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紫陽花

紫陽花の花が美しい。パッとしない天気のなか、紫陽花は見事に咲き乱れ

うっとおしい気持ちを少しやわらげてくれる。

以前は、(雨の日に咲くのが果たして花か?)とやや冷たい目線を送っていた感が

あったけど、最近その美しさにしばし目を奪われる。

職場の庭のあちこちに咲いている紫陽花を切っては持ち帰り、

部屋にかざり、「またあ?」と娘たちにあきれられてる。

だって、きれいなんだもん。

民家の垣根ごしからこぼれるように咲いている紫陽花を見ると

(どうぞ)と言ってるように見えて、あやうく切って持って帰ろうと

してしまう。そしてその種類の多さにおどろく。

しらなんだ~。ていうか、(紫陽花が好き)っていうと、

(私は心変わりの早い人間です)って告白してるようで

好きだけど好きって言えずに知らんふりしてたのかも。

でも、今はもともと紫の花が大好きなこともあって、

嫌な梅雨時に綺麗に咲いてくれる紫陽花が

別にどうでもいいことだけど、(好きです)って言っておきたい。

ついでに(紫陽花)って書く、この字も大好き。

今度生まれ変わったら、名前をこの字にしてほしい。

すると、あだなは(アジちゃん)とかちょっとひねって(関アジ)とか

もっとひねって(サバちゃん)とかになるか‥。それでもいい。

名札に大きく「紫陽花」って書いて歩いてみたい。この際名字はなしで。

きっとかっこいいにちがいない。

さあ、また職場からいっぱいかっさらってくるかな。
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by morinotomosibi07 | 2008-06-30 14:52 | 自分のこと  

生まれ変わるということ

甘く見ていた風邪をこじらせ、はや二週間。

気力とリポビタンDでなんとか仕事をこなし、やっと休みに突入。

(寝るに限る)と寝ようとするものの、安らかな眠りには

とうていつけず、けだるい体をもてあましていたら

ダンナが「点滴でもしてもらったら?」

内心そうしようかなと思ったけど、なんせ病院とクスリが

大嫌いときてるから、この貴重な休みを病院で過ごすなんて

とんでもないと考え直し、(そうだ!あれだ!)と向かった先は

「岩陶浴」 。よくぞ思いついたと車とばした。

陶板に横たわること15分。汗がジワーっと出始め、

体の表面はポカポカ。

なのに、脊髄から両足にかけての体のコアな部分に、ゾクっとくる寒気。

ポカポカとゾクッのなんとも気持ちの悪いコラボレーションに

菌も今もがいているんだなと思って、負けるもんか!と

ひたすら耐えた。

(悪化した?)と思えるぐらいフラフラになりながら帰り着いて

しばらく横になっていると、あら、フシギ。

体がやけに軽いじゃないか。まだ鼻のあたりがスッキリしなくて

鼻声は残るものの、気分爽快。普段よりはるかに爽快。

帰ってきたダンナに言うと、「へ~。効き目あるんやなあ」

こうして二週間におよぶ風邪から解放された。


私には、向き合わなければならない自分の問題があって

いままでいろんな言い訳をしながら、目をそらしてきた。

この二週間も病気をいいことに遠ざけていたし、むしろ

このまま病気の方がいつまでもそのことに向き合わないですむのにと

祈ったりもした。だれも私を責めないでと。

だけど、誰しも責めを負って生きているのに、自分だけどうして

そこから逃げられるだろう。自分に与えられた責務に真面目に

向き合い、責任をとる。他人のことを深く思う。

そんな人間になることが今求められているということに

はじめてまともに向き合おうと思う。

いま、ほんとに変わりたいと思う。生まれ変わりたいと思う。
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by morinotomosibi07 | 2008-06-28 12:27 | 自分のこと  

プレイバック

仕方ない事だけど、梅雨はキライだ。

ザーザーとやむことなく続く雨音は、不協和音となって

耳元で増幅して、鳴り止まない音楽を我慢して聴いているよう。

先週はベランダの模様替えに触発されて、次の日は玄関まわりの

大掃除と久しぶりにガーデニング。

長い間手付かずのコンテナとけやきの根元の狭いスペースに

大好きな花をチョイスして植えた。

夏の定番「ポーチュラカ」は黄色とピンクが愛らしく、きっと

道行く人の目を誘う。「日々草」も暑い夏を元気いっぱい咲いてくれるはず。

そして(小さくてたくさんで藤色で)という私の欲求をすべて満たしてくれる

「イソトマ」は大きなコンテナの木の根元に。ちょっと上から目線で

他の花を見おろしてる。

それから一目惚れした真っ白な「フランネルフラワー・フェアリーホワイト」

やっぱり大好きな紫のブルーサルビア。

久しぶりに以前のように時間も忘れて庭仕事。

ちょっと自信を取り戻した私は、これまた久しぶりに洋子先生の

ヒップホップの教室にも顔を出し、息子や娘のような人たちと

踊った。

好きなものを大事にしたいと思えるってことは、自分に自信と余裕が

出てきたってことか。だから、すぐ我を忘れてスコップ握り締めたり

どこでも踊り出してしまう自分を内心カワイイなんて思ったりするのは

この際やめて、せっかく取り戻したものをまた失わないように、しっかり

精進しよう。いつか、憧れの「クレマチス」や「バラ」がいっぱいの

庭をめざしてがんばろう。洋子先生とまた舞台で踊れるようにがんばろう。

私に幸せをくれるいろんなものやまわりの人を、私も幸せにできるように

がんばろう。
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by morinotomosibi07 | 2008-06-20 14:43 | 自分のこと  

あなたのそば

仕事が休みの朝は、早くから体がウズウズ。

そう、大仕事が私を駆り立てる。

ベランダの南側に少しだけ日よけの板を張って欲しいのよ、と

前々からダンナにお願いしてるのに、自分のモチベーションが

あがらないもんだから、ちっとも取り掛かってくれない。

だから、板が張ってあるものと仮定して、模様替えに取り掛かった。

「おっ、やりますか?それにしてもよく動きますねえ」と出勤前のダンナ。

(見てろよ。そのうち板だって自分で張ってみせるから)と心の中で

つぶやいて睨みつけてやった。すかさずダンナは「板張るのって、

お前が考えてるほど簡単じゃないんだよ。」

(フン。私がこうやってせっせと健気に片付けてたら、きっと

かわいそうに思って、板張ってくれるさね)

「ここさあ、板じゃなくて、すだれかよしずでもいいんじゃない?」

(ほう、そうきたか。ん?それもいいか。)

ワガママでひねくれもので頑固で、そのくせ人の意見にすぐ左右される

私の性格があますところなく明らかになりつつあるなか、

模様替えは着々とすすみ、予想どおりのできばえ。

仕事に出かけていったダンナが今日は早く帰ってくればいいな、と

思いながら、あわてて溜まっていた洗濯物を干した。

お昼をすませたら、お決まりどおりの睡魔におそわれて、一眠り。

そして、目覚めて(ひとり‥)って思った瞬間、恥ずかしいけど

私はいつもおばあちゃんを思い出す。まるで赤ちゃんが目覚めたときに

誰かを呼んで泣くように。

(ごめんね、おばあちゃん、最後は傍にいてあげられなくて)と

おばあちゃんに呼びかけると、(お前は幸せかい?ダンナのそばが

お前は一番幸せなんだよ)って、おばあちゃんの声。

お葬式のときも、悲しくて顔をあげられなかった私におばあちゃんは

そう言ってくれた。

だから、ダンナが帰ってきたら、憎たらしいこと言わないで優しくして

あげようと思った。

そこから、なんの脈絡もないまま、(そうだ、ストレートパーマ)と

梅雨時になるとひどくなるクセ毛対策に液を買ってきて自分でやってみた。

そこへ、仕事を早く終えたダンナが帰ってきて、大わらわ。

(おばあちゃん、どうしよう)

「時間あるから、買い物にでも行こうか。ん?何やってんだ?」

「ク、ク、クセ毛直し」

かくしてスッピンで、ダンナが買い物があるっていうんでホームセンターへ

出かけ、私はそこでハーブを買い足していそいそと鉢に植え、

ベランダの模様替えが完成とあいなった。

「お茶入れるね」といつもより甘いトーンの声が出たので、

(おばあちゃんのお陰だ)と感謝して、ハーブをながめながら

午後のティータイム。もっぱら水遣りはダンナがしてくれるので

その極意とやらを拝聴しながら、(おばあちゃん、これが幸せよね)

と秋のように澄み渡った空を見上げた。

(それでいいんだよ)って、おばあちゃんの声が聞こえた。
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by morinotomosibi07 | 2008-06-12 23:21 | 自分のこと  

まさにオヤジ。

昔からダンナはイビキがひどく、以前は

(あら、なにかの病気かしら?)なんて心配で眠れなかったけれど、

今では、(いっそ息の根を止めてやろうか!)ぐらいの勢いで頭にきて

眠れやしない。

ある日もイビキがひどかったので、「あのさあ、昨日の夜はさあ、イビキ

うるさかったよ。イビキっていう概念がくつがえされるほどでさあ、

あれはもう轟音やわ。まったく‥」と私が言うと、「いやあ、ごめん、ごめん。

疲れてたんやろうなあ」とダンナ。

「でもさ、おまえも時々イビキかいてるよ!」 「???」

「女もイビキかくんやなあ。オレちょっとびっくりした。おまえも疲れてるんやな。」

「うそつけ!」  

ほんとらしい。ダンナいわく最近どうやら私はイビキをかくらしい。

そしてさらに、「おまえさあ、昨日はさあ、鼻息が荒くてさあ、

ずーっと息吐いてるんやけど、ほとんど息吸わんのや。オレ心配になってさあ、

ずっと聞いてたんや」  

まさにショッキング~。やっぱオヤジに近づいてる‥。

オヤジといえば、子煩悩だった私の父は、仕事を定時に終えると

まっすぐに帰ってきて、必ず夕飯をいっしょに食べていた。

子供たちに囲まれて晩酌をするのがほんとに楽しそうだった。

でもたまに、つきあいで飲みに出かけていい調子で帰ってきた日には

決まって子供たちの名前を用もないのに「おーい、○○!」と連呼していた。

そして母に「うるさい!!もう寝てるやろ!!」と言われていた。

その二人の掛け合いはまるで漫才のようで、それは夜遅くまで続いていた。

最近、私も酔っ払ってはいないけど、ごろんと横になったら

「おーい、みーこ!!」と用もないのに呼んでいる。

みーこが用がないとわかると返事しなくなっても、「おい、みーこ。何してるんだ」

とまるで酔っ払いのようにみーこにからんだりしている。

そのうち「みーこ先生、ちょっと来て下さい」と媚を売るようになって

それに釣られてやってきたみーこを羽交い絞めにしては喜んでる自分が

ほんとにオヤジっぽくていやになる。

昔、父が子供の名前を連呼していた時、私の妹は驚くことにその数を数えていた。

翌朝、「なあなあ、お姉ちゃん。昨日の夜、パパが名前呼んでたやろ。

あれな、私の名前が一番多かった。」と得意そうに話していたのを私は

はっきり覚えている。そして、妹が父の愛情を独り占めしているようで

くやしかった。ある夜私も数えてみようと思ったけど、母のどなり声が怖くて

途中から耳をふさいでしまった。(妹はきっと明日もまた自分の方が多かった、

って言うだろうな)って思いながら。

私もまた、小さい末っ子みーこの名前ばかり呼んでしまって、

四女レイに「なんでみーこばっかり呼びよんのかい。この親バカが!」

と言われてしまっている。

夕飯を終えた父が「さあ、川に行って魚見ようか」と毎晩のように

夕涼みに連れていってくれたように、私もこのところ子供たちと近くの川に

ホタルを見に出かけている。仕事の疲れも癒されてほっとするひととき。

きっと父もこんな気持ちだったのだろうと、遠くに住む父に向かって

心の中で手を振った。

オヤジちっくになってしまうのはイヤだけど、まさか父の気持ちが

わかるようになるとは‥。まっ歳を取るのもいいもんか。

でも、せめて、加齢臭にだけは気をつけようっと。
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by morinotomosibi07 | 2008-06-09 14:27 | 自分のこと