「ほっ」と。キャンペーン

山が呼んでる

肉体改造宣言を高らかに発してから、はや二ヶ月。
今のところ体重は4キロ減となった。やるな、わたし。
テクテクと通勤途中にふと思った。これは一ヶ月2キロ減のペースだな。
このままでいくと、クリスマスのころには、さらに8キロ減ってことか。
ヨシ、いいぞ!わたし!
その先は?このまま2キロづつ減っていくとすると、どうなるん?
夢の40キロ台を通り越して、30キロ台へ。え~っ。その先は20キロ台?
小学校低学年並やん。ウソやん。

そんな妄想にかられながら、テクテク歩いている。
最近は急な坂道を登っても以前ほど息切れもしなくなった。すれ違う人に普通に
「こんにちわ!」と笑顔で言えるようになった。

でも、できれば車がビュンビュン行きかう道じゃなく、大自然の中を歩きたいものだ。
そこでハッとした。山だ。山が呼んでいるような気がする。

由布岳だ。一度目は仕事で子供たちと登った。「登る意味がわからんし。
だって、登ってもまた降りるんやろ。なんのために登るん?」とブツブツ言いながら
登ったあの山だ。でも、私の前を黙々とただひたすらに登っていく4歳の女の子の背中を見ながら
「いかん、いかん。大人として恥ずかしい」と自分を奮い立たせたあの山だ。
泣く泣く頂上まで登ったあの山だ。
二度目も仕事で子供たちと登った。私は病み上がりということもあり、最初から頂上は目指さない、
軽い気持ちの登山だ。ほんのちょびっと登って下山して、裾野の草原でねっころがりながら
仰ぎ見たあの山だ。

登ってみようかと思う。今ならきっと楽しいかも。
しかし、問題は装備だ。いや、安全面とかとう意味ではなく、いわゆる形だ。
もちろん、安全面が一番大事なのはわかっているが、
なんでも形から入りがちな私としては、そのいでたちが大いに気になるのだ。
この前もストレッチするとき用にヨガマットが欲しいと言ったら、三女ユリ氏に
「そんな無駄遣いはせん!」と言われた。まあね、古いシーツとか、バスタオルでもいいけどね。
なんかこう、意気込みみたいなものがね、欲しいときがあったりするわけよ。
いずれにしても、なにかしらの装備は整えなくては。
ダンナは絶対一緒に行ってはくれないし、子供のなかでは末っ子ミーコぐらいか。お供してくれるのは。
友だちにも「山登ろう!」とはいいにくいしな。
幸い、小さい頃、何かといえばお父様に山登りに連れていかれた、という職場の同僚がいる。
そういえば、この前の由布岳もささーっと頂上まで登っていってたな。今年の夏も最後に
九住山に登ると言っていた。
ここはひとつ、彼女に教えを乞いながら、登ってみるか。ヤッホー!!
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-24 21:01 | 自分のこと  

花火

今年の夏はことのほかアクティブだ。
昨日は、四女レイの所属する中学のブラス部が、マリンフェスタとやらにゲストで呼ばれ、
演奏するってんで、末っ子ミーコと聞きに行った。
そこでまたしても、レイは「崖の上のポニョ」を気持ちよさそうに熱唱していた。
二曲目が済んだあたりで、お孫さん連れの女性の方が
「子供が知ってる曲を演奏してくれるといいのにねえ」と話しているのが聞こえてきた。
なので、この曲が始まると、とってもうれしそうにしていた。
レイ、やるじゃないか、とちょっとホッとした。
アンコールの「テキーラ」という曲では、最後にみんなが楽器を上に上げて、
「テキーラ!!」と叫ぶ。これがなんともかわいいのだ。
彼女たちの演奏はいつ見てもいつ聞いても、パワーいっぱいで、元気をもらえる。
10月には「いいちこ」で演奏会があるので、お暇な方はぜひぜひ。

夜は友だちのチカちゃん一家と「城島高原パーク」へ。花火見物だ。
さすがに夜の高原はひんやりしていて、半そででは寒いくらいだ。
それでもあまりの気持ちよさに、売店で軽食を買ったついでに、思わずビールを
注文しそうになって、「お~っと、わたしゃ、車、車。あぶない、あぶない」
そういえば、この前もそんなことが。
仕事から帰ったら、ダンナが友だちと晩酌をしていて、「ちょっと悪いけど、もうちょっと
ビール買ってきてよ~」などと言うもんだから、私だってまずは一杯!と思いながらも
しぶしぶ、買いに走った。
買ったビールを助手席に置いて、チラチラ見ながら運転していると、喉はすでにカラカラだし
生唾ばかりが湧き上がってくる。それをひたすらゴクン。一刻も早く帰りたいのに、そんな時に限って、
信号につかまる。目は愛しいものを見るかのようにビールに注がれている。
そのとき、何を思ったか私の手がスルスルと伸び、ギンギンに冷えたビールの缶をつかんだ。
そして、プルトップに指をひっかけ、思い切り引っ張ろうとしたとき、信号が青に。
そこで、「うわ~」と缶を放り投げた。
何やってんだ。私。何秒間のあいだ、完全に思考が停止していたようだ。というより、
頭はビールのことでいっぱいになっていた。運転中ということがすっかり頭から抜け落ちていた。
こんなことってある?ないよね。アル中か。それとも、ついにボケはじめ?あぶない、あぶない。

話は元にもどるが、園内をブラブラしたりゲームをしたりしていると、いよいよ花火の時間に。
チカちゃんが「絶好の花火ポイントがあるからね~」と人ごみを掻き分け掻き分け、歩いていった。
「誰にも内緒よ。私が見つけたんやけんな」と言いながら、チカちゃんが案内した場所は。
昼間だと絶好のピクニック広場なのだろう。秋になると一面コスモスが咲くと言う。
しかし、夜は「もしかして、マムシが出るかも~」とチカちゃんが言うとおり、
ただの草むらだ。マムシにはちょうどいい寝床だろう。
「マジで?なっチカちゃん、みんなが見てるところでいいんじゃないのか?」と言っても
チカちゃんは「大丈夫、大丈夫。ベンチがあるから、あの上に立てばいいって」
と言って、真っ暗ななかどんどん奥へ進んでいく。携帯の画面のかすかな明かりだけが頼りだ。
「みんなこっちよ~このベンチの上に乗ってね~」とチカちゃんの指示に従って
みんなでおそるおそるベンチの場所を確認しながら、上に上がろうとしたところへ、
いきなり、一発目の花火が。ド~~~ン!!!

「ぎゃああああ~」と言って、ベンチから落ちる者あり、座り込む者あり、呆然と立ちすくむ者あり。
そこへ、次々と打ちあがる花火。「ぎゃあああ~」の悲鳴。これじゃマムシも逃げ出すわな。
「それにしても、ち、ち、ちかい…」
そう、花火との距離があまりに近すぎるのだ。
「ママ~なんか落ちてくる~」とは、チカちゃんの娘、メイメイの声だ。
たしかに、なんかパラパラと頭上に落ちてくる。
悪ガキ街道まっしぐらの息子のハヤ君もこのときばかりはやけに大人しい。

蝶やハートの形をした見事な花火が次々と夜空に浮かび上がり、なんとも美しい。
しかし、依然として花火との距離はものすごい近い。だってずっとパラパラとなんか落ちてくるもん。
頭上の花火を見るというより、花火の中にいる、という方が正確だろうか。
最後の連発では、それまでをはるかにうわまわる絶叫を発しつつ、なんとか無事花火鑑賞を終えた。
「最後は私たち攻撃されてるみたいやったな。戦争ってこわいね。花火でよかったね。」とは
チカちゃんの感想。まったくそのとおりだ。
でも、楽しかったので、来年も誘ってね。
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-23 21:31 | 家族みんなのこと  

ラクテンチVol.2

「ラクテンチ」のつづきです。

そろそろプールにも飽き始めた子供たち。次の獲物は、もちろん園内の乗り物だ。
とくとく乗り物券を各自購入している。
自分たちで窓口で購入したのだが、「とくとく乗り物券ください」と言った子供に続いて
「とくとくもり下さい」と言った子がいた。
みんなで「とくとく乗り!!」と突っ込んだが、またしても「とくとくもり!」と言っていた。
また同じように突っ込んだが、係りのお姉さんは笑いながら、「とくとく乗り物券ですね」と
優しく言ってくれた。
しかし、子供たちはしつこく「とくとくもりって、丼かよ~」と結構その話題を引っ張っていた。

「はあい!みんなは乗り物思いっきり乗っておいで~わたしゃあ、ちょっくら温泉入ってくるわ」
名案とはこのことだ。プールサイドから、「ゆ」と書いたのれんがゆらゆらとはためくのが見えたのだ。
それは明らかに「ここいいよ~」と私を呼んでいた。
あそこで、ひとっ風呂あびて、そのあと、休憩所で寝っころがって本読もう!

「集合は二時間後にさっきのゲートね~じゃあね~」と子供たちを見送り、いざ温泉へ。
以前は確かいくらか料金がかかったはずだが、今は無料だ。
しかもリニューアルになって、二階は展望風呂、一階は露天風呂になっている。
抜群のロケーションにやや熱めのお湯。湯船は広々だし、人は少ない。言うことないやね。

温泉からあがり、外のベンチで涼んでいると、どこからか「奥さ~ん」と呼ぶ声が。
「奥さ~ん!こっちおいで~」 声の方を見ると、見知らぬおばさんが手招きしている。
「えっ私?」と自分で自分を指差すと、「そうそう、あんた、あんた。こっちこっち。」
近づいて見ると、さっき温泉でちょこっと言葉をかわしたおばさんだ。
「ここいいよ~涼しいよ~」
畳じきでテーブルが置いてある休憩所だ。おばさんはそこで娘さんとお孫さんらしき子供たちと
カキ氷を食べていた。
「まっゆっくりしていきよ。じゃね。あっそうそう、この扇風機にあたりよ。
ただし、これ、てどうなんよ、てどう。帰る時、自分で消してな。」と言って、
おばさんは立ち去っていった。

「てどう」ってもしかして「手動」のこと?しかも、おばさん、つけといてくれればいいのに、
なんで消した?と思いながら、扇風機を手動でつけて、そこで休憩することに。
取り出した本は「食堂かたつむり」
この本がおもしろかった。まだ読んでない方はぜひ。この本を読みながら、これって
映画になったらおもしろそうだ、と思っていたら、後で知ったことだがもうクランク・イン
しているらしい。ヒロインは柴咲コウ、その母役は、余貴美子。
う~ん、ピッタリだ。

本を読みながら、時々あたりを見渡すと、親子連れ、カップル、お孫さん連れ、など
いろんな方がのんびりとそぞろ歩いている。これがここのいいところだ。
どっかのテーマパークや大きな遊園地にいる人のように、ギラギラしたところがない。
大きな期待も希望も持たず、ただ現実をあるがままに受け止める。
ここに集った人々はそういった心境に違いない。
だから、私みたいな風呂上りのスッピンで、大きな扇風機の前で足を投げ出して、
おにぎりをほおばりながら、本をむさぼり読んでいるような人がいても、
誰も気にも止めないのだ。
また、「食堂かたつむり」の話に戻るが、この本の内容も、この場所で読むのに
ピッタリなのだ。なにもかもが絶妙のシチュエーションに私は久々に至福の時とやらを
満喫した。

(さっ、ちょっと早いけど集合場所に向かおう)と、扇風機を止め、立ち上がった。
途中、もう一度「ミーアキャット」に会いに行ったり、ペンギンを見たりしながら、
時間がまだあったので、もう一度木陰のベンチに座って、読書をした。
いやあ、これって、最高の遊びだ。大人の遊びと言っていいだろうか。
今でもこのときのことを思い出すと、言い知れぬ喜びがよみがえってくる。
また行こう。持っていく本をよく吟味して。

子供たちもことのほか満足気で「いい思い出ができたねえ~」と多いに盛り上がりながら
帰路についた。
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-23 14:27 | 好きなお店のこと  

ラクテンチVol1

残暑が厳しいですが、みなさんいかがお過ごしですか?

お子様をお持ちの方、夏休みもあと少しとなりました。あと少しの辛抱ですっ

我が家の行事も残すところあと二つ、三つとなった。

昨日は、末っ子ミーコとその友だち二名を連れて、プールへ行ってきた。

再三閉園の危機に見舞われている、ご存知「ラクテンチ」の中にあるプールだ。

なんかこう、郷愁みなぎる感があって、わたしは好きなんだけど、

といいながらも、実に何年ぶりだろう。

リニューアルにリニューアルを重ねたとは聞いていたが、そうたいして変わった様子は

ない。と思いきや。良くも悪くも少し変わってた。

まず、山の上の方の入場ゲートが、少し奥まったところに移動していた。

子供料金が以前より安くなっていたが、駐車料金がかかるようになっていた。

ゲートで入場チケットやら、乗り物券を買ったあとに、係りのお姉さんがおもむろに

「今日はお車でお越しですか?」と優しい笑顔で聞いてくる。

車を止めたとき、内心(ここに黙って止めてもわからんやん。ゲートで駐車券買え!とか

書いてるけどさ)と思った。

がしかし、かわいいお姉さんにあんな笑顔でスルっと聞かれたら、

「ハイ!」としか言いようがない。まさか「いーえ!」などと勢いで答えてしまって、

「えっここまで歩いて来られたんですかあ?」と少し目をウルウルさせて聞かれたら

どうしていいかわからんし。「い、い、いやー勘違いしてました。車、車で来ましたよー」

なんてしらじらしい演技をするのはあまりに恥ずかしいし。

かわいい草食系の動物たちがまずは出迎えてくれたのだが、とにかく目指すはプール。

私は入るつもりは毛頭ないけど、この獲物をさがすような目つきの子供たちを

早いとこプールに放り込まなくては。私が思わず「ミーアキャット」のところでたちどまって

「あらあら、なんてまあかわいいこと」とみとれていたら、いつもなら食いつくはずの

子供たちが「ハイハイ、おばちゃんこっちね、こっち。早く!」

獲物が近づいてきたのか、子供たちの息も相当荒くなり、ハーハー言ってる。

プールは人もそう多くはなく、木陰のテーブルもひとつゲットできたし、

さあ、どうぞ思う存分泳いでおくれ。わたしゃあ、読書三昧さ。

しかし、水に戯れる子供って、なんであんなに嬉しそうなんだろう。それにただ泳ぐだけじゃなく

みんないろんなことするよなあ。プールサイドで仲良く並んで座っていた小学生のカップル。

なんかひそひそ話している。いやあ、いい感じやわあ。と思っていたら、

いきなり、男子のほうが立ち上がって、上半身を大きく後ろに反らし始めた。

えっ?まさかのブリッジ?ここで?で、で、その体勢でそのままプールへ?

うそやろ~  あっ  やめた…  そうよなあ、それは危ないわ。

と、そこへ、今度は女子の方が立ち上がり、やっぱりブリッジ?

この子の方が上手やわ。へ~体柔らかい~  この子なら、うまいこと頭からプールに

入れるかも…  と期待してしまったが、あっ やっぱね。やめるよね。

ミーコたちは、意外と真剣にクロールで泳いだり、ウォータースライダーを普通に

滑ったりしている。うん、この子達普段から結構真面目やからなあ。

私はそうやっていろんな子供の動きを見ているのがおもしろくて、読書どころじゃなくなった。

三冊も持ってきたのに~

しかし、そこで名案が…

                                後半へつづく
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-22 09:05 | 好きなお店のこと  

おかえり、リサ

センチメンタルな気分というのがどういったものかを忘れつつある。

辛かったことや悲しかったことや、なつかしいことや幸せだったことが

次から次からあふれ出し、胸がズキズキして、鼻の奥がツンとして、

おでこのあたりが熱くなる。

あるいは、心がショボショボとしぼんで、どこからともなく吹いてきた風に

しぼんだ心が少しキュンと刺激され、気付けばツーっと涙がこぼれている。

そんな感じ?

ポジティブに切り替わった頭では、その一歩手前で思考が立ち止まる。

今目の前にある現実こそが、価値あるもので、そのために過去があったのだと

結果論のように聞こえるけど、それでいい。今がよければ。

絶望と悲しみと怒りから始まったあの別れの日から、ここまでたどりついたのだから。

二年半に及ぶ闘いから、ようやくひとつ白星つかんで、長女リサが帰ってきた。

ここはひとつ抱きあって、涙、涙の再会か、と思いきや、

「よっ!おかえり」みたいな。肩をドンっと叩いて、「ヨシ!」みたいな。

それが後ろを振り向かない証拠。それが後ろにサヨナラした証拠。

それが頑張った証拠。

そして、これからも頑張れ。あなたが見つけたその場所で、信じた人と一緒に。
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# by morinotomosibi07 | 2009-08-21 22:10 | 長女のリサのこと