「ほっ」と。キャンペーン

登山

9月って、こんなに慌ただしかったかあ?と思うくらい、いろんなことがあって
気付けば10月じゃないか。
ちなみに、シルバーウィークとやらのしょっぱなは、登山をした。
みたびの由布岳登山だ。今回はやりました。頂上まで一気に!といいたいところだけど、
どうにかこうにか登ったど~
仕事で子供たちと一緒だったので、弱音を吐くわけにもいかず、それがかえって
よかったのか。
今回は調理場の期待の新人、若いお姉さんと終始行動を供にした。彼女は小さい頃から
家族で登山をしてきたということで、余裕の足取り。私も肉体改造計画が功を奏してか、
なんとかついていけた。
一番きついところに差し掛かったところで、男子高校生たちのトップ集団に追いついた。
高校生たちは、どうやらしりとりをしながら、苦しさを紛らわしている模様。
S君の元気な声が聞こえてくる。「食べ物のしりとりな!」
S君何を思ったか、いきなりの「プリン!」 「はい、終わり~」
気を取り直してY君が「りんご!」と言うと、S君が「ゴリラ!」 「え~食べ物のしりとりやろ~」
すると、S君が「なあなあ、ゴリラって食べられるでなあ」と聞いてきた。
「まあね、食べられんこともないけど…」と私が言うと、「そりゃダメやろ~」といっせいに
ブーイング。
「じゃあ、ラからでいいから、S君もう一回」
そこでまたもやS君、相当考えた挙句「ラーメン!」 やってもた~
しかし、ただではへこまないS君、「の具!」と付け足しやがった。
そんなこんなで彼らのおかげで大笑いしつつ、キツイところもなんなく通過。
頂上が見えたときは、うれしかった。正直言って、途中「なんのために登るんだ?」
って思ったもの。「無理かも…」とも思った。
辿り着いた山のてっぺんからから見た景色は絶景。
本来なら「ヤッホー」と叫ぶところ、私は「人間ってすごい。不可能を可能にする」
などという言葉を叫んでいた。相変わらず、たいそうな奴だ。
お弁当は、手作りの特製爆弾おにぎりだ。朝、5時から60人分作った。
これがなんともおいしかったこと。みんなもおいしそうにほおばっている。
少し休憩したら、もう下山。最初に登ったときは、下りのほうがきつかったことを思いだした。
でも、これも肉体改造のおかげか、案外スイスイと下りれた。
ただし調子に乗って、スピード上げたら、一回足を滑らせて、しりもちをついて、思いっきり
尾てい骨を岩に打ち付けた。いまだに鈍い痛みが残っている。
こういうときに歳を感じる。足を滑らせたことは理解できるが、次に何が起きるのか想像できない。
なので、何かにつかまることもできず、手をつくこともできず、子供のように両足を前に
投げ出すようにして、お尻から着地。しばし呆然とする。そして、周りから必要以上に
心配される。ただ滑って転んだだけなのに。
後ろから来た若いお兄さんと同僚の若いお姉さんが「だ、大丈夫ですか?」と言って、
手を差し伸べてくれた。あまりの恥ずかしさに「いやあ、お尻がふたつにわれちゃったあ」
と、使い古されたギャグでごまかした。
次の日は、お尻はもちろんのこと、全身が筋肉痛。でも、嬉しい痛みだ。
そして、体重がまた1キロ減。合計で8キロ減。一ヶ月2キロ減のペースは順調にいっている。
由布岳さん、ありがとう。
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# by morinotomosibi07 | 2009-10-01 16:22 | 自分のこと  

あいかわらずダンス

それなりに忙しかった日常に加え、とんでもない試みを企ててしまったので、
あわただしい毎日を送っている。今の心境を一言で表すなら
「にっちもさっちもどうにも、ブルドッグ!!わおー」 なんのこっちゃ。わかりにくいわ。
簡単に「発表会出まあ~す!」と言ってはみたものの、振り付けはもちろんのこと、
衣装やらなんやらを大急ぎで調達しなくてはならなかったりで、てんやわんや。
幸い、娘たちの私服で衣装になりそうなものがあったので、拝借。
「貸すのはいいけど、おかあさん入るん?」
これが入ったんだな。これも神様の思し召しか。肉体改造計画のおかげか。
やっぱ人間努力やな。
そんでもって、火曜日にはパンフの撮影のため、仕事を終えてから、
大急ぎでスタジオへ向かった。
「メイクもそれなりにしてきてね~」とのことだったが、時間がなくて
とりあえず、つけまつげをつけたものの、あとはスタジオですればいいやと
とにかく車を飛ばした。この時点ですでに発表会に出ると言ってしまったことの
後悔の念がフツフツと湧き出てきた。それを振り払うかのように、ダンスの曲を
ボリュウムいっぱいに上げて聞いた。
スタジオのドアを開けると、すでに生徒のみんなが熱心にメイク中。
さっ私も!と思っていたら、先生が「あら~着いたあ?じゃ撮りましょう」
「って先生、私まだメイクが途中で…」
「いいえ、大丈夫よ。そのままで充分美しいわあ。はい、時間ないから急いで着替えて」
ちょっぴり、うれしかった。そのままで美しいとか。えへっ。
ウキウキで鏡を見たら…う、う、うそやろ~
左のつけまつげ半分とれかかってるやん。押さえてみたけど…すでに接着剤かわいてるし。
その上にごまかすためにシャドーを入れてみた。
「まだ~?」 先生の声が飛ぶ。「は~い。今行きまあす」
もう一度鏡を見た。うわっ。なんじゃこれ。
なんかメッチャ化粧してるみたいやん。どうみても、ニューハーフって感じやわ。
そう言えば、つけまつげ着けた時から、顔濃かったな。
それで先生、充分って言ったのか。
昔から、ちょっとメイクすると、「化粧濃ゆっ」って言われた。
確か昔、出産のための入院中にスッピンもなんだからと思って、軽く化粧したら、
母に「なに、その厚化粧は!やめなさい!」と言われた。(濃い顔に産んだのはアンタやろ)
余談だが、私の実の妹は日本的な顔立ちなので、化粧栄えがする。
その妹が出産のため入院していたときは、スッピンでいると、母から
「アンタは少し化粧くらいしなさい!」と言われていた。
話は元に戻るが、黒のスーツに黒のネクタイ、黒のハット。この衣装は
それなりにカッコイイかもしれないけど、もう一曲の方の衣装のキラキラのキャミに
フリフリミニのはどうなる?
ほんとに、ニューハーフやん。マジでへこむわ。
他の人はまだひたすらメイク中。目元にピンクのシャドーやらシルバーのキラキラ
したのやら入れてる。いいなあ。と思いながら、みんなの顔をかわるがわる眺め回した。
私は自分のメイクはあきらめて、他の人たちの撮影の様子を覗きに行ったりした。

そして、水曜日は先生がマンツーマンの特別レッスンをしてくれた。
細かいところを丁寧に教えてくれたりして、ダンスの奥深さをあらためて感じた。
表面の形だけ覚えるのではなく、なぜそういう動きをするのかという説明を聞くと
不思議と振りだけを一生懸命覚えようとしても覚えられなかったのが
その理屈で体が動くようになった。この理屈というか理論が頭に入っているのと
そうじゃないのとでは全然ダンスが違ってくるのだ。
理論と実践はどこでも両方大事だな。

ということで、日常にダンスが加わって、ストレッチや筋トレにも力が入る。
昨日の夜は股関節の柔軟に力を入れてみた。わたくし、出産経験が多いにも関わらず
股関節が異常に硬い。出産には関係ないのか。生まれつきなのかもしれない。
でも、トレーニングを続ければ必ず柔らかくなると信じて、歯を食いしばって、
足を広げてがんばっている。ダンナの不思議そうな顔や時折クスっと笑う態度にも
めげず。今に見てろ。180度開脚見せてやるからな。
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# by morinotomosibi07 | 2009-09-18 11:02 | 自分のこと  

ダンス・ダンス・ダンス

肉体改造計画ももうすぐ3ヶ月になろうとしている。ただいまのところ、体重も6キロ減。
ほぼ毎日ウォーキングとストレッチと筋トレがんばっとります。
うれしいことに、肉に埋もれていた鎖骨も姿を現した。久しぶりに見る鎖骨はやはり美しい。
なんてね。
体を動かすことがもはや快感になり、調子に乗って、またダンス教室に通い始めた。
なつかしいメンバーと再会し、また一緒に踊れることがなにより嬉しい。
なもんだから、この際調子のりついでに、11月にある発表会にも参加することにした。
なので今はダンス、ダンス、ダンスの毎日だ。
ていうか、はっきり言って、ダンスに名を借りた、リハビリというか、頭の体操というか、
ボケ予防という方が正しい気がする。
こうも、フリが頭に入らないとは驚きだし、情けない。
ひとつ覚えると、ひとつ忘れる。さっき出来たのにしばらくすると、エッ?なんだっけ?みたいな。
昔はピンク・レディーとか一晩で覚えたのになあ。
毎日、毎日同じところを繰り返し繰り返し、練習し、ようやく1曲覚えたところだ。
そして今日先生に衣装の打ち合わせのときに、「もう1曲やれそうじゃない?」とか言われてしまい、
気付けば「えっ?今からでも間に合いますか?ぜひ踊りたいです!」などという言葉が
スラスラとでてしまう自分が恐ろしかった。
だって、その曲と衣装かっこいいんだもん。こうして、いまや超ハードな日々を送っている。
以前は「ダンスってお前さあ、いい歳して恥ずかしくないか?」と言って引き気味だったダンナが
覚えが悪いことを気にする私を今では「大丈夫、大丈夫。焦るな」と励ましてくれたり、
「調子はどうだ?」とか聞いてくれたりする。その優しい言葉はうれしいけど、
まるで高齢者をいたわるかのようなまなざしはちょっと悲しい気もする。
まあ、確かにメンバーの平均年齢はかなり高い。
子供たちも練習に付き合ってくれたり、衣装のアドバイスをしてくれたりする。
が、「ほんとにこの曲踊るの?」と驚いているようだ。確かにな。
ミヒマルGTの「パンキッシュ」ときたからな。これをフリフリのミニスカート着て踊るんだからな。
正気かよ?たぶん、正気では踊れない。
でも、家族に見守られながら、こうしてダンスができることが嬉しくて、夢を見ているようだ。
本番まであと二ヶ月、がんばろうっと。
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# by morinotomosibi07 | 2009-09-09 22:19 | 自分のこと  

南極料理人

「ごはんにしよう。」~映画「南極料理人」のレシピ~  という本を読んだ。
映画の話はチラホラでてくるが、要するに映画の中で隊員の人たちが食べた
料理のレシピ本だ。
映画「かもめ食堂」のフードスタイリングもされた方の手による本。
表紙には、氷上で遊ぶ隊員のたちの様子の上にオーバーラップして
デ~ンと「おにぎり」の写真がある。「かもめ食堂」でも「おにぎり」がでてきた。
この映画はまだ観ていないが、氷に閉ざされた世界の中で、数少ない楽しみのひとつは
食べることなんだろう。
いろんなものを食べたいと思うだろうが、そこはやっぱ、「おにぎり」だろう。
裏表紙には「豚汁」の写真。あ~それもいい。
身も心も凍る極寒の中での作業を終えて、ペコペコのお腹で食堂に入ったとき
おにぎりと豚汁があったら、言うことないでしょ。
遠く離れた日本が無性に恋しくなったりする。
「おにぎり」は日本人のソウルフードなのかもしれない。

そして、「究極の晩ごはん」と命名されたある日のメニューとは…
レンコンの金平、いかのうにあえ、春菊とたけのこの酢みそ和え、ミニトマトときゅうりの
マリネ、刺身、天ぷら、角煮、ぶりの照り焼き、あさりの味噌汁

豪華といえば豪華な献立だが、けっこう普段食べているものばかりだ。
これらを料理人「西村」さんが、食に対して、無頓着になっている隊員たちのために
大皿ではなく小鉢に一品づつ、きれいに盛りつける。
テーブルに所狭しと並んだ料理は、白一色の外の世界から戻ってきた隊員たちの目には
どれほど鮮やかだっただろう。私はそういうことを連想しながら、このページの料理を
眺めていた。なんとも美しい色だ。その香りにもきっと疲れを忘れて、
食欲をそそれらたことだろう。
食べることや作ることをおろそかにしてはいけないな、とあらためて思った。
食べてくれる人がいる、作ってくれる人がいる。なんて幸せなことだろう。
感謝。感謝。
それから、食材を作ってくれている農家の人や獲ってきてくれる漁師さんたちにも。
感謝。感謝。

それから、それから。
料理人の西村さん。「南極料理人」とPCで打ったら、最初「難局料理人」と出ました。
まさにそういう感じだったのでしょうね。ご苦労様です。
隊員の皆様。どんなお仕事されてるのかほんとのとこよく知らないのですが、大変なことだけは
わかります。どうもご苦労さまです。
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-28 17:00 | 世の中のこと  

コンサートの夜

昨日はかねてから楽しみにしていた「九電ふれあいコンサート みんなのクラッシック」
という催しに出かけた。
四女レイは吹奏楽部員ということもあり、招待券が学校に届いていた。おうちの方も
どうぞ!ってことで、仕事が終わってから、ちょっとオシャレして出かけた。
しかも、レイはリハーサルから見学してもOKということで、超ハイテンションで出かけた。
さらにさらに、出演者に花束を贈呈する役目もおおせつかって、これまたテンションあがりっぱなし。

九州交響楽団の演奏も素晴らしかったが、そこにフューチャーされた楽器奏者は
あのNHK連続ドラマ「瞳」のオープニングで朗々とトロンボーンを吹いていた「中川英二郎」さんだ。
ジャズが本業ということで、おなじみの「チムチムチェリー」をスイング感いっぱいにアレンジして
演奏してくれた。その長い手足は、トロンボーンを吹くために生まれてきたような感じだ。
自由自在に管をスライドさせての即興演奏は、クラッシックのコンサートながら
ジャズの醍醐味を見事に伝えてくれた。
その演奏を一番前の席に陣取り、うっとりしながら聞いていたのは、レイの友だち、カスミンだ。
彼女はブラスでトロンボーンを担当している。あまりの圧倒的な演奏に感動したのか
途中何度もハンカチで顔をぬぐっていた。
「ぼくがトロンボーンを吹き始めたきっかけは、ベニーグッドマン率いるビッグバンドの
シング・シング・シングという曲を聴いたからです。映画スイングガールズでおなじみですね。
そのトロンボーンがかっこよくって」と中川氏。

(カスミン!それってアンタも吹いたやろ!)と叫びたかった。
見ると、カスミンは手にハンカチを握り締め、固まったようにピクリともしない。
もう一杯、一杯なのだろう。

コンサートが終わったあと、ロビーに興奮さめやらぬ顔で集まったブラス部の女の子たち。
「トロンボーンの人のサインがほしい」だの「握手してもらいたい」だのと、なみだ目で
訴える。レイが「私が頼んでくる!!」と九電のスタッフのところへ。
なんだかんだと交渉の結果、最初は代表だけということだったが、あまりの熱意に
ロビーまで来てくれることに。「良かったね。カスミン!ちゃんと自己紹介するんよ。
私トロンボーン吹いてます!とか、シング・シング・シングやりました!とか」
カスミンは「うん、わかった。」と力強くうなずいた。

「きゃあああ~」 中川さんがロビーに姿を現すと、彼女たちが奇声とともにいっせいに
駆け寄った。まるでアイドルの出待ちだ。
「この中でトロンボーン担当の人は?」と中川さんが聞いてくれた。
カスミンが一点を見つめながら、まっすぐに手を挙げた。
「君名前は?」  「か・か・かすみ…」 蚊の泣くような声で答えた。
「はい?」  「か・す・み」  「あ~かすみちゃんね」
カスミンがサインしてもらおうと差し出したのは、なんと中学校指定のあの手提げのバッグだ。
「セカバン」とかいうあのおそろいのダサいバッグだ。
(えっ?それでいいのか。持ち物検査とかで「なんだこの落書きは?」とかいって
先生に叱られないか?)と思ったが、カスミンは最初からそれにサインしてもらうつもりだったらしい。
もう自己紹介どころじゃない。そこで、レイが「わたしたち、シング・シング・シング演奏しました」
と言った。「へ~やるじゃない。演奏会とか出たりするの?」 またしてもレイが
「ハイ!この前、金賞取りました!」

彼女たちは部活生らしくみんなで「あざ~っす!!」と大きな声で挨拶して、
憧れの人の背中を見送っていた。
カスミンは、「このカバンは家宝にする!」とか「私お嫁さんになる!」とか
「子供の名前は英一にする!」とかまだまだ興奮がさめないようだった。
ほんとに良かったね。この日のことはきっと大人になっても忘れないだろうな。
レイも含めて他のメンバーたちも、本物の演奏に触れる機会を与えてもらえてほんとに
良かった。いっそう部活に励むことでしょう。ガンバレ、スイングガールズ!
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-26 18:33 | 四女レイのこと