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エリさんはWITCH

さて、つづいて次女エリさんの近況はというと…

子どもたちがすっかり夏休みモードのなか、エリさんはまだ大学の講義中。

試験もあり、毎日ほぼ徹夜で勉学に励んでいる。

その疲れや暑さのせいで、この前炎天下でアルバイト中、軽い熱中症にかかり

ぶっ倒れたらしい。一方英語の家庭教師の方は生徒さんから教え方が上手い!

と褒められ、しかも生徒さんの成績もみんな良かったようで、こちらの方も

ますます熱が入り、毎日フル回転で活躍中。

先日、花火大会に出かけるため、自分で浴衣を着て、髪をセットして、入念に

メイクをし、「おかあさ~ん!!」とリビングにやってきた。

珍しく慌てた様子に(なんかハプニングか?)と心配したら、

「聞いて!あまりのかわいさに自分でビックリした!」

(その感性にこっちがビックリやわ。)と思ったものの

「オーオーかわいいやないか~い!」と乾杯してあげたくなった。

その後花火大会で三女ユリ氏の友達から、「ま、ま、魔女!!」と

言われたらしく、1オクターブ高い声で「魔女ってどういうことよ!!」と

憤慨していた。私は(ナイスつっこみ!!)と心の中で拍手した。

なにはともあれ、あの身も心も病弱だったエリさんがよくぞこんなに

たくましくなったもんだとつくづく思う。

忙しい合間を縫って、「なんか手伝おうか?」と言ってくれて、夕方並んで

キッチンにたっていると、ふと目に入るエリさんの真っ白なうなじが

いかにも頼りなげに見えるけど、キリっと前を向いて精一杯自分を支えている

ようにも見えて、(よかった、よかった)と私も少し肩の力が抜ける。

長女を産んでから5年後に授かったエリさんは、妊娠直後何度か危ない時が

あって、「だめな時もあるかもしれません」とお医者さんに宣告された。

思えば、子どもは一人だけと決めてた私に産む覚悟ができていなかったのも

しれない。それでも何とか産まれてきてくれたエリさんは、最初からがんばり屋さん

だったのかな。その後4人も子どもが授かったのは、エリさんが産まれてきてくれた

からだろう。

「親分」と親しみを込めて妹たちから呼ばれるエリさんは、ほんとに頼りになる

お姉さんで、能天気な母親のこともあきれながらも楽しそうに笑ってくれる。

だからこの際、妹たちもしっかりしてきたようなので、ここらで「親分」から「魔女」に

キャラ変えしてもいいと思うんだけど。

どうか無理せず、これからもがんばってね。そうそう、キツイ時は魔法使ってもいいんじゃないの?
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by morinotomosibi07 | 2008-07-30 00:30 | 次女エリのこと  

エンマ様、ごめんなさい

連日の容赦のない暑さは、わたしたちにもまして、高齢者や赤ちゃんには

さぞ厳しいはず。そのせいか、知り合いのお母様の訃報がここのところ二件

届き、お参りにでかけた。

私はお二人とも面識はないのだけれど、喪主を務めた知り合いが、覚悟の上の

お別れの時とはいえ、涙されたのを見ると、いくつになっても母は母なんだと

改めて思った。

お経は何がなんだかわからないけれど、その後のお坊さんのお説教が

いたく身に染みたのは、やはり歳をとった証拠なんだろうか。

「三途の川を渡るときにエンマ様にこう聞かれる。(あなたは人間として生きている時に

何かいいことをしましたか?)そしたらたいがいの人は(私はこういうことをした)と

色々なことを並べ立てるでしょう。するとエンマさまはこう言うでしょう。

(それはみんな人間として当たり前のことですよ)と。(自分のエゴや欲を捨てて、

誰かに無償の愛をそそぎましたか?人のために生きてきましたか?)と。

(それを振り返って反省しながら三途の川を渡って行きなさい。)」

いいお話を聞いたなあ、そんな生き方をしなくちゃ、と固く心に誓って

帰路についたものの、あまりの暑さに途中コンビニによって、自分だけアイスを

食らったのは、どこのどいつだー。
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by morinotomosibi07 | 2008-07-27 14:50 | 自分のこと  

悩める三女ユリ

四女レイは、今朝は午前6時学校集合に備え、4時には起きだして

ドタバタしながら、コンクールに出発。昨晩はもちろんテンションあがりっぱなし。

指揮をする先生のマネやサックスのソロを吹く先輩がいかに上手いか、

など力説。そのパワー少しでいいから分けてくれ。

それとは真逆の三女ユリ氏。

どこまでもマイナー思考ゆえ、いろんなことがいちいち気になり、

前に進めない。「おかあさん…」と思いつめた顔でヌーッとあらわれ、

「どしたん?」と言うと、「この髪の色いや…」

どうやら少し赤みかかった地毛が気に入らないらしい。

「いやあ、似合ってるよ。いい色やわあ。うらやましいわあ」

といつものように褒めまくる。「似合ってないし。まっくろに染めてもいい?

それにこの髪型もきらい…」

「でもアンタ髪のばすって張り切ってたやんか。」

「でもな…でも…おかあさん…ああ、どうしたらいいんやろ」

みかねたダンナが「おまえの好きにしなさい。自分で考えて好きなようにすればいい。

それが一番いい」

力なく頷いて立ち去ったユリ氏。しばらくすると何も変わった様子もなく

現れ、やや笑顔で「やっぱ染めんことにした。」

ネガティブな思考は性格もあるけど、自分の意志の弱さや人に依存する甘さや

周りに対する興味のなさなどが大きく影響するのではと思われ、ここらでちょっと

アドバイスしとかないとえらいことになるということを、少し前にダンナと確認した。

ユリ氏には大きな大きな夢があって、その夢に向かっていくには今の彼女では

あまりにひ弱で見ていてハラハラしたりイライラしたり。

人と競いあってチャンスをつかんでいく、そんな世界に身をおくことの厳しさに

果たして耐えられるだろうか。そして、そのチャンスをつかむたびに、大事な何かを

失いはしないだろうか。ボロボロに傷付きはしないだろうか。

こちらもつられて、マイナーなことばかり考えてしまうけれど、「がんばりよ。

家族みんなで応援してるからね」と言うと、小さい子どものようにニーッと笑って

「うん!」と元気になるユリ氏のそんな素直なところがほんとにかわいくて、

私の背をはるかに追い越した彼女が少しだけ大きくみえる。

そしてこの子を授けてくれた人に問いかける。

(どうしてこの子とレイを足して2で割ってくれなかったのですか?)
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by morinotomosibi07 | 2008-07-26 15:03 | 三女ユリのこと  

レイのめくるめく世界

半端ない暑さですね。昔は大好きだったこの季節。目いっぱい夏を楽しんだけれど、

今はこの季節になにか希望がもてるのか?と思うほどイヤで仕方ない。

そんななか、子どもたちの待ちに待った夏休みが始まり、あのはしゃぎぶりに

どう対処しようかと頭が痛い。

とりあえず、大好きな塚原高原にちょいとダンナとドライブに行って、英気を養ってきた。


四女レイは、吹奏楽部の活動が忙しく、この暑いなか、コンクールに向けて

連日の猛特訓が続いている。少し痩せたけれど、相変わらず超ポジティブで

むしろさらにパワーアップした感さえある。

少しゲンナリしながらの夕飯どき、家族それぞれが一日の出来事を話すなか

やっぱり一番テンション高く、熱く語るレイの話を(たかが部活…)

(たかが中1…)(今日私やダンナの身のうえに起こったことはねえ…)

などと高いところから聞けば聞くほど、フシギと元気になってくる。

どうやら彼女には自分の身の回りに起こる全てのことが、フシギで仕方なく、

彼女の好奇心を最大限にくすぐる出来事となって、彼女の脳裏に強烈に

焼きつくようなのだ。まさに彼女の住む世界は彼女にとって、ドラマをみているような

めくるめく世界なのだ。今でさえこんな強烈で鮮明な世界に住んでいる彼女の身に

これから起こるであろういろんなことを想像すると、私はその出来事が

どうこうというより、彼女のエキサイトぶりが目に浮かび、今でも息を飲んでしまって

息を吸うのを忘れそうになる。嫌な事も辛い事も全部ドラマチックに描きあげ、

なにもかも楽しくて仕方ない彼女のめくるめく世界を、チラッとのぞくだけで

いつしかそのドラマの世界にひきづりこまれ、心が少し軽くなってることに

気付くたびに、大袈裟だけど、いつもこう思う。この子を授けてくださってありがとう。

ダンナなのか、神様になのかわからないけど、ほんとにありがとう。


さて、三女ユリ氏はここのところどうかというと…

                                  
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by morinotomosibi07 | 2008-07-19 20:19 | 四女レイのこと  

勝負の世界

言い尽くされてるだろうけど‥‥ア・ツ・イ

(もうすぐ夏かあ‥)なんてため息ついてたら、梅雨があけてしまい

いっきに夏がやってきた。(まだ心の準備が‥)と思う気持ちとウラハラに

しっかりビアガーデンには行ってきたけどね。


長男ケイさんの母校の野球部は無事初戦突破。12回延長の末のサヨナラ勝ち。

サヨナラのヒットを打ったのは、ケイさんが可愛がっていた選手。去年の試合後に

着ていたユニフォームをそのままあげてしまったというその子。

さっそくケイさんに報告したら、「うん、知ってるよ」 「あんたの一番弟子の子やろ」

とう言うと、うれしそうに笑いながら「そうそう」

去年ケイさんが一番苦しかった時に、ケイさんの球を毎日毎日受けながら

いっしょに苦しんでくれただろうその子の快心の一撃は、ケイさんの思いも

こめられてるような気がして、勝ったこともうれしいけど、なんだか心が

スーッとした。そんなこと言うと「それは関係ねえ」ってケイさんは言うだろうから

言わない事にしたけど。

スポーツはからっきしダメな私は、もっぱら見るばっかりで、特に野球とバレーの

観戦は大好きで、見ている間は自分も出来そうな気になって剛速球や

ホームランやバックアタックや弾丸サーブが打てそうな気になる。

そしてテレビの前で思いっきりジャンプしてみたりしてみる。みんなの冷ややかな

視線を浴びながら。

いま、小学校のPTAのミニバレーのお手伝いをしていて、昨晩も練習試合の

応援兼お世話に駆けつけた。案の定私にもやれそうな気がして、気がついたら

小さくだけどピョンピョンと飛び跳ねていた。

でも休憩の間にコートに入ってみて驚いた。(ネット高い‥)(相手と近い‥)

(ボール来たら怖い‥)(私には無理‥)(見てる方がいい…)

という結論に早くも達して、そそくさと選手のお茶の用意をした。

白線の外から眺める私には、そこはドラマや奇跡が生まれる感動の場所だけど

白線のなかで戦う人たちには、そこはどんな状況であれ戦場で、自分の力や

努力が問われる場所なんだなと思った。

すごいアタックを打つママやパパたちは、日頃から一生懸命練習してるんだなと

改めて(すごいなあ)と思った。

かつてマウンドの上で何回となく戦ったケイさんの気持ちや努力した日々の

ことは、私にはほんとの意味でわかるはずもなかったのに、わかったような事を

さんざん言ってきた。わかったふうの私の説教を小さい頃涙して聞いてたケイさんは

大人になってあの頃のことをどんなふうに思っているだろう。

とっくに忘れているだろうけど、許してくれてるかな。

これからも私にはなにひとつわかってあげられないだろうけど、野球から

学んだことや父親の言葉を自分の核にしてがんばっているケイさんの

ことをいつまでも白線の外から応援していこうと思う。ミーハーな母親には

それぐらいしか出来ないんだと肝に命じて。
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by morinotomosibi07 | 2008-07-12 12:51 | 長男ケイさんのこと  

巡る季節

梅雨明けを思わせるような昨日とはうって変わって、本日はどんよりとした

雨雲が空を覆うなか、いよいよ高校球児たちの熱い闘いが始まる。

憧れの甲子園への切符を闘いとるのは、果たしてどんなBOYたちか。

いまは勉強とバイトとバンド活動に忙しそうな長男ケイさんを

あの白いユニフォームの男の子たちと重ねあわせることは、もうできそうにないな、

と思っていたけれどまた巡ってきた季節を目の前にすると、鮮やかにいろんなことが蘇り、

あの子もこの子もケイさんに見えて、胸がキュンとなる。

「オレはそれどころじゃないよ」と砂漠のような街で一人闘うケイさんに

いつものように鼻で笑われるだろうけど。

勝っても負けても、いつかユニフォームを脱ぐその時は、どのBOYたちにも

訪れる。そしてまた新たな闘いに向かって走り出すBOYたち。

まるでセミが脱皮するように。そのぬけがらがいつまでもいつまでも

心に焼き付いて離れないから、時々はあのユニフォーム引っ張り出して

見てみようと思うんだけど、そうそう、あれはケイさん後輩にあげてしまった

もんねと思い出してがっかりする。

だから、次のぬけがらでも待つとしよう。壊れたギターでもボロボロの本でも

何でもいいからね、ケイさん。
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by morinotomosibi07 | 2008-07-05 11:19 | 長男ケイさんのこと  

さよなら、ミセス・ターシャ

アメリカンブルーの花がベランダや小さな庭のスペースにチラホラ

咲き始め、その隣の薄いピンクや白の日々草の可憐さが

ブルーの花をいっそう爽やかに盛り立てている。

あとは黄色や濃いピンクのポーチュラカが咲きそろえば、

暑い暑い夏がやってくる。


主を失ったあの庭はどうなるんだろう。ミセス・ターシャのあの庭は。

彼女の死をきっと世界中の人が驚き、悲しみ、そして見つめているだろう。

折りしも大分のトキハで彼女の催しが開かれている。まるで追悼展のように。

「この人の暮らし方をみてみろよ」と言って、ダンナが一冊の本をくれたのは

いつごろだっただろう。「こんな暮らしが理想だな」と二人でかわるがわる眺めた。

その暮らしぶりは理想とか憧れとかを通り越して、私にはあまりに眩しく、崇高に

思えて、見れば見るほど足元をすくわれそうな気持ちになって、いつも

途中で本を閉じた。たくさんの物を作り出すゴツゴツとしたふしくれだった

指が、何が大事かを物語っていた。

粉だらけのキャニスターもピカピカの銅のやかんも

たくさんの手編みのかごも、彼女のまわりにあるもの全てに意味があり

いつも出番を待つ子どものように見えて愛おしかった。

もし私が同じものを持ってもそんなふうに愛せないだろう。

そんな丁寧で飾りのない真面目さが眩しかった。

これほどまで文明が発達した現代において

18世紀の農家の暮らしを忠実に再現するその暮らし方には

ある程度のお金と多くの人の力を必要としただろう。でも彼女があえてそういうことに

自分の財産や命をかけることを選んだことはとても尊いことであり、

多くの人に豊かさの意味を投げかけ感動を与え、歴史や伝統を伝えようとした

その生涯は、ほんとに意味のあるかけがいのないものだったと思う。

だれかが彼女の遺志をついで、これからもあの暮らしを守り続け、伝え続けてほしい。

もうとっくに現代には生きていなかった彼女は、だからこそこれからも永遠に

生き続け、どこかで同じように暮らしているのかもしれないけれど。

心よりご冥福をお祈りします。
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by morinotomosibi07 | 2008-07-02 14:21 | 世の中のこと  

自分らしさ

今日は一日休みがとれたので、さて何をしようかと思案していたら、

知り合いがミニバイクを譲ってあげると言って持ってきてくれて

さっそく試乗。むか~しバイクで転倒したことが頭をかすめたが

おそるおそるまたがってみた。ほ~らやっぱり。

私の思い通りに動きゃしない。こいつには自分の意志つうもんが

あって、それと通じ合わないと乗りこなせないんだって。

しかも、これがミニ?って思うほど大きいときた。

せっかくのご好意を丁重にお断りして、(いや実際は「もっとかわいいの

持ってこいよ!」とわめいた)お引取りねがった。

その後、前からお願いしていた粗大ゴミを収集に来てもらって

さあ、次は?とまたもや大仕事を物色。

‥見つけた。

子ども部屋の三段ベッド。三段目を使っていた三女ユリ氏はすでに

一人部屋に移動。四女レイは高所恐怖症で二段めでは眠れない。

末っ子ミーコは二段めは平気なもののいまだ一人では眠れず

従って二人で一段目にぎゅうぎゅうになって眠っていた。

それでも最近はもう限界のようで、別のスペースに二人して

布団をしいて寝るようになった。‥てことは。

私は一目散に工具置き場に走り、電動ドライバーをにぎりしめ

ベッドの前に戻った。さあ、解体するぞ~。そしてついでに模様替え~。

キャッホー!!このベッドはダンナの手作りなので、解体するのは簡単。

何本か木ネジをはずしたところで、ドライバーが充電切れ。

で、今充電中。


自分らしさってなんだろう。私はほんとは自分が嫌いだけど、人から

そう言われるのを認めたくなくて、自分で自分を好きなふりして

人の言葉に耳を貸さなかった。個性的とか変わってるとか言われる

ことで満足して、自分の中にあるエゴイズムや意志の弱さを

隠して生きてきた。それでも生きてこれたのは、「それは間違ってるんだよ」

といつも私に教えてくれて、許してくれたダンナのおかげ。

その愛情が時には重圧になり、「私は変われない‥」と逃げる事ばかり

考えて、迷惑ばかりかけて、苦しめた。

人は人をどこまでも深く愛せるということや自分の飛躍をかけて

変われるということやそれを信じてあげるということを身をもって

示してくれたダンナの言葉に今度こそ真剣に耳を傾け、その通りに

生きていこうと思う。

そういう、人としての誠実さや真面目さや暖かさが根っこにあってこそ、

そこから生まれる本来の性格が個性として受け入れられるのだろう。

私の場合、能天気なところやいつも何かおもしろがって見せるところや

子どもっぽいところはきっと治らないだろうし、そこをおしこめて

やたら真面目ぶっても気持ちが悪い。

人としての芯の部分をいつも見失わないようにして、自分らしさも

大事にしながら生きていこう。そんな自分のことをほんとに好きって

思えるようになりたい。


さあ、充電もバッチリ。仕事にとりかかろう。
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by morinotomosibi07 | 2008-07-01 11:53 | 自分のこと