<   2008年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

 

優先順位

(あともう少しで家に帰れるぞ)と思うだけで心ウキウキなのに、

いざ帰ってみると、そこはそこで仕事が山積みなようで

意気消沈。やがて戦意高揚して、そうじ班と食事班に分かれて

「さあ、やるか!」

自分の頭のなかでは段取りがバッチリなのをいいことに、

「じゃがいもは小さめに」 「今日は床を念入りにふいて」

「家中のゴミをひとまとめに」 とか、的確な指示を出す自分に

酔いしれる。いい感じで進んでいると思いきや、

「なあなあ、聞いて!今日なクラスでな‥」とご存知超ネアカな

四女レイのまさしくKYなおしゃべりが始まる。

「あとで聞くから、とにかく手を動かせ」と言っても、

「いやあ、それでなあ、あのなあ‥」と私の指示を軽く無視して

おしゃべりは止まらない。誰も聞いてなくても気にせず、うらやましいくらいの

超ポジティブ発言はつづく。

マイペースな次女エリさんが、やたらきれいにコップを洗っている横で

私はイライラを募らせながら、ほうれん草を洗う。

立っているだけでかわいい末っ子ミーコにも、このときばかりは

「みーちゃん、どいて!」と八つ当たり。

まじめな三女ユリ氏は、さすが指示どおり床を丁寧にふいている。

私のイライラぶりは、口数が少ないのと、めんどくさそうな指示に

現れ、若干険悪ムード。

すると、KYなはずのレイのおしゃべりが、空気を変える。

いつのまにか、レイの話にあーでもない、こーでもないとみんなが

話し始め、(ああ、私はこのときを心待ちにしてたんだ)と気付く。

物事の優先順位を付けられない私は、何が大事なことかをすぐに

見失い、いつも右往左往。こまねずみのように、クルクルまわるだけ。

早く家事を終わらせて、みんなで食卓を囲んで、いろんな話をしようじゃないか、

っていうことのための段取りのはずが、単に私の好きな

やっつけ仕事を終えたときの心地よさだけに支配されることになる。

「だからお前は自己中なんだよ」ときっと言うダンナは、くやしいことに

優先順位のつけ方がうまい。(あなたにとってそれが一位なの?)

と思うくらいプロ野球の観戦が好きなダンナなんだけど、ダンナにとって

一番は家族だろうってことくらい、みんなはよく知っている。

娘たちの話に少々ついていけなくたって、みんなの行く末を一番心配して

いるのも、ダンナだってみんなは感じてる。

なもんだから、以前よりも娘たちに混じって、楽しそうに笑うことが多くなったダンナが

丸くなったと感じることや娘たちが大人になったということにもまして

自分のますますの自己中ぶりや自己満足ぶりがほとほとイヤになる。

自分の中の優先順位じゃなく、まわりの人のための優先順位が

みんなを幸せにして、自分も幸せになれるんだと、いつもながら

うまく言えないけど、そう思う。

今日も夕方はレイが提供する話題からいろんな話に発展し、

みんなの意見や考えを聞き、そこからまた明日へ向かっていく

力や勇気や希望をみんなで見つけ出せるといいなと、

これを一番にしよう、そうしよう、と思う。
 
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-30 14:56 | 自分のこと  

連帯感

「椎名林檎のCD貸して~」と三女ユリ氏にお願いして

久々に車の中で聞いてみた。お店やってた頃は、BGMにゆる~い感じの曲を

かけてたので、それはそれで癒されたんだけど、「身も心も健全ですよ~」

的なことに若干違和感を感じる私は、「椎名林檎」のちょっと病的で危険で

もの悲しくて、戦闘的な音楽に惹かれた。あの頃は現実と自分の精神状態の

あまりのギャップに、苦し紛れに聞いては、私は私でいいんだって思いながら

ほんとはわけのわからない「椎名林檎」の世界に浸っていた。

整理がつかないチリヂリの心は、ますますチリヂリになるけれど、

(泣いてみたりなんかしてみよう)と妙に素直になれる安心感が

胸いっぱいにひろがって、「私の脳のなかに麻薬物質がとめどなくとめどなく

排出されゆき~」っていう歌詞にあるとおり、不思議な不思議な林檎ワールドに

どこまでも共感した。

(今聞くとどうかな?)と思って、聞きたくなったのだけれど、

(あれっ?)って感じでズンと響かない。もはやあの頃の連帯感は消えうせ

テンポの速い曲のドラムのリズムがやけにうれしかったりして、

はしゃいでしまう。ちょっと苦手な「身も心も健全」ってやつが

私をおおってしまっているのか、それとも、健全でないことをむしろ

開き直っているのか、どちらにせよ私には連帯感をなくしてしまったことの

方が悲しかったりする。

でも、そのCDの最後の方におまけのように入ってた「イエローモンキー」

をこれまた久々に聞いたとき、かなり病的で危険なあのボーカルの

吉井さんの顔が浮かび、なつかしいとともに、おっかなびっくりだったけど

私好きだったなあ、って思い出した。

三女ユリ氏もどっちも大好きらしく、よなよな部屋で聞いてるけれど、

まさしくユリ氏には「健全」は不似合いで、そんなユリ氏に限りなく

連帯感を覚える。ほんとは身はいたって健康で、心も少々マイナス思考な

だけの健全なまっすぐなハートをちゃんと持っていたりするんだけど、

なんか痛々しかったりするのは、仲間にしようとたくらむ私の思い過ごし

なんだろうか。

職場の事務所に色つきの画用紙がいっぱい並べてあるのを発見して

はしゃいでたら、カウンセラーの人に「子供みたいですね」って言われた。

会議中も(画用紙と色鉛筆を部屋いっぱいにならべてみたらどうなるか)

という妄想が頭を離れず、うわのそら。

そういえば、ユリ氏が姉から譲り受けたという化粧パレットを最近みせてもらった

ときも、そのたくさんの色に驚いて、夢中でながめた。

という話もカウンセラーの人に言ったら、「子供の心があるんですね」

って言われた。そうそう、今の私はなんでも自分でできたりするなんて

思ったりせず、ちょっと寄り道して怖い思いをして、気がついたら

こんな歳になってましたっていうくらいの気持ちで、

家族や友人や職場の仲間の力を借りて、生きていかなくちゃと

思う。きっと新しい連帯感が私を守ってくれるから。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-28 13:55 | 自分のこと  

本日は晴天なり

心配されたお天気も回復し、晴天のもと、今日は末っ子ミーコの

大運動会。次女エリさんを伴っての観戦。いやあ、暑かった‥

でもさすがにこの季節、新緑に包まれた目の前の鶴見岳や扇山は

美しく、息も絶え絶えながら、二人して「きれい~」

幼稚園児のめじろんダンスには「かわいい~」

で、お弁当を食べる頃には、もう限界。ミーコに「疲れたやろ?もう帰ろうか」

と二人して早退をすすめた。「はあ?なに言いよんの?まだリレーも

あるんで」 と呆れるミーコに「いや、もう充分がんばったって」

「はあ?意味わからんし」とほんと意味不明な提案をしてしまうほど

暑かった‥

リレーでは第1走者から1位でバトンを受け取り、足の速そうな選手が

いならぶなか、なんとか1位で次の人につなげることができたミーコが

たくましく見えて、まぶしかった。

その競技のちょっと前、救護のテントの後ろに立ってたら、前に見覚えのある女の子。

たしか、なんかの事情で教室に入れなくなってしまった女の子。

その隣にも一人の女の子。二人で一生懸命騎馬戦の選手を応援してる。

肩を寄せ合うようにして、並んですわって、時々顔を見合わせて、

笑ってる。どんなことがあったのかわからないけど、たくさんの人と

いるのがちょっぴり怖いのかな。(その気持ち、おばちゃんわかるよ)

と後姿を眺めながら思った。「フレーフレー白組!!」と大きな声で

応援している二人に向かって、(あなたたちもフレーフレー!!)と

心のなかで応援した。

そこへ、熱射病で倒れた人が運ばれてきて、保健の先生がアタフタと

手当てを始めた。その様子を見ていた二人は、とっさに立ち上がり

それぞれ絆創膏やなんかを手にウロウロ。

心配そうに、不安そうに、倒れた人を覗きこむその顔は真剣そのもの。

(ああ、この子たちには人の苦しみがわかるんだ)

その優しさに、1位で駆け抜けたミーコも誇らしいけど、

(あなたたちも誇らしいよ)って思った。

自分のチームのために頑張る勇気も、苦しい人を助けてあげる優しさも

どっちも大事なこと、どっちも必要なこと。(みんな胸張っていいんだよ)って

ぬけるような青空に向かって大声で叫びたかった。

そして、毎日、毎日、(フレーフレー!)って旗振って応援していこうと

今日一日勇気と優しさで立派に戦った子供たちに誓った。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-25 21:55 | 末っ子ミオのこと  

へんしん!!

最近、小さな子供を目にしたり抱っこしたりする機会が多くて、

それはそれはかわいくて、その動きにハラハラしたりドキドキしたり。

今更ながら(目はどんなん?歯は生えた?)とか思いながら、

穴が開くほど顔を見つめてしまう。

抱きしめていいなら力いっぱい抱きしめて、その甘い香りで満たされたい。

前より回数は減ったけど、末っ子ミーコを抱きしめても、その香りは

いっちょまえにリンスの匂いだったり、ヘアームースの匂いだったりで

(チェッ!赤ちゃんじゃねえし)って、しぶしぶ認めざるを得ない。


GWに仕事で三井グリーンランドに行ったときのこと。

「仮面ライダーショー」をやっていて、見るハメに。

最近のえらいゴージャスなライダーさんにも驚いたけど、

歴代のライダーさんが勢ぞろいしたときは、年甲斐もなく大コーフン。

まさかこんなところでお会いできるとは。だって、一号さんは

リアルタイムで私のヒーローだった。恐ろしい悪の軍団ショッカーから

地球を守ってくれたんだもん。ショッカーは半端なく怖かった。


われにかえり、私の席の前の家族連れに目をやると、

小さな女の子を真ん中に、お父さん、お母さんが座ってた。

お父さんは女の子の小さな手をぎゅーっとにぎりしめ、

ショッカーがでてくるたびに力が入り、いっそう強くにぎりしめる。

(パパ、助けてね)といわんばかりに女の子が顔を見上げれば、

(パパが守ってあげるよ)と見つめ返す。

私も子供たちが小さい頃は、(なにもかもがこの子の命を狙ってるんだ)

と半ばマジで思ったりして、ものすごく強くなりたいって思った。

こんなイベントのときでさえ、ほんとは怖くて、思わず子供を引き寄せた。

そんな必死な思いで子育てしたことが遠い遠い昔になってしまって

もう二度とあの頃には戻れないんだと思うと、そういえば誰かに

「今は大変だけど、いつかあの頃が一番良かったって思える日が

来るよ」って言われたことを思い出し、(今がそうか)と気付いて

(なるほどあの頃が楽しかった)って、(文句なしに楽しかった)って

思えた。毎日が同じ事の繰り返しのようでも、小さなひとつひとつの

成長がほんとにうれしかった。だれにも遠慮しないで、思い切り

抱きしめてその甘い香りをいっぱいいっぱい吸うことができた日が

二度と訪れないけど、私にもあった。

(あの頃は‥あの頃は‥)と思い返すたびに、鼻の奥がツンツン痛くなって

(ヤバイヤバイ)と思うと同時に(歳だな‥)とつくづく感じて、

やたら盛り上がりを見せてる仮面ライダーショーが、一転切なく、寂しいものに

変わりつつあるなか(どうか、お子さんを大事にお育て下さい)と、

若いパパとママに心の中でつぶやいた。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-19 14:16 | 自分のこと  

ピエロ

これでも、約半世紀生きてきたから、苦しいことや辛い事は

少々あったりしたもんだから、(ああ、その気持ち痛いほどわかる)と

恋に傷付いた乙女の話に耳を傾けながら、(幸せになるんだよ)と

言い聞かせはてはみるものの、(幸せって?)とその意味を

自分に問いかける。

(自分でつかむもの)とまた言い聞かせても、いつもスルスルと

手のひらから逃げ出しそうで、おびえているのはこの私だと

受話器の向こうの乙女に言いそうになる。

出会ったころの彼女の元気いっぱいの笑顔の裏に、深い深い

悲しみがあったことを知ってから、(ああ、この子も)

そう、(ああ、この子もピエロ)って、半分笑って、半分泣いてるような

顔だったことに気付いた。

決して主役にはなれないけど、決してお腹の底から笑ってもらえなくても

ちょっと悲しくて、ちょっといじらしくて、ちょっとおもしろい、

そんな自分に納得して、誰もうらやんだり、ひがんだりしないで

(幸せになりたいの)って願いながら、今日も鏡に向かって

お化粧する。

鏡の中の無表情な顔は、疲れ果てて年取って見えるから、

ちょっと口びるの端を上げてみる。その顔はやっぱりピエロに見えて

自分でおかしくなる。(それも悪くないよ)って、花咲く乙女にはまだ

言えないけど、私は自分に言い聞かせる。

笑ってもらってナンボのピエロが私は大好き。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-17 22:08 | 自分のこと  

私の限界

今日は前々から気になってた汚れまくりのレンジフードを

朝からせっせと磨いた。そして、次女エリさんを学校に送ったあと、

別府霊園に迎い、知り合いのお墓におまいり。その後、ダンナに

頼まれた買い物やら用事を済ませようと車でウロウロ。

ひとつ買い物を終えたあたりで、なんとなくやばい感じが。

(もう一軒ぐらいはがんばらないとな‥)と気をとりなおしたのもつかのま。

(もう無理‥) お昼どき。ときたら、そう。腹ペコ。

この空腹感がどうにも我慢できない。思考停止のうえに、イライラが

つのり、機嫌も最悪。(どうか知り合いに会いませんように)と祈りながら

銀行にはたどりついた。(混んでたら私マジで死んでしまいますから)

瀕死の状態のような感じで用を済ませた。

昔からそう。お腹がすくと、無口になり、機嫌が悪くなる。

そう、あれは大好きだった人と念願のデートに。お昼近くになって

もうお腹はペコペコ。だんだん機嫌は悪くなってくる。

やっと「ご飯たべようか」の声に最後の力をふりしぼって

笑顔で「うん」 そして運ばれてきた料理が目の前にきたとたん

トイレに行きたくなり、その時だった。私は彼氏をにらみつけ

「私のやから、絶対とらんでよ!!」と言い放ち、

一目散にトイレに駆け込んだ。

戻ってきたら、彼氏はひきつった顔で座ってた。

(こんな性格だった?) その顔は明らかにそう言っていた。

でも優しいその人は、次からのデートで最初に必ず「お腹すいてない?」

と聞いてくれるようになった。

結婚する前、母はダンナに「この子は昔からお腹がすくと

機嫌が悪くなるので、そこだけは気をつけて」と注意していた。

それからお昼ご飯を済ませたあと、買い物のつづきに電器店へ。

入ったとたん、ものすごい頭痛がして目がチカチカ。

体温もぐんぐん上がってる感。(やばい、やばい)とそそくさと退散。

この電器店もいつごろからか、超苦手。決して長い時間はいられない。


いろんなことに結構耐えられるほうだと思うんだけど、この空腹感と

電器店は我慢できない。

電器店で空腹時の私を見かけた方は、近づかない方がいいと思います。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-15 21:17 | 自分のこと  

しっくりくるもの

週に2日の休みの日をいかに有効に使うか、あれやこれや考える。

ダンナは仕事、子供は学校なので、「さあ、好きなことするぞ~」と

意気込むのだけれど、最近気付いたことがある。

私、大きな片付けものが大好きってこと。

昨日は、ダンナが木工用にとずっと前から山積みにしている廃材を

きれいに整理した。まるで「さあ、どっからでもかかってこい!」と

木片たちが言っているかのようだ。

ついでに、いらなくなった物も処分して、家の裏側の小さなテラスは

物干しコーナーと木工コーナーと今度「石焼釜」を作るコーナーへと

見事に変身した。この大仕事をやり終えた後の爽快感というか、

充実感がじつは、自分にとって何よりの喜びだ。

他にも毛布を洗ったあととか、山積みの洗濯物をたたんだあととか

小さな庭の雑草をきれいに抜いたあととか、木の枝を剪定したあととか、

おふろの大掃除とか、部屋の模様変えとか、野菜をたくさん買い込んで

とりあえず冷蔵庫にゴロンといれるとか。

大仕事というと大袈裟だが、このちょっとした普段できない仕事をするのが

結構気分転換になって非常によろしい。しかし、ただ細々したことが

嫌いってことも言える。たたんだ洗濯物をきれいにしまうのは嫌い。

毛布を圧縮袋にいれてしまうのも嫌い。おふろにこびりついた温泉の

成分をちびちび取るのは嫌い。部屋のなかを細々飾るのも嫌い。

片付けたはいいが、大量に出た粗大ゴミをそそくさと処分するのは面倒くさい。

普段あわてて料理しないですむように、野菜の下ごしらえしておいて保存するとかも

あんまり気がむかない。それよりやっつけ仕事的にかたづけられるところを

獲物をねらうかのように見て回る方が好き。

そういえば以前、友達に頼まれて浄化槽の蓋の周りをきれいに

セメントで固めた。そこにかわいくビー玉まで埋めて飾った。

押入れの中板をはずして、クローゼット風の収納棚をつくった。

花壇もつくった。あのころは毎日そんなことばかりして自己満足して

やたら興奮したなあ。

逆にダンナはけっこう細かいことが好きときてるので

おのずと分担が決まってるようで、いやあ、いいコンビかなと

またもや自己満足。

それから、外国のドラマを見るのが大好き。アメリカのが多いけど

ちょっと前はコロンビアの「ベティ・愛と裏切りの秘書室」

これ、はまりました。アメリカのは前から感じてたけど、国民性なのか

映画にしてもセリフがドライすぎる。表現が単純すぎる。そう感じるのは

私だけかな。なんか見ていてしっくりこない。(ああ、ここで

もうひとこと欲しい。)とか(ああ、そんなことが言いたいんじゃない)

とか思ってしまって、いつも欲求不満。コロンビアのドラマは

違います。語る、語る。そして熱い、熱い。一人一人の人間性も

しっかり描かれていて、みんなとても魅力的。何より、とても

悲しいことでも、みんな明るく、力強く生きていこうとする姿に

共感を覚える。これも国民性かな。じつは私はこの中南米地方に

昔からなにかしら親近感があった。旅番組でその国を見たりすると

なつかしく、その国の音楽を聴くと血が騒ぐ。ダンナからは「おまえ、

顔立ちもどっか似てるぞ」と言われる。遠い遠い昔、私のご先祖さまは

あのあたりにお暮らしになっていたのだろうか。そのDNAが私に受け継がれて

いるのか。きっとそうにちがいない。だってこのしっくり感はそうそうない。

そうこうしていると子供たちもボチボチ帰ってきて、いっしょに夕飯のお買い物。

帰ってくると、子供たちはリビングで宿題。学校での出来事を話しながらするので

なかなか宿題が終わらないけど、その様子をボーっと眺めているのが

至福のとき。神様がくれた時間?なんてこと思ったりする。


こうして、私の貴重な休日は過ぎていくのだけれど、

これがしっくりくるんだから、仕方ないか。

そして私って完璧なインドア派っていうか、ひきこもり人間だなと

思う。でも今の季節、おうちの中はとっても気持ち良くて

普段バタンキュー状態で過ごす分、休日はゆっくりおうちで過ごす

のが一番なのだと納得。

さあ、来週はどこを片付けようかな。どなたか、大きな片付けものでお困りの方

いらっしゃいませんか。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-09 10:56 | 自分のこと  

シンデレラなおばさまがた

「今晩おじゃましていいですかあ?」と息子のママともからのメール。

「お渡ししたいものもあるので」

(たぶん息子の写真だな)と楽しみに到着を待ってたら

「これ、おみやげ~」といーっぱいの夏みかんとケーキ。

「肝心の写真忘れちゃったあ。あははは」と早くもテンション最高潮。

久々に会った三人のママともは、以前と変わらず超元気で

声も体も超デカイ。あまりの迫力にネアカの四女レイもタジタジ。

「あのデカイ声の人はだれ?」とダンナに聞いている。

「だれって言われてもみんなデカイぞ」

挨拶もそこそこにみんなそれぞれの部屋に逃げるようにリビングから

出て行った。時間は午後8時。しゃべるわ。しゃべるわ。

息子たちの高校での出来事がほとんどで、その話は会うたびに

しているはずなのに、次々出てくる、出てくる。十秒に一回は大爆笑。

時々、しんみり。だれかがやや驚いて「あら、もうこんな時間。」

まだ10時半。大丈夫、大丈夫。またしゃべる、しゃべる。

そして、今度はかなり驚いて「やだ~。12時過ぎてる~」

「帰らなきゃ。私シンデレラなの」とだれかが言えば、「私もそうなの」

全員が「シンデレラ、シンデレラ」と大騒ぎ。

そこから「じゃ、これいただいてから、帰りましょうか」

用意していた特大のシュークリームをすごい勢いでたいらげながらも

またしゃべる、しゃべる。で、わが家を後にしたのは魔法もとっくに

解けた午前1時とあいなりました。

息子の野球部の同じ学年のメンバーは11名。

おかあさんたちも偶然ほとんどが同じ年。出会った時から、まるで昔からの

友達のように仲良くなった私たち。そして三年間過ごすうちに

私たちもチームメイトって呼べるくらいに、楽しいことも

苦しいこともみんなでわけあって、泣いたり笑ったり。

今も息子たちがそれぞれ親元を離れ、「どうなの?寂しくないの?」

と顔を覗き会えば、抑えてた想いが噴出しそうで、ちょっと下を向きそうに

なって、「そうそう、あの試合のときさあ‥」とだれかがわざとおもしろエピソード

を披露する。そうやって、私たちは(みんな寂しいんだ)って、

ほっとしたり、元気をわけあったりして、絆を確かめる。

いつまでもいつまでも話していたかった。

ケイさんはなにも言わないけど、息子たちもそうやって今も連絡取り合ってる

とのこと。ある子は自分のおかあさんが送ってくれた夏みかんやら

おかしやらを、ケイさんに送ってくれてるらしい。

年取ったシンデレラたちを見送りながら、青春時代のように、

甘酸っぱいものがこみあげてくるのをおさえられなかった。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-08 20:52 | 友達のこと  

夢のあとさき

先々週の金曜日は洋子先生のボディコンディショニングのクラスに

体験レッスンに出かけました。久しぶりにお会いする先生は

笑顔が最高に素敵で優しい声にも癒されます。

ストレッチポールというのを使って体の歪みや緊張をとりながら

ストレッチをするわりとゆる~い感じの体操です。

生徒さんもお年を召した方もちらほらいらして、とてもなごやかな

感じのクラスです。今週は体調もいいのでまた行ってみようかな。

そして、5月からその洋子先生が新たにヒップポップのダンスの

クラスも作られました。「これおすすめよ~」ってメールが先生から届きました。

振り付けも曲も一回一回違うので、いつからでもはじめられるそうです。

年甲斐もなくこのヒップホップってやつが大好きな私は、

毎週のレッスンではないし、行きたいときに行けるっていうんで

どうにかしてレッスン受けようとウズウズしています。

しかも今、朝の連ドラがダンスを題材にした内容なので、よけいムラムラ

してしまいます。そして里親問題や子育てに関する内容なので

仕事柄とても興味深く、久々にじっくり見ようと思うドラマです。

考えれば、小さい頃からなぜか子供が大好きで将来は絶対保母さん

(今は保育士っていうのか)になろうと心に決めてた。

それが家庭の事情ってやつで断念せざるを得なくなって、普通に

会社勤めをした。もうひとつ早くお嫁さんになりたかった。

(今そんなこと思う子供はいるのか)それは実現した。

で、たくさんの子供にも恵まれ、今の職場でもたくさんの子供に囲まれ、

保母さんのような仕事をしてるといえばしてるのか。

夢は叶ったといえなくもないのか。でも、でも、欲を言えば

職業でなくていいから、ダンサーとかそんな大袈裟でなくていいから

大好きなダンス、もっとうまく踊れるようになりたかった。

って、この夢はまだ持ち続けていいんだと、洋子先生の言葉で

改めて思った次第です。(でた!自分勝手なプラス思考)

ついでにもうひとつ欲を言えば、ていうかこれも実現してると言えば

言えなくもない「これ天職かも」と思えるものが最近できました。

恥ずかしくて言えませんが、いつか形にしたいと、もっか修行中です。

そんなこんなも、次女エリさんが自分の将来の計画をはやくもあれやこれや

真剣に考え始めていることや、三女ユリ氏が大きな夢に向かって

一歩一歩ふみだしつつあることに、「エッ、まだそんな焦らんでも」

とか「まあ、まあ、いまは毎日のおもしろエピソードやちょっとした挫折に

一喜一憂してようよ」とかの考えで受け流そうとする足引っ張り的な

このおろかで能天気な母の高笑いを、逆に受け流そうとする彼女たちの

成長ぶりに圧倒されながら、「そうか、そうか、そういうことか」と

いつもながらボーっと考えてる時に浮かんできたことなんです。

人生いくつもの選択肢があって、だれしもそれをひとつひとつ

自分で選んできたかのように思うけど、あらかじめ決められている方へと、

何か大きな力が引っ張ってくれてるんじゃないかと、最近思う。

別に神様とか霊とか信じてるわけじゃないけど、もっともっと大きな力が

自分を導き、助け、ある時は苦しめ、そして喜びを与えてくれてるんじゃ

ないかと、思ったりする。大きな大きな人生の歯車にまきこまれ

そこから落っこちないように何かの力が自分を支えてくれてる。

どんなに抗っても逃げようとしても、強い力がおしとどめようとしてる。

それが運命とか宿命とかってやつで、

今、自分の人生振り返ってみて、これで良かったと思えるってことは

私もそれに従ってきて間違いなかったってことかと、

だからかろうじて次女エリさんには、「今決めなくても時期がきたら

自分の思うようになるって」と言うのが精一杯だった。


それから、かわいくて仕方ない末っ子みーこ。暇さえあればベタベタと

くっつきあってお互い子離れ親離れできない私たちですが

今月でみーこも10歳。ダンナから「いい加減ベタベタするのはやめなさい」と

きつーく言われました。その時期を逃し逃し来たようですが、いよいよその時が

きたようです。わけもなくギュッっと抱きしめたくなるのをグッと我慢して

みーこの精神世界に私以外のことがたくさんたくさん入り込めるように

頑張ろう。そうして私も最後の夢に向かって、ダンスの練習にはげもうじゃないか。

今年も立派に若葉を茂らせてくれた家のケヤキに、そう誓いました。
[PR]

by morinotomosibi07 | 2008-05-01 13:26 | 自分のこと