My Brother
2009年 02月 21日
京都から無事帰ってきました。
そう…なんとか無事に。実は、京都の旅館で一泊目の明け方、なんと持病のめまいに襲われ、
たまたま旅館の並びにあった病院で応急処置の点滴をしてもらった。
寝不足や疲れやストレスが原因らしく、時々ひどいめまいに襲われる。
そういえば、京都へ出発する前日、荷物の点検やら、留守中の家の食事のことやら、
家族への伝言やらで、大わらわ。明朝の5時30分には家を出なければならないので、
フトンに入ったのものの、頭は冴えさえ。寝返り打つたびに、ダンナを起こしてしまって、
「お前、早く寝ろよ。それともあれか?修学旅行の前日って気分なのか?」と言われる始末。
「そっそっそんなんじゃないし。いろんなことが心配なだけやし」
早起きには慣れてるものの、とうとう一睡もしないまま、朝を迎えてしまい、
出発前からすでに体はクタクタ。
新幹線の中でも一睡もできず、朝10時からまずはお寺見物。
京都へは、それこそ小さい頃から何回となく訪れてはいるものの、「三十三間堂」へ行ったのは
今回が初めて。いやあ、圧巻、圧巻。1001体の金色の千手観音が居並ぶ様には、言葉を失う。
その観音様を守るように前に立ち並ぶ28体の仏像は、いまにも動き出しそうなほど、迫真的かつ写実的だ。
日ごろから私は、右肩の凝りがひどく、いつも重苦しいのだが、一体一体仏像を見つめながら歩いて
いくうちに、なんだか肩がスーッと軽くなり、気持ちが和らいでいくのがわかった。
次に向かったのは、お馴染み「清水寺」。清水の舞台からの眺めは素晴らしかったけれど、
願わくば桜か紅葉の季節だとなお一層息を飲んだだろう。
そこでひいたおみくじは「凶」 これが後から思えばこの旅を暗示していたのだろうか。
その後は、「円山公園」を抜けて、「知恩院」へ。除夜の鐘で有名だが、ここの山門の雄大さは
それこそ言葉では言い尽くせない。長い長い石段を登ってたどりついた本堂で、しばしお経を聞きながら
ひとやすみ。その後は、知恩院のなかにある、児童擁護施設を訪問し、一日の予定を終えた。
そして旅館について、京料理に舌鼓を打ちながら、談笑していると、まあ、なんだな。
お酒がすすむわな。しかも後は、寝るだけとなりゃあ、こっちのもんだ。
気持ちよくお酒も進んだところで、お開きとなり、ささっとひとっ風呂あびて、(今日はぐっすり眠れそうだ!)
とフトンに入った。いつもの早起きのクセか、早朝に目覚めると、アラ、ヤダ。
天井やら、フスマやらがグルグル廻ってる。あまり二日酔いはしない性質なので、たぶん、いつものだ。
あ~あ~こんな時に。みんなが起きるのを待って、具合が悪いのを告げると、「そうとう呑んでましたよね」
「いやいや、そうじゃなくて…たぶんあの、私持病が…」
てなわけで、病院に行ったら、「今日はあまりウロウロしないほうがよろしいなあ」と言われてしまった。
「あのー、やっぱりお酒とかあんまり飲まない方がいいんですか?」とドクターに聞くと、
「いやお酒がダイレクトな原因とは言えませんなあ」 そっか。飲んじゃダメってわけではないんだ、と
胸を撫で下ろしたものの、当分は控えよう。
さて、ウロウロできないって言ったって、旅行中の身。二日目の宿は違う所だし。
と考えて、(そうだ!!) 近くに住む弟に電話して迎えにきてもらった。
心配した弟は大急ぎで駆けつけてくれて、その日は弟の家に泊めてもらうことにした。
次の日も体調が戻らないので、弟に病院に連れて行ってもらい、結局、みんなと合流したのは
帰りの新幹線ということになってしまった。
なんという京都行きになってしまったことかと、わが身がふがいないが、優しい弟や明るくてよく気の付く
お嫁さんや、かわいいかわいい姪っ子たちと会えたことがせめてもの慰めだ。
ありがとう。お世話になりました。
そう…なんとか無事に。実は、京都の旅館で一泊目の明け方、なんと持病のめまいに襲われ、
たまたま旅館の並びにあった病院で応急処置の点滴をしてもらった。
寝不足や疲れやストレスが原因らしく、時々ひどいめまいに襲われる。
そういえば、京都へ出発する前日、荷物の点検やら、留守中の家の食事のことやら、
家族への伝言やらで、大わらわ。明朝の5時30分には家を出なければならないので、
フトンに入ったのものの、頭は冴えさえ。寝返り打つたびに、ダンナを起こしてしまって、
「お前、早く寝ろよ。それともあれか?修学旅行の前日って気分なのか?」と言われる始末。
「そっそっそんなんじゃないし。いろんなことが心配なだけやし」
早起きには慣れてるものの、とうとう一睡もしないまま、朝を迎えてしまい、
出発前からすでに体はクタクタ。
新幹線の中でも一睡もできず、朝10時からまずはお寺見物。
京都へは、それこそ小さい頃から何回となく訪れてはいるものの、「三十三間堂」へ行ったのは
今回が初めて。いやあ、圧巻、圧巻。1001体の金色の千手観音が居並ぶ様には、言葉を失う。
その観音様を守るように前に立ち並ぶ28体の仏像は、いまにも動き出しそうなほど、迫真的かつ写実的だ。
日ごろから私は、右肩の凝りがひどく、いつも重苦しいのだが、一体一体仏像を見つめながら歩いて
いくうちに、なんだか肩がスーッと軽くなり、気持ちが和らいでいくのがわかった。
次に向かったのは、お馴染み「清水寺」。清水の舞台からの眺めは素晴らしかったけれど、
願わくば桜か紅葉の季節だとなお一層息を飲んだだろう。
そこでひいたおみくじは「凶」 これが後から思えばこの旅を暗示していたのだろうか。
その後は、「円山公園」を抜けて、「知恩院」へ。除夜の鐘で有名だが、ここの山門の雄大さは
それこそ言葉では言い尽くせない。長い長い石段を登ってたどりついた本堂で、しばしお経を聞きながら
ひとやすみ。その後は、知恩院のなかにある、児童擁護施設を訪問し、一日の予定を終えた。
そして旅館について、京料理に舌鼓を打ちながら、談笑していると、まあ、なんだな。
お酒がすすむわな。しかも後は、寝るだけとなりゃあ、こっちのもんだ。
気持ちよくお酒も進んだところで、お開きとなり、ささっとひとっ風呂あびて、(今日はぐっすり眠れそうだ!)
とフトンに入った。いつもの早起きのクセか、早朝に目覚めると、アラ、ヤダ。
天井やら、フスマやらがグルグル廻ってる。あまり二日酔いはしない性質なので、たぶん、いつものだ。
あ~あ~こんな時に。みんなが起きるのを待って、具合が悪いのを告げると、「そうとう呑んでましたよね」
「いやいや、そうじゃなくて…たぶんあの、私持病が…」
てなわけで、病院に行ったら、「今日はあまりウロウロしないほうがよろしいなあ」と言われてしまった。
「あのー、やっぱりお酒とかあんまり飲まない方がいいんですか?」とドクターに聞くと、
「いやお酒がダイレクトな原因とは言えませんなあ」 そっか。飲んじゃダメってわけではないんだ、と
胸を撫で下ろしたものの、当分は控えよう。
さて、ウロウロできないって言ったって、旅行中の身。二日目の宿は違う所だし。
と考えて、(そうだ!!) 近くに住む弟に電話して迎えにきてもらった。
心配した弟は大急ぎで駆けつけてくれて、その日は弟の家に泊めてもらうことにした。
次の日も体調が戻らないので、弟に病院に連れて行ってもらい、結局、みんなと合流したのは
帰りの新幹線ということになってしまった。
なんという京都行きになってしまったことかと、わが身がふがいないが、優しい弟や明るくてよく気の付く
お嫁さんや、かわいいかわいい姪っ子たちと会えたことがせめてもの慰めだ。
ありがとう。お世話になりました。
by morinotomosibi07 | 2009-02-21 15:15 | 自分のこと