかせんちゅうことかい?」

「そっそうかなあ」

大学生の新学期の持ち物って、筆記道具ぐらいって。

楽でいいやね。長女は東京だったので、わたしゃ、入学式

終わって、すぐ帰ったから、知らんかったし。

なにはともあれ、どんな一日だったか、心配でした。

帰るなり、「友達できた?」

「できたよ」

「どこの国の人?」

「日本人。しかも福岡」

「ちかっ!」

でも、なんか気が合いそうって。テンション低めのマイペース。

けっこうオシャレには興味あり。オネエ系ではない。

やっぱ、カテゴリーってあるんだな。自然と分けられてるんだ。

ちょっとづつ、他のカテゴリーにも興味をしめしつつ

マイペースでやっていくでしょう。がんばれ!店長って応援してやって

下さい。

わたし、もりともママはどのカテゴリーかなと考えたけど、

どこにも入れそうにないので、今のところ、未分類でいいです。


キャンドルもいろんなカテゴリーあります。

あなたは、どんなキャンドルが好きですか?
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by morinotomosibi07 | 2007-04-03 20:01 | 次女エリのこと  

別府は国際的

次女の入学式。外はあいにくの雨。

次女もあいにくの地味な性格。

私はあいかわらずのミーハー。かと思いきや、

なんか体調悪く、テンションいまいち低い。

でも、これくらいでちょうどいいのかと、ふと思った。

式はたんたんと進んだ。儀礼的なものはほとんどないし。

この大学にしてよかった。(あんたが行くのか?)

ベトナムの民族衣装の女の子たち、きれいだった。

次女は、「アオサギ?」っていうけど、「アオザイ」だと思うのね。

何年か前、カサデロコでブルーのアオザイ見た。

買おうかどうしようか、しんけん悩んだ。たぶん、人生で一番悩んだ。

「それ着てどこ行くん?」といわれて、われにかえった。

買っとけばよかった、としんけん後悔した。たぶん人生で二番目に。

いろんな国の女の子が民族衣装着てて、美しかったなあ。

若干、コスプレチックな次女がうらやましがること。

「あなた、スチュアートでしょ?」(だ、だれ?)っていうイケメンの

金髪兄ちゃんもみっけ。

ジャネットもいた。(似た人と言え)

でも、やっぱ、こういうのって疲れるのね。

なぜかモスのなんとかシェイク食べて、急いで帰った。

朝から「友達できるかなあ」を繰り返す次女。

「イケメンをどうかひとつ」と願う母。

前途多難か。でも多くは望むまい。

異国の地からはるばる来たひとたちの力に少しでもなれればいいね。


玄関開けたら、春色キャンドル灯してあって、ほっとした。

こういう日は、ほんとキャンドルいいんですよ。

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by morinotomosibi07 | 2007-04-01 18:18 | 次女エリのこと