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放映のつづきの話&大好きなはーちゃんの登場

つ・づ・き

放映が終わったとたん、電話が。

「お久しぶり~。ちょっとー、見たわよー。けいちゃん、大きくなって…」

心なしか、涙声で電話かけてきてくれたのは、中学の時の野球部の

先輩のおかあさん。やっぱ、見ましたか。

「いやあ、背ばっか伸びてねえ」

「あんなに小さかったのにねえ。びっくりしたわあ」

「なになに。ピッチャーしてるんだって?しかもエース?」

「いや、それはそのピッチャーしかできないので。それはよくご存知のはずで」

「楽しみやわあ。応援するからね。」

「あ、ありがとうございます。」

「ところで、キャンドルのお店始めたの?」

ようやく、本題に。それみたことか。どっちの宣伝なんだ。

また、違う電話が。

「ちょっとー。お店の宣伝より、息子の宣伝の方が長いやんか。笑ったわあ。」

そう、おっしゃるとおり。えらい長かった。けいさんのコーナー。

監督喜んでくれただろうか。そういえば、もうすぐ野球部の保護者の集まりが

あるはず。保護者の方がたくさん見えるはず。どうか、だれも番組

見てませんように。

(後日、不安的中)

「見たわよー。けいちゃん、テレビ出ちゃって。もう、あらかじめ言ってよー。

あわてて、録画したんだから。」

親もしてないのに、どうもお世話になります。

「そうそう、見た見た。エースって、言ってた。こうなったら、甲子園

連れていってもらわなくっちゃ。」

無理ですっ。

そんなこんなで、無事放映も終わり、おかげさまで、「テレビ見ました~」

と言って、来店してくださるお客様が増え、シーズンということもあって

12月はあわただしく過ぎていきました。

話はもとに戻りますが、開店してからいろんな出来事やいろんな出会いが

ありました。あれは、開店して間もない頃、一人のお客様が見えました。

イベントにキャンドルを使いたいということで、

うちのチラシを作ってくださった会社の方からの紹介ということでした。

これが「はーちゃん」との出会いでした。

ここだけの話、初めてはーちゃんを見たとき、背中のあたりがゾクっとして、

なにやらただならぬものを感じたのでした。

不思議なことがいっぱいのはーちゃんは、今から思えば、そう、一体どこから

来たのか。私には、私には、ここだけの話、江戸時代から、タイムスリップ

してきたんだと思えるのです。それか、月からやってきたのかもしれない。

どっちにしても、いつも遠くを見るような目と、いつも突然現れるはーちゃんの

言い知れぬ魅力に、私はどんどん惹かれていきました。

不思議なことのひとつに…
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by morinotomosibi07 | 2007-11-30 13:29 | もりとものこと  

あなたは…

つ・づ・き

何の話のつづきなのかわからなくなるほど、お待たせしてしまいました。

そうです。ナゾの女性のお客様のお話でした。

その方が帰られてからしばらく経ったある日、一本の電話が。

あるテレビ局からでした。そろそろクリスマスシーズンなので、

その特集を組むので、ぜひお店を紹介したいということでした。

もちろん、二つ返事でOK、OK、OK牧場。(ベタなギャグやなあ)

ではさっそく取材に伺います、ということで、何日か後に「こんにちわ~」

という声にドアを開けた瞬間。「あー!!!」

「あなたは、あの時のお客様…」

もうおわかりですね。あのキャリアウーマン風の女性は、スポーツメーカーの

営業の方などではなく、テレビ局のディレクターの方だったのです。

「申し訳ありません。あの時は名乗りませんで失礼いたしました。」

あ~ビックリしたあ~。でもなんだか、すっかり打ち解けて、みんな緊張することもなく

取材に応じることができました。

長女のりさがインタビューを受けながら、お店の紹介をするなか、

やはりなぜか長男けいさんの写真の前でレポーターの方が足を

止められた。「あのーこの方は?」 あー、またそこか?

「弟です。高校野球をしてます。ピッチャーです」

そこで止めてくれー。「ええ、ええ、エースです!!」

私がディレクターだったら、「カット、カット!」と言いたかった。

「なんか、まるでハンカチ王子のようですねえ」と言いながら、

レポーターの方がポケットから水色のハンカチを出してきた。

それを見た長女は、「えっ、それって最初から仕込んでた?」

って言いながら、後は笑い転げてしまって、ようやくディレクターの方が

「はい、一回止めようか」  遅い、遅すぎる。

「私、どうしてもこの話題入れたいんですけど、お母様よろしいですか?」

「い、いや、私はいいんですけど、本人がどういうか、しかもエースって

いうのも怪しいような…」

と、そこへ「ただいまー」 なんと本人が帰ってきた。

「なんであんた、今頃…」 「今試験中で部活ねえし」

「あらー、ちょうどよかったわ。」と、ディレクター。

いやな予感。そして的中。  「あなたにもでてもらおうかしら?」

「じつはね、あのね」とディレクターの方の説明を聞いたあと、

ああ、これはきっと断るな、と思っていたら、長男、「いいっすよ」

二つ返事してやがんの。へー、あんたテレビとか出たいんだ。

そして、簡単に打ち合わせが始まった。

「まず、この写真の前で立ち止まって、長女の方にお話を

伺っていたら、そこへ本人がさっきのように、ただいま~と

帰ってくる。えー!本人?みたいなノリで、そちらに話をふりますので

どうかよろしく。じゃ、簡単にリハーサル」

「はい、わかりました」と余裕の長男。

あんたさあ、その余裕をさあ、マウンドの上でさあ、見せてもらいたい

もんだわ。 うれしそうに、ピンマイクとやらをつけてもらって、ドアの

向こうでスタンバッてる長男に向かって、心の中でそう叫んだ。

で、結局、収録。「ハンカチ王子に似てますねえ」 「父からはぞうきん王子って

言われます」 だの、「趣味はギターと読書です。好きな作家は太宰治です」

だの、スラスラしゃべる、しゃべる。わたしゃあ、冷や汗流れる、流れる。

ディレクターの方が「一応、監督さんには、学校の名前も出ますので

放映していいかどうか、お聞きしておきます。知り合いですので」

どうか、神様、最後のお願いです。監督がNGだしてくれますように。

後日、ディレクターの方から電話で、「監督さん、快く、了解してくださいました。

どんどん、学校の宣伝して下さいっていうことでした」

マジで?宣伝しろって?その前にこの番組はお店の宣伝がメインのはず。

そして、放映された番組は…


                                    つ・づ・く

                
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by morinotomosibi07 | 2007-11-24 19:57 | もりとものこと  

つづきじゃなくて、すみません。

「もりのともしび物語」ではなく、最近のわが家のことも少し書いてみます。

あいかわらずのドタバタ、ジタバタの毎日ですが、

お店をしていたころに比べると、ずいぶんと落ちついてきて、

リビングでおもいおもいに過ごしています。でも、チョット前までここで

お店をしていたのかと思うと、おでこのあたりに、黒い線がさーっと

でてきて、ぞーっとしてしまいます。怖いもの知らずとはいえ、よく

思い切ってあんなことやれたもんだ。ちゃんとやれてたんだろうか、

いや、やれてたはずはないか。でもこんなところにたくさんの方が

足を運んでくださったかと思うと、ありがたくて、心がズキンとして

泣きそうになります。いまごろの人恋しい季節のせいもきっとあるんでしょうね。

あの頃、夢中で二つの仕事をしていて、バランス感覚の悪い私は

体も心も二つにひきさかれそうで、正直言って苦しかった。

がんばればがんばるほど、体が宙に浮いていくようで怖かった。

いま思えばそんな時、早朝の海を眺めては、不安な心をそこに預けようと

していた。大きくそびえる山々を仰いでは、深呼吸して、目を見開いていた。

いまは、そんなふうに思いつめて眺めることもなくなって、朝早くから

鼻歌まじりで、お弁当をみっつこしらえる毎日です。

まだまだあくせくと働く日々ですが、「ねえねえ、見て、海きれいねえ」

って、だれと眺めたいかなあって、ふと考えることがあって、

かわいいかわいい末っ子みーこか?超うけるコメントを言ってくれる

四女レイか?ただ黙って、うなずく三女ユリ氏か?目をうるうるさせるねこかぶりの

上手い次女えりさんか?いつか故郷に帰ってくる長女りさか?理屈っぽい

長男ケイさんか?いやいやこの子たちには、いっしょに見たい相手が

きっとみつかるはず。だから、最後にいつまでもいっしょに海を眺めていたい

のは、もちろん愛するだんなさん。だから、このごろ長生きしたいなって

思えるようになりました。大好きなこの町でいつまでも幸せに暮らしたいなって。

この一年で出会う事ができたたくさんの人が住むこの大分で

これからもいろんなことを乗り越えて生きていきたいなって。

みなさんのおかげでそう思えるようになりました。

わが家の様子というより、私の半分愚痴とのろけになってしまいました。

あしからず。
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by morinotomosibi07 | 2007-11-16 21:39 | 自分のこと  

またもや事件の予感

お待たせしました。つづきです。

そう、あれは最初から妙と言えば妙な感じだった。

ある日、長女と店番をしていると、ひとりの女のお客様がお見えになった。

スーツに身を包み、いかにもキャリアウーマンって感じの。

だんなとだんなの友達もその時店にいたもんだから、おじさまたちは、

なんか急に静かになってそわそわしだして、俄然色めきだってやがんの。

これだから、男は○○だ。(○○はそれぞれ合う言葉を考えて見てください)

「あっ、私にはおかまいなく、どうぞ会話をお続けください」

てなことを言われても、「いやいやそういうわけにはいきません」

とか言って、いつも接客は苦手だからてなことを言うくせに、

張り切って、「今日はどちらから?どうしてここをお知りになったんですか?」

やればできるじゃないか。お客様が見えたらコソコソ逃げ出さないで、

いつもそんなふうであってくれよ。おいさんよ。

「たまたまホームページを見たもんですから。前から一度来たいと思って。

ゆっくり見させていただきます。」

商品をぐるっと見られたあと、ふと、ひとつのところで足を止められた。

「あのー、この写真の方は?」  へっ?そこに反応された?

長女が「それ弟です。高校球児なんです」  「あらー、ここの高校の監督よく

存じ上げてます。野球いいですよねえ。ピッチャーされてるんですか?」

「ええ、まあ、エースです」  へっ?いつからエースに?ストライク入らんのに?

お姉ちゃん、かわいい弟ゆえ、つい言ってしまったんだな。

しかし、この発言が後になって大変なことになるとはこの時誰も思いもせずに、

しばし野球談義に花が咲いたのです。

きっと、この女性の方は、スポーツメーカーの営業かなんかのお仕事を

されてるんだと思って、帰られたあと、みんなで「そうだ。そうだ。」

ということで、話が落ちついたのですが、じつは全く違いました。

                              つ・づ・く
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by morinotomosibi07 | 2007-11-16 19:03 | もりとものこと  

また、走り出した

つ・づ・き

とんでもない提案とは……。思いついてしまったのです。

12月にイベントをやろうと。やっと開店にこぎつけて、みんな息も絶え絶え。

そこへもってきて、イベントをやるだと。提案したやつはだれだ。

私だよー。だってさ、ほら、思いついてしまったからには、やるしかないっしょ。

って、いいだしっぺがなんでそんなふうに、投げやり的な言い方なんだ?

そう、あれは、この家が完成した時に、建築士さんがお祝いにとサプライズな贈り物。

生のフルートの演奏。いやー感動したね。そのあと、巨大なお鍋でおでんパーティーも

楽しかったなあ。そのことがフッと頭をよぎっちまって。ここでお客様といっしょに

そういうことができたらいいなあと。

この提案は、猛反対にあうかと思いきや、すんなり「いいねえ」となり、

キャンドルナイトとクリスマスをかねたイベントをやろうじゃないかと

いうことになった次第です。

しかし、お客さんが来てくれないとイベントの呼びかけもむなしいわけで、

もっと宣伝しないといけないということになり、雑誌やテレビでお店を宣伝

してもらうことにした。

これは長女が果敢にアタックして、まずは雑誌の取材が来た。

この雑誌の反響はすごかった。お客さんの数がグーンと増えた。

次にテレビの取材が。ある番組は長女が一人で出演して、いい感じの映像

だった。しかし、別の番組の録画の時、予想もしない出来事が。

                               つ・づ・く
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by morinotomosibi07 | 2007-11-01 20:54 | もりとものこと