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おうちごはん

今日は、色々と用事を済ませにエリさんと街まで降りて行った。ひとつ用事を済ませたところで

腹ペコになり、一目散に「pot」さんへ。目当ては、「おうちごはん」

駐車場が満杯だったので、先にもうひとつ用事を済ませて、祈るような気持ちで再び

やってくると、ひとつだけスペースが空いてたので、滑り込むように車を止めて、それっ!!

(とりあえず何か食べさせて)と顔に書いてなかったかと思うほど、危険な空腹状態。

私はチエさんのおうちごはん、エリさんはマスターのオムライスを注文。

やってきたのは、ゴーヤの梅酢漬けや洋ナシのサラダ、キノコのクリームのかかったハンバー

グやエビとレンコンの春巻きなど。(チエさん合ってますか?)

どれも優しい味でおいしかった。ハンバーグはとてもジューシーだけど、クリームに負けない

くらいお肉の旨みだけがぎゅーっとつまってて、昔神戸のドイツ料理のお店で食べたハンバーグ

を思い出した。おいしかった。マスターのオムライスもとってもおいしくて、オムライス好きの

エリさんは、いつものように小さい声で「おいしい」ってつぶやきながら、食べていた。

3時ごろになると、グーグー言い出すいやしんぼのお腹が、今日は不思議とおとなしかったのは

きっとお腹も心もいっぱいに満たされたからだろう。また行こう。人もご飯も優しい「pot」に

また行こう。

その後、「リスかフェレットが飼いたい」とこのところウルサイエリさんのため、「ヒロセ」の

ペットコーナーを覗いたり、「食の蔵」でお肉などを買って帰った。

帰ってから、キッチンを少し模様変えした。少しのつもりが結構おおがかりになってしまって

今晩のメニューもまだ考えてないけど、「pot」さんで食べた雑穀ご飯をマネしよう。ちょっと栗を

入れたらどうなるかな。あと、エリさんがゴーヤが食べたいというので、これもマネして

みようっと。リビングが見えやすくなったキッチンに立つのが、いつにもまして楽しみだ。

今日もいい一日だった。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-19 18:13 | 好きなお店のこと  

ユリ氏の野望

この前から登場していたイケメンのお兄さんは、カメラマンのSさん。

三女ユリ氏のポートレイトの撮影をお願いしていた次第。ユリ氏には大いなる野望があって

その第一歩をようやく踏み出そうとしているわけで。

なにかあるといつも「おかあさん、これどうしよう…どうしたらいいと思う?」と自分の頭ではなく

他人の頭に頼るユリ氏。「なあ、親分。相談なんやけど…」と姉のエリにはもちろん、最近は妹

のレイにまで頼るもんだから、自信過剰気味のレイの思うツボにはまり、ここぞとばかりに優位

に立ったレイの餌食になっている。だから、ユリ氏が自分の頭をもっと使うようにしなくちゃと、簡

単にはユリ氏の相談には乗らないことにしようと決めた。人の意見に素直に耳を傾けるっていう

のは、いいことなんだけど、裏を返せば自分の意志が弱いってことも言えるかなと。そんな優柔

不断なユリ氏だけど、ひとつだけ、迷わないところがある。

それは人に対する態度。たとえば、いくら仲のいい友達でも、その子の言動や態度が許せない

って思ったときは、はっきりと宣言する。「人の陰口はやめようや。」とか「やるべきことは

ちゃんとやろうや」とか「約束は守ろうや」とか。そういうことを言ってるのを電話で聞いたことが

あって、(わっこいつ厳しいこと言うなあ。ぎくしゃくならんのやろうか)と心配になった。

案の定、しばらくは気まずかったり、ユリ氏が孤立したりするんだけど、時がたつと何事も

なかったかのように元に戻っている。そして、前よりお互いのことがわかった風になっていて

ただの仲良しこよしじゃない、ちょっと危なげだけどどこか深い感じでつながってるように

見える。小さい頃にレストランで隣で煙草を吸ってた女の人に「煙たいんですけど!」と言い放ち

煙草を消させたこともあった。あるときは、近所のおばさまに「まあ、ユリちゃんはかわいいの

ねえ。今度うちに泊まりにいらっしゃいな。お菓子いっぱあい用意しとくから」と言われ、

次にそのおばさまと町内の会合で顔を会わせる場所に、どうしても行くと言ってきかないユリ氏

を伴って出かけた。きっちりお泊まりの用意もしている。「今日どうしても泊まるというもんです

から…」と言うと、おばさまは顔をひきつらせて「あら、ユリちゃん本気にしてたのね。うれしいけ

ど、また今度ね」と精一杯の笑顔。そこでユリ氏はあろうことか、

「ウソなら初めから言うな!大人はウソつくんやな!わかった」 「ウ、ウソじゃないのよ。また今

度。ねっねっ」

時すでに遅し。そんな大人を許せるユリ氏ではなかった。元々人見知りで臆病なユリ氏に

とって、大好きなお菓子がしこたま食べられるからと言って、人様のお宅に泊まろうと決意する

には、並々ならぬ努力がいっただろうとは思うけど、単にお菓子に釣られたってことで、そう褒め

られたもんではないはず。でも、私はその時の小さなユリ氏を見て(正論だ)と思った。

それ以降、大人たちがいろんなところでお愛想に「まあ、ユリちゃんかわいいのねえ」と言って

も、(うそつけ!)と言いたげな目でギロリと大人を睨みつけるユリ氏だった。でも、あのおばさま

は、それから後も遠慮気味にだけど、「ユリちゃん、ユリちゃん」と声をかけてくれたので、

だんだんとユリ氏も打ち解けて、笑顔の苦手なユリ氏が不気味に微笑むようになった。

「私は一旦その人のことを嫌いにならんと友達になれんのや」と哲学的なことを言うユリ氏。

それは一見人付き合いが下手で、クールに見えるユリ氏が、ほんとは懐の深い、その深い

ところで人を受け止めようとするためかもしれないと、浅いところで人を許せない私には

今のところそこらあたりまでしか、ユリ氏を理解できていない。

小さい頃の写真やビデオには、ひとつとして笑った顔がないユリ氏。今回も笑顔の写真が

一枚もなかったけど、イケメンSさんといつのまにか心通わせ、いい写真ができたよう。

さすが、プロは違うなあ。ユリ氏もいつか何かしらのプロになってくれることを祈りつつ、

できあがった写真を何回も眺めている。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-19 11:04  

料理の向こう側

今日は食材のストックも切れ気味で、あり合わせで夕飯づくり。豚汁と厚焼き卵、きゅうりと

ハムの中華風あえもの、ごぼうと人参のミニかき揚げ。「豚汁っていうけど、豚肉入ってんの

かよ~」と文句を言いながらも、三杯目のご飯をほおばるダンナ。「これおいしい」って

エリさんが小さい声で呟くのを聞くと、なんだかいつもほっとするのはなぜだろう。

「卵焼きもっとある系?」とユリ氏。「ない系」と答えると「はいっ」って礼儀正しい返事を返す

のは、どういう意味があるのか。「私はビール系」と言わんばかりにグビグビと大好きな

ビールを飲んでると、「わっ何飲みよんのかあ!!」と、どうしてみんなしてそんな「抗議系」

の態度なの?一番好きなキリンのクラシックラガーを買ったつもりが、ただのラガーだったこと

に、それでなくとも「がっかり系」なのに。ご飯前に色々とつまみ食いをしてしまったミーコが

「私もうご飯食べたような気分やわ」といいながら、小さなお茶碗に少なめについだご飯が

かわいくて、「ちゃんと食べなさい!」って言いそびれてしまった。

私のほんとにつたない料理を毎日毎日みんなで食べながら、こうして始まるいつもの夕げ。

みんなそれぞれ今日一日色々あっただろうけど、(今日もがんばりました!)と一人前の

ような顔をして、それぞれの話に耳を傾ける姿に、(ここではそれでいい)って(そんな場所で

いい)って思った。

どんなに素晴らしい料理も、美しい料理も、(わーすごい!)って思った次の瞬間、

それがどこで、だれが、どんなふうに食べたかってことが気になって仕方ない。そこで

は、どんな話をしたのか。どんな思いで食べたのか。先に料理があるのではなく、先に食べる人

がいる。そんな料理のことを知りたい。きれいな料理の写真の向こうにあるものを知りたい。そ

れが聞きたい。それではじめて、(ごちそうだ)って納得する。最近そんなことを思う系。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-18 22:12 | 料理のこと  

置き土産

いよいよ台風接近です。

昨日はお友達が来るので、お弁当を作る時に昼食用の野菜を切ったり、ケーキを焼いたりして

いつにも増して忙しい朝だった。

近くに住むチカちゃんが手作りのババロア持参でまず登場。この前もお茶したけど、昨日は

末っ子H君がいなかったので、久々ゆっくりお互いの近況を話すことができた。

しばらくして、今回のメインゲストのYちゃんが、登場。ライフワークにお芝居をしているYちゃん

は来月また舞台があるらしく、稽古の合間をぬって、チケットを持ってきてくれた。私のつたない

料理を三人で食べながら、話題は「結婚」のことや「仕事」のこと。

チカちゃんは、まだオバサンというには若いんだけど、私達2人は、おせっかいにも

Yちゃんの行く末が気になり、ああでもない、こうでもないとしゃべりまくり。

Yちゃんはイヤな顔ひとつせず、聞いてくれて、おまけに「ご飯おししいです!!」と

言ってくれたり。どちらかと言うとボーイッシュというか、男前なYちゃんだけど、前より

またちょっと痩せて、しかも綺麗になっていて、「なんかあるのかあ?」といやらしい目で

嘗め回すように見てしまった。チカちゃんが帰った後、入れ替わるように、またもやイケメン

お兄さんの登場。この前お願いしていたものを届けにきてくれた。初対面のYちゃんだったけど、

お互いクリエイティブな仕事柄なのか、同い年だったからなのか、性格がどことなく似ているか

らなのか、感性も同じようなところがあるからなのか、話すうちにすっかり打ち解けた様子。

ダンナも帰ってきてからは、いろんな話題で盛り上がった。盛り上がるというのは、ある意味

こういうことかと思うくらい盛り上がった。こんなこと言っちゃあなんだけど、2人とも若いのに

近頃にしちゃあ、珍しく芯があって、知性があって、一本筋が通ってる。ダンナもそう言うから

間違いない。じつは2人とも、もともとはリサの知り合いだったんだけど、リサなきあとも

(死んだわけではありません。念のため)こうして訪ねてきてくれるのはほんとにうれしくて

失礼ながら、「リサの置き土産」と2人のことを命名してしまった。不器用だけど、真面目に

正直に誠実に、いろんな壁を乗り越えながら、まっすぐに自分の人生を歩いている2人に

この先どうか、いいことがたくさんありますようにと願う半面、もっともっと激しくエネルギッシュ

に自分の人生を生きて!と思ってしまうのは、無責任かな?年取った私達にはやり残してしま

ったことがあるから、と思ってしまうには、まだ早いかな?(もう一花咲かせるか)ってチラっとで

も頭をかすめたら、それでヨシとしようと、若い2人の話を楽しそうに聞いてるダンナを見て

思った。

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ビーフストロガノフとリンゴのサラダ
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by morinotomosibi07 | 2008-09-18 14:11 | 友達のこと  

リーマン問題

昨日は、ひどく疲れてしまって、夕飯づくりにいまいちテンションがあがらなかった。

それでもなんとかしようと、長いこと冷蔵庫を覗き込んだり、目を閉じてイメージトレーニング

みたいなことをしてみたり。これって、心を落ち着かせるためにいいってことの他に、脳を鍛える

のにもとってもよさげだ。それと、またもや気付いてしまった。料理の出来上がりをイメージしな

がら、(うまくいく。うまくいく。)とマインドコントロールすると、コンディションがイマイチでも

精神力でなんとかなる。(スポーツ選手がイメージトレーニングするのって、こういうことか)と

スポーツ音痴な私なりに、ちょっと理解してみた。するってえと、私にとっては、料理はスポーツ

みたいなものか。子供達が喜ぶ顔が見たいのは言うまでもないけど、私にとってのもうひとつの

喜びは、ダンナに(まいりました!)って、言わせること。だから、(負けるもんか)とやたら力が

入る。昨日の勝敗は…。「今日は勢いがないなあ」と言われてしまって、私の負け。

(チッ!連勝ストップか)

しかも、いつもはご飯のときにはテレビはつけないけれど、「リーマン」の問題が気が気じゃない

ダンナはニュースを食い入るように見つめている。子供達も「これって大変なこと?」と

興味津々。私は、「りーマン」って「サラリーマン」の略ぐらいにしか思わなかった。

安泰とはいかないけれど、今のつつましい生活がもう少し続けば、子供達を育てられるかな

と、そのぐらいしか考えてないけど、その先、子供達が一歩踏み出した社会は、どんなに

なるのだろう。この子たちの子供はどんな社会で暮らすのだろう。その子供は…。

そう考えると、今の出来事をしっかり伝えていかなければならないのかな。

「サブプライムローンって何?」としつこく聞く末っ子ミーコに、一度ちゃんと説明しなければ

と、二杯目のご飯をほおばりながら思った昨夜の夕げだった。

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豚肉の野菜ロール、ナスとピーマンの甘辛煮ホワイトソースかけ、大根と生ハムのサラダ、なし
汁物までたどりつかなかった。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-17 10:29  

不安なのは台風と食欲

台風はどこへやら?のちょっと湿っぽいけど、いわし雲まで浮かんでた今朝の空。

山の稜線もくっきりとして、道の畦には彼岸花がちらほら。近くの川岸には、コスモスが

きれいに咲いている。いよいよ秋か。そう言えば、夏場ガタッと落ちた食欲もすっかり元に戻り、

今朝なんか、ゆで卵をザクッっと切って、マヨネーズをたっぷりかけたのをのっけたトーストに

砂糖を入れたカプチーノ。これを軽くたいらげた後、少し仮眠して出かけた出勤先では、

始業前の短い時間に、差し入れのサンドイッチと「ドロリッチ」とかいう、小さなコーヒーゼリーが

入ったそれこそドロッとしたコーヒー飲料を一気に詰め込んだ。なんとも不安な秋の幕開けだ。

げっそりって感じでこの頃急激に痩せてしまったダンナも、食欲が少しづつ戻ったようで

お昼のお弁当は残すことが少なくなった。ちょっと前から大きいサイズの弁当箱に戻したので

おかずを埋めるのに四苦八苦しながらも、今日も全部食べてくれますようにと、ダンナと三女ユ

リ氏のお弁当を作った。(鶏つくねとピーマンの焼き鳥風、ハムロール、ゆでたまごの

マヨネーズ焼き、皮付きポテトフライ。)

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一週間分の野菜をまとめて買出しに行く八百屋さんは、偶然見つけたお店。とても安くて新鮮。

先週の木曜日に行ったときは、まるでスーパー並みの賑わいだった。品物もすでに売り切れ

のがあって、今日昼休みにひとっぱし行ってきた。パプリカ、ピーマン、オクラ、梨、プルーン、

牛乳。しめて1037円なり。安いと思うんだけど。ここでもさすがにレタスは高くて買えなかった。

明日は友達が遊びに来るので、これで何か料理をつくる予定。

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by morinotomosibi07 | 2008-09-16 13:47 | 料理のこと  

遅ればせながら

台風の進路が気になる。大きな被害が出ない事を祈るばかり。この台風が過ぎたら、

秋もぐっと深まるのだろうか。

お昼に仕事から帰ってみると、末っ子ミーコがクッキーづくり。遅ればせながら、関西の

ジイ、バアに敬老のお祝いに贈るそう。休みの日に暇をもてあましたミーコが時々「クッキーでも

焼こうかな?」と作るクッキーは、ちょっと甘めのホロホロとしたやわらかいクッキー。

これがなかなかどうして、結構おいしい。ダンナも「たいしたもんだ」と言うので、間違いない。

このクッキーをどうしても贈ると言うので、焼き上がりを待って、明日家族の写真を入れた

フレームといっしょに送ることにした。寄せ書きも添えて。その寄せ書きに添えられた言葉。

まずはミーコ。(長生きしてね。)等々のあとに、(チコはまだデメ犬です) チコとはうちの愛犬

チワワのことだけど、デメ犬って。ダメ犬は聞いたことあるけど。(デメ犬です)って言ったって

ジイ、バアが(ふ~ん。まだデメ犬かあ)とでも納得するのか。そして、三女ユリ氏。

(イギリス人と結婚したいです)って。寄せ書きには必ずと言っていいほど登場するこの

フレーズ。聞き飽きた感があるけど、これを読んだジイ、バアが(そうか。イギリス人なあ。

知り合いを当たってみるか)って、言うはずもない。どこにそんな知り合いがおるんかい。

私も(フィンランドにお嫁に行きたいです)って書こうと思ったけど、(いよいよ夫婦の危機か?)

と心配をかけるので、やめといた。

今日の夕飯はあっさりと和風に。シンプル炊き込みご飯、揚げなすの牛肉しぐれあんかけ、

鮭の塩焼き、モロヘイヤの味噌汁。ナスはもう秋ナスと言ってもいいのか、旨みが凝縮されて

とても美味しかった。一口食べたダンナがなにも言わないので、(口に合わないのか?)と

思ったけど、三口目くらいに、遅ればせながら、「これうまい。秋ナスは嫁に食わすなってか」と

言ったので、(ほら、ごらん。嫁は思いっきり食ってるけどね)とうれしくなった。

後からジワッと来るっていうのも、いいもんだ。到着が遅れてしまった敬老のプレゼントの

言い訳にしたとしても。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-15 20:47 | 料理のこと  

アメイジング・グレイス

近所に住むママ友のチカちゃんと久しぶりにお茶しながら、首を長くして

イケメンのお兄さんの登場を待っていたら、約束の時間どおりにカッコイイ車で

イケメン兄さんはやってきた。あるお仕事のためにお呼びしたんだけど、そのことは次の機会

に。チカちゃんと一緒にやってきた末っ子H君もはや6歳。大きくなったもんだ。

このH君の誕生の瞬間に立ち会ったので、彼の成長には他人ならざるものがある。

じつは、チカちゃんが彼を身ごもることも、夢のお告げで聞いたのだ。

私はチカちゃんが産んだかわいい男の子を抱いて、上の子の参観日に来ている、という

ような夢を見て、そのことをチカちゃんに話した。ひと月ほどたったある日、チカちゃんが

「大当たり!大当たり!ご懐妊で~す」「きっと男の子やわ~」と2人で手を取り合った。

いよいよ臨月になって、「ダンナがおらん時に産気づいたら、よろしくね~」

「OK、OK!まかしとき」  その言葉どおり、出張のダンナさんに代わり、付き添って病院へ。

途中からチカちゃんのお母様も見えて、二人で赤ちゃんの誕生を今か今かとドキドキしながら

待った。(赤ちゃんが生まれるのを待つのってこんなに大変なんだ)と、いつも待ってて

もらってばかりだった私には、新鮮に思えた。

元気な産声が聞こえてきたときは、ほんとにうれしかった。看護婦さんが「男の子ですよ」

「やっぱり~」 夢で抱っこした赤ちゃんみたいに、色白の丸々とした男の子だった。

その時どこからか音楽が流れてきて、よく聞いてみると、それは「アメイジング・グレイス」

という賛美歌だった。偶然なのか、熱心なクリスチャンであるお母様は「あら、なんてこと」

と言って驚き、両手を組んで一生懸命感謝のお祈りをしていた。私もマネをしてお祈りした。

その子がこの夏、はや6歳になった。今日は久しぶりに色々話をして驚いた。

私が「めじろんダンスいっしょに踊ろうよ!」と言うと「そんなの知らん」と言うので

「じゃ私が教えてあげるから」と言った。すると、彼は「いや、いいです。迷惑がかかります」

「え~どういうこと~?」とチカちゃんと2人で大笑いした。聞けば彼はとても気を使う性格

らしく、「おかあさん、今忙しくなかったら、ちょっとでいいから傍におってもいい?」

って聞くそうな。私はその言葉がいじらしくて、いじらしくて、涙が出そうになった。

今晩一晩でいいから、彼ととことん語りあいたいとマジで思った。どんな言葉が聞けるのだろう。

もう一度神様に感謝したくなった今日一日だった。

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今日の夕飯。クリームシチューをう~んと厚切りに切っ食パンに詰めたやつ。(伝わりましたか?これなんて言えばいいんですか?) プチトマトとオクラのパスタ。野菜のチップとブロッコリーのサラダです。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-13 20:45 | 友達のこと  

幽体離脱

今日は私は仕事が休みだけど、ダンナは仕事、エリさんバイト、レイは部活、ミーコは

友達とピクニックやらで、お弁当4つこしらえた。

昨夜遅く、といってもたぶん日付は変わっていた頃、近所のノラネコちゃんたちがケンカなのか

愛を語り合っているのか、それはそれはやかましいこと。あまりのうるささに起き上がって

様子を見に行こうかと思案してたら、いつのまにか体がふわっと宙に浮いた感じになって

気付けば外に。「こんな時間にうっせえんだよ~」って叫ぶとものすごい数のネコちゃんたちが

出てきて、「にゃんなんだよ~てめえこそ、うるせんだよ~にゃあみんな!!」と逆ギレされて、

「はい、すんません」と私はスゴスゴと引き下がり、気付けばフトンで眠ってた。幽体離脱ってや

つですか?

それで思い出した。むか~し、一人暮らしをしてた頃、たまに仕事帰りの彼氏(今のダンナ

だけどね)が訪ねてくることがあった。ある日、(今日は遅いし、もう来ないよな)と思い、

寝ることにした。夢うつつの中、足音が聞こえてきた。(もしかして、来た?こんな時間に?)

と思いながら、起き上がろうとするけど、体も動かないし、目も開かない。

必死で起き上がったけど、目は薄くしか開かない。なんとか玄関に行くと、そこに彼氏が立って

いて、「おう」と言って私にカバンを渡そうとした。私はそれを受け取ろうとして手を伸ばしたけど、

届かない。彼氏がカバンを差し出したまま、だんだん後ろに下がっていく。私は一生懸

命手を伸ばそうとする。すると、今まで開いていなかった目がパチッと開いて、気付くと私は、

玄関で手を差し出したまま、力なく立っていた。

(夢か…) (でも私何やってんだろう) (誰も見てなくてよかった)と自分の姿がおかしく

なったけど、フトンに戻ると猛烈に寂しさがこみ上げてきて、その寂しさを振り払うように

何度も何度も寝返りをしたあの夜。あの頃携帯電話があったら、このいきさつを話して

「会いたいな」と電話してたかなって思ったけど、この私の性格じゃ、寂しくなったとも

会いたくなったとも口が裂けても言えなかったか、と思い直した。

あれから二十数年たって、会えないことの寂しさより、一緒にいても分かり合えないことの

方がずっと寂しいってことがわかった。そして最近は、わかりあえなくても、許しあうことが

大事だとわかった。全部ダンナに教えてもらったことだけど。

そんなわけで、優雅な休日の朝とは程遠い、寝不足なうえに、大急ぎでお弁当こしらえ

さらに、ミーコの友達がすでにやってきたりで、にぎやかな一日の始まりとなった。

今日は午後からイケメンのお兄さんが、とある用事でやってくることになっている。

その件についてはまた後日。

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牛肉とピーマンの甘辛煮、玉子焼き、ツナ入りポテサラ、カニかまとキュウリのレタス巻き
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by morinotomosibi07 | 2008-09-13 10:08 | ダンナのこと  

ウソ~

高校の家庭科部に所属するユリ氏。文化祭のステージ発表に向け、連日衣装づくりに

励んでいた。おとといの本番の日の朝。「ステージでこける夢見た…」と緊張の面持ちで

学校の門をくぐった。

お茶会からアタフタと体育館の方へ向かう私とエリさんの前に、校舎の階段から派手なドレス

姿の一団が現れた。「ちょっと、アレか?」「すごくね?アレ手作り?」

思い思いの衣装に身を包んだ今をときめく女子校生たち。いやあ、かわいいのなんのって。

思わず「自分で作ったの?全部?ほんとに?」と緊張でガチガチな感じの女の子たちに

質問攻めのこのKYなおばさん。そこへ、「あっおばちゃん」顔見知りの女の子。

衣装作りやメイクが得意な彼女の働きぶりはハンパじゃなかったらしい。

「ちょっと、アンタがんばったってなあ。エライわあ」とまたKYにはしゃいでしまうおばさん。

と、そこへ、階段の上の方から黒い影が。見ると深い紺色のドレスのユリ氏。

「あれか?」 「みたいやなあ」 「え~!!!」

親ばか、姉ばかかもしれないけど、いつものユリ氏じゃないその姿に正直驚いた。

「き、き、きれいやな」 「超かわいいし」 いつも冷静なエリさんも興奮気味でバシャバシャ

写真を撮っていた。

生徒たちがドヤドヤと体育館に集まりだし、場内はほぼぎっしり。

「ただいまよりファションショーを始めます」のアナウンスが流れ、こっちまで、ドキドキ。

そこへまたアナウンスが。「静かにしてください。えー、メガネを失くした生徒がいますので、

お心あたりの方は申し出てください」 (なんじゃそりゃ。このシチュエーションでどうやって

失くす?) またアナウンス。(いよいよ始まるか?) 「えー、先ほどのメガネは見つかりました

が、もうひとりメガネを失くした人がいますので、よろしくお願いします」

(いいかげんにしろよ。) 「では、いよいよ開催で~す」 (って、メガネ見つかったのか?)

そんなこんなのアクシデントでこちらも気がゆるんだところで、お待ちかねのショーが

始まった。いやあ、あれですねえ。近頃の女子校生はかわいいやね。それに細いやね。

でも悲しいかな、おばさんにはみんな同じ顔に見えてしまう。みんなテレビに出てる若い

女の子に見えてしまう。

そこへ、ユリ氏が登場。身長172センチときて、ヒールが8センチときてるので、180センチの

ど迫力。隣にはユリ氏の肩くらいのかわいい水色のドレスの女の子。ふたりの登場と同時にも

のすごい歓声。(えっなになに?すごい受けてるやん。)とちょっと鼻高々。(あのー私、あの子

のおかあさんです。私があの子を産みました)って叫びそうな自分を抑えるのに必死だった。

エリ氏も「すごいわ。すごいわ。」といつもの冷静さを完全に失っている。

観覧席の真ん中の通路を歩いてきて、一旦体育館の玄関でモデルさんたちは次の出番を待

つ。そこへユリ氏に会いに行ってみた。「あっおかあさん、親分(エリさんのこと)。どうやった?」

「…よかった」 「私こけんかった」と余裕の表情のユリ氏。隣にはあのかわいい女の子が。

「あなたもかわいいねえ」と言うとユリ氏が「あっこの人、ほらRちゃんのお兄ちゃん」

「あら、そう。Rちゃんのねえ」と言ったところで、「なに~!!!!!おにいちぁ~ん?」

「そうで。お兄ちゃん」 「おっ、おっ、男かよ~」

いやあ、驚きました。驚きすぎて、次の瞬間私はその子の胸をわしづかみにして、

「ほっほんとや」 「ちょっとおかあさん、何しよんの!」一足早く冷静さを取り戻したエリさんに

言われ、我に返った。「お久しぶりです」とさすがに女の子の声にしては低すぎる声で

彼女がいや彼が挨拶してくれた。

「そこらへんの女よりよっぽど綺麗やな」と大きな声でエリさんが言うと、回りにいた

女の子がいっせいに振り向いた。他にも明らかに女装してると思われる男子はいたけど、

彼はレベルが違う。ユリ氏が登場した時のあの大歓声は、(みんなは彼が出る事を知っていた

からか)と思ったけど、いやいやユリ氏もインパクトあった。ほんとのモデルさんみたいだった。

どんなことでも、だれかに感動を与えられるって、すごいことだと思う。

ずーっと親ばかやってきた私は、初めて気付いた気がした。何かに秀でた子供がすごいんじゃ

ない。だれかに感動や夢を与えられることがすごいんだってことを。自分で自分をすごいって

思うんじゃない。だれかにすごいねって言ってもらえることがすごいんだってことを。

だから、感動をくれたユリ氏に「あんた、すごいよ」って、初めて言った。

ユリ氏の夢が叶って、もっともっとたくさんの人に感動を与えることができるように

なればいいなと思った。長く険しい道かもしれないけれど。
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    余裕の表情のユリ氏
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    Rちゃんのお兄ちゃん。こうやって見ると肩が男らしい。
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    まるで「深キョン」のような美しい先輩と。
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by morinotomosibi07 | 2008-09-12 11:08 | 三女ユリのこと